応援したくなるダスキンのお姉さん | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

先月のダスキン交換日、ダスキンのMさんから行けないとのLINEが入りました。

ちょっと前に、家族がコロナ、今度は自分も含めてインフルエンザに罹ってしまったというのが理由でした。

日にちを替えてほしいと来たのですが、その日は私がダメで、結局外に出しておいて取りに来てもらったということがありました。

 

今週の月曜日、彼女からまたLINEが入ったのです。

長い文面のLINEでした。

 

makoさん、私の母が先週金曜日に亡くなりました。

2月中旬に急変して肺炎球菌が発覚して、父に会いに天国に行きました。

今週木曜日、ダスキンです。

良かったらお会いしたいですし、よろしくお願いします。

 

それが今日でした。

彼女は10時半に来ると言っていたのに、10時10分にやって来ました。

「お話をいっぱいしたいから、少し早目に来てしまいました」

 

彼女は、私の長男と同い年です。

両親とも68歳。

私よりお若い人たちです。

お父さんが亡くなられたのが、去年の8月。

エアコンが壊れたのが原因で、修理を待ち切れず熱中症で亡くなられたと言う、本当にお気の毒な話でした。

お母さんは11年前に若年性アルツハイマー型認知症に罹り、入院生活でした。

二人の子どもさんは、ご長男が高校2年生。

下の娘さんが今年小学校を卒業されます。

娘さんには軽い知的障害があります。

それでも、いつも明るく健気でポジティブで、だれもが応援したくなるダスキンのお姉さんなのです。

 

今回、お父さんが亡くなられて7カ月しか経っていないと言うのにお母さんの訃報。

気持ち的には、本当に寂しいことと思います。

お父さんの手続きがようやく終わったかと思ったら、今度はお母さんの手続き。

クタクタだと言っておりました。

彼女には、実はお兄さんがおられます。

そのお兄さんも、知的障害があって、彼女が一人で何もかもやらないといけないんだそうで、本当に大変です。

 

何もかもが彼女の細腕にかかっているのを知っていても、私なんか何もやってあげれないのですが、彼女は自分の愚痴やおしゃべりを聞いてくれるだけで救われると言ってくれるのです。

 

そんな彼女から、もう一つ衝撃的なことを告げられるのです。

 

「秋くらいに、この仕事、辞めようと思っているんです」と。

 

聞けば、彼女、目が悪いんです。

目の眼圧が高く、緑内障の一歩手前らしいんです。

去年の夏、それで手術をし2カ月お休みされました。

ところが、治ることはなく、進行しているようです。

今は視野が狭まっているようで、先日、自分が車を擦っていたのに気が付かなかったと言うのです。

ご主人が心配して、車を使う仕事はもうやめた方がいいと言ったというのです。

しかも、車のガソリンも保険も自分持ち。

天下のダスキンってそんなものなんですね。

聞いていて驚きました。

(いわゆるお客様係というのは、個人事業主に当たるんだそうです)

 

そんなこともあって、彼女とももう数回しか会えなくなりそうです。

彼女は、仕事を終えても会ってほしいと言うので、お友だちになりました。

ダスキンだけでも長いお付き合いになりました。

一生懸命頑張っている彼女を、これからも応援していきたいと思っています。