「スーパームーン」に吠える | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

連日、満月に癒されています。


ウオオオオオォォォォォォ~~~~~~~わんわん


な~んて月に向かって吠えたくなります。


今夜は姑と二人きりの夜。

夕飯食べさせて、お薬飲ませて、さっさと寝かせました。(笑)


そして、また月を眺めております。

今、雲に見え隠れしています。




テレビでは南こうせつの「神田川」が流れています。


確かにイントロ聴くだけで、青春時代を思い出させる曲ですねえ。

私は、ちょうど東京で学生してましたから、まさに青春そのもの。(笑)

しかも神田川を横目に大学に通ってましたね。


今夜は姑も夫がいないので、あまり無理難題は言ってこず、静かに

寝てくれました。


娘は検診があったので、今日は仕事を休んだ。

なので、孫のお迎えもなくなったので、ゆっくり出来た。


久しぶりに、姑のヘルパーをやってくださっていたMさんに電話して

みた。ずっと気にしていたのだが、なかなかかけれなかった。


電話の向こうでなつかしがって涙ぐんでいるのがわかった。


話したいことがたくさんあるから、そちらに遊びに行くと言った。


彼女もご主人の介護でかなり苦しまれたようだ。

わがままなご主人で、どうして別れなかったのとまで言ってしまった

こともあった。


「Mさんは,ご主人に支配されている」

と私が言ったそうな。

失礼なことを言ったものだ。

でも「その通りだった」と言われた。別れられなかったのは、やはり

一人で生きていく決心がつかなかったからだとも言われた。


ご主人を引き取って面倒見始めて1年ぐらいは病気になりそうだった

とも言われた。かなり精神が病んだとも。

面倒を見てあげていても、感謝する気持ちなどなく、言いたいこと言っ

てるのに腹が立って何度投げ出そうとしたかとも。

それでも歩けなかったご主人が、今では自転車に乗るまでになったと

言うから、Mさんはすごい人だ。


好き放題やっていた旦那さん。

愛人宅に入り浸って帰ってこなかった旦那さん。

そして病気で倒れ、車椅子生活。

そんなご主人を引き取って、介護するなんて、私から見たら「天使」

以外の何ものでもない。


救われたのはそばに娘さん一家がいてくれたからだ。

その娘さんも、お母さん以上に「天使」みたいな子。


私なんか、贅沢言えない。

それでも、姑のことをよくわかっているので、私のことをよくねぎらって

くれた。

いつも「よく頑張っているね」と励ましてくれたものだ。


早いものでヘルパーやめて3年が経つ。

彼女にとっても、我が家に来てくれていた3年は充実していたと。


満月を見ていたら、ちょっとセンチになってしまった。


静かで優しい時が流れている。


今はイルカの「なごり雪」が流れている・・・・・


そういえば、福山くんも年貢の納め時だとか。(笑)