『真の御父母様の生涯路程』より
第一節 解放を前後した摂理的基台
一九四五・八・一五 前後
一 第二次世界大戦とキリスト教文化圏第二次大戦の摂理的意義
第二次大戦の摂理的意義
宗教の目的とは何でしょうか。アダムを完成することです。また神様の救援摂理の目的とは何でしょうか。アダムを完成することです。神様の目的や天使長の目的がアダムを完成することにあるので、その基準を世界において、霊界と肉界において再蕩減しなければなりません。
連合国勝利の摂理的結果
第一次、第二次世界大戦で、どれほど多くの人々が虐殺され、犠牲になったでしょうか。そのような勝利的基盤を築いて、第二次大戦以後に、アメリカを中心として一つの世界形態をつくり、何をしようとしたのかというのです。それはメシヤのためです。ただメシヤお一人を迎えるためです。
したがって第二次大戦が勝利に終わったという事実は、霊界の天側の天使圏と地上の天使圏が、サタン世界に対し勝利したということです。ですから、アダムが現れることができる時が来るのです。それで第二次大戦直後に、再臨主が顕現する時代が来るのです。
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第一次、第二次大戦の意味を説明しています。
多くの犠牲を払った世界大戦もメシアを世界的に迎える為の分立摂理であり、神側の勝利によって条件が整い、再臨主であるアダムが現れることが出来るということです。
「神様の救援摂理の目的とは何でしょうか。アダムを完成することです。」と明確に述べています。
韓総裁は「神様の救援摂理の目的は独り娘です。」と言っています。
そうなると、世界大戦の意味も意義も変わってきます。世界大戦もアダムが現れる条件ではなく、エバ(独り娘)が現れる為の条件ということになります。
「真の父母論」は復帰摂理の再降臨準備時代400年を。
1543 基督教綱要(きりすときょう こうよう)
改新教(プロテスタント)神学の基礎を完成
400年の宗教改革の基盤の上に独生女降臨
「真の父母論」は既にメシア再降臨準備時代400年を独生女降臨400年に変えています。
1519年~1919年の400年間を1543年~1943年の400年間と復帰歴史年表を変えているのです。
アダム誕生に焦点をあてれば、1918年1次世界大戦が終結し、条件が整い、1919年にご懐妊され、1920年に文師が誕生と実にスムーズです。
そして第二次世界大戦終結が1945年で、これも神側が勝利し御言復帰の条件が整い、文師25歳公生涯に出発となり、これの復帰摂理に叶っています。
ところが、これらを独り娘に当てはめると、もう「文師の説く復帰摂理歴史」との整合性は取れなくなります。
だから、韓総裁取り巻きは「統一原理」は間違っているから、書き直さないといけない。
と結論する(しかない)。
それでも「一体」と言えるのか?
真の父母論は正しいと言えるのか?
韓総裁創設した「天の父母様聖会」と文師が創設した「家庭連合」は、もはや別です。
文師の御言や統一原理と韓総裁メッセージおよび真の父母論は別です。
そう理解すれば全てスッキリします。
が、そうなるとやはり、どちらかが偽物ということになります。
普通に文師の御言や統一原理が正しいと思うので、真の父母論は間違いとなります。