政治について思うこと | yosia621のブログ

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あるワイドショーのコメンティーターが、昨今の自民党派閥の政治資金キックバック問題で

「政権交代しかない、野党はその点で一致して共闘して(衆院)選挙をやる、憲法観が合わないとか言っていることをやめて」と述べていた。

 

国家創建の根本である憲法、その憲法観を横において、自民党を倒す為に共闘することはできないだろう。憲法下における政党政治、その主義主張を横において一時的に共闘しても混乱するだけである。

 

憲法を守るべき人は国家権力に属している人なので、憲法九十九条に『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員はこの憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。』とある。時間はかかっても憲法観を一致させるか、憲法そのものを変えるかしてからです。自民党の党是は憲法改正です。

ちなみに我が家は9条改正賛成派です。

 

では自民党の政治家が優れているかと言えば・・何とも言えない。

そこに、党員の直接政治参加を謳った参政党が現れた。

昨年の選挙時に知り合いのシック(党員ではない)から、参政党を紹介されて、動画を見るようになって、その主張に賛同するところがあり一票入れた経緯があり注目していました。

 

しかし、言っている事とやっている事が違うとして主要なメンバーだった方々や地方議員が自ら離党し、或いは党本部のデマを流している、スパイとして強制離党させられている事を知りました。

具体的には党員でも直接参加できない仕組みに変更され、民主主義の合議制でなく党首兼事務局長の独裁体制確立、党首による不倫容認発言などです。

 

理想を掲げて出発したにも関わらず、権力者の都合で、その理想を捻じ曲げてしまった。この図式は協会と似ています。

 

【旧統一教会の解散請求について】本当に怖い事とは

「地上天国実現」の垂れ幕の標語を掲げて街頭演説をやっていた。教義の内容もイエスの十字架における勝利は霊的次元の勝利であって、地上界までの勝利には至っていないので、地上界は未だサタンが支配している。それゆえ、再臨主の使命は地上に天国を気づくことであるというものであった。ところが日本で霊感商法が日本の先祖供養の文化に巧みに入り込み、先祖の霊の解怨を説くことによって多額の献金が獲得できるようになった。
 それ以来、「地上天国実現」はどかに行ってしまい、もっぱら先祖解怨が教義の中心になってしまった。献金欲しさに教義までも変えてしまうご世俗的利益宗教に成り下がってしまった。

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くしくも、参政党は家庭連合(旧統一教会)と深い関係にあるとしている方もいます。

党員にパワーを込めた米を高値で売ったり(霊感商法もどき)、日韓トンネル推進の関係者を幹部に入れたりしている事がその理由です。

流石に協会と直接的なかかわりはないと私は思っています。

 

ここにきて国政でななく地方政治に面白い人が現れました。

メディア、youtubeで議会の対立が話題となっている安芸高田市の市長です。

市長は地方政治の2元代表制の原則を貫き、根回し拒否、議会でのガチンコ議論から居眠り問題、恫喝問題と注目を集めています。現地新聞社だけでなくメディアに対しての歯に衣着せぬ物言いも話題になっています。

 

市長と議員は共に市民から選ばれているが、役割が違うので、市政の両輪でないという。

市長は行政執行を市民から付託されたアクセルで、議員は市民の代表として市政を見張るブレーキであるから、そもそも対立構造になっている。

議会はそれを議論する場であるから根回しの必要性はない。逆に密室、根回しは市民、議会軽視であると言い切っている。

ガチンコ議論を公開し、市政に広く関心を持ってもらい選んだ責任を自覚してもらい、次の選挙に生かす。

そして、安芸高田市の希望を次世代や子供たちに繋げたい。

と述べて、実行しています。

その結果赤字財政が黒字化し、教育に予算計上しています。

 

「そんなに議会と対立しなくとも」という市民の声もありますが、そこは信念を曲げる事なく、上記の理由を伝えて「それは出来ません」と明確に答えていました。

 

橋下徹氏(元大阪知事、元大阪市長)との対談で、橋下氏は「市長会派を作り、議案を通り安くするのも政治手法である」と教示されると、きっぱりと、「それはしない、2元代表制の意味がなくなる」と理由を述べて結果議案が通らない場合その責任は議会であり、その議員を選んだ市民が負うべきと政治信念を述べていた。そうなると市民も政治に関心を持たざるを得ない、市民参加型の政治を本当に目指いているようです。

 

私事で、一昨年、地元のある協会で理事の不正を友人(後輩)から相談されました。

①自分たちに都合よいルールを作り施行し、それを実行でなく実害を受けた会員がいたこと。

②理事達は、上の県協会のルールを無視して活動していたことが発覚するも会長から訓告のみで終わった事。

③実害者(個人)が理事達の変なルールで実害を被ったことを協会長に訴えても曖昧にされ続けた。

 

困っている友人の為に引き受ける事にしました。

そして、そのゴール設定を「都合の良いルールの停止、廃止」と「当該理事達の解任」でよいか確認しました。

 

まずは会費を払って協会員なりました。会員でなければ「オタク関係ないでしょう」で終わりだからです。

次に会則を読み込みました。

そして、③から、個人では組織に対抗することは難しいと判断したので、市の担当の課に連絡して問題提起し、市役所から話し合いのテーブルを段どってもらいました。

下の者に権力の行使を平気でする人の特徴は、上の権力に弱いからです。

 

第一回目は市の担当課長に同席してもらい、「ルールを破る」という行為に対し、「一般会員は実害を被って」「役員(理事長及び理事)は訓告のみ」というのは公平性に欠けること。更に「模範となるべき理事の違反はもっと重いはず」と協会長及び理事長へ訴えました。

 

役員(理事)は「会を良くするために、ルールを作れる立場なので作った。そして、それを守らなかった会員にペナルティを科しただけ。」

「県協会のルールを拡大解釈しただけなので破っては無いし、訓告処分でその責任を取った。」

とその正当性を主張してました。

 

お互いに納得できなかったので、今後は直接連絡をとって話合い場を作る事は合意しました。

担当課長抜きでも話合いの場を設ける事を約束したので、第一段階は成功です。

どう思うか見解をお聞きしたところ、お役所の人は民間の争いごとに、ジャッジは出来ない立場ということで何も言えないということでした。

 

合意した通りにその後3回の話合いをもちました。

会則では「理事長と理事の任命権は協会長にある」と書いてるので、解任権も協会長にある。そこで、協会長としての見解を聞き、それに反論し、良識に訴えましたが、中々考えを変えようとしませんでした。

協会側は識者を交えて話し合いをするとのことで、そこでも同じように不当性を訴えて、識者の方々も、こちらの言い分の方が正しいとの見解を示してくれて、よっやく理事長及び理事3人が解任することを約束しました。

 

理事会でもすったもんだあったようですが、当該理事は解任され、ルールの停止がされました。

その一年後(今年)、総会で協会長も辞意を表明し、新役員が選出され、承認され新体制で出発しました。

組織が刷新されためずらいい例です。

 

理事として理事会に入ってほしいとのお話もありましたが、旧理事達を追い込んで辞めさせた当事者で、少なからず遺恨が残っていると思うし、快く思っていない方もいると思うので、それが火種となって揉める原因に繋がる可能性も否定できず、結果的に協会へ迷惑をかけるのも憚れるのでお断りしました。

 

人の世、今の世の難しさです。

全ての人が納得できる解答を持ちあわせてはいないし、それが正解かは分からないけど判断しなくてはならない時があります。

 

特に政治の世界は全方向が満足しうる政策というのは無いのかもしれない。

国の政治しかり、諸団体の政治しかりです。

 

ルールによる統治は現段階では必要でしょう、しかし目指す理想世界は愛を中心として良き授受の中で、上手く回っていく公平な世界である事を願います。

 


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