突然ですが、
今でも時々思い出す
こんな思い出があります。
未だ幼少の頃です。
地元でペタが流行っていました。
(ペタ=メンコのことです)
私はペタが下手くそで、
持ってるペタもヨレヨレの貧弱なモノばかりでした。
ある友達が、
立派で丈夫そうなペタを
たくさん持っていたんです。
私はそれを、
欲しくて欲しくてたまりませんでした。
人のものを欲しがってはいけないと、
頭では分かっていても、
やっぱり欲しかったんです。
ある日のこと、
その立派で丈夫そうなペタが、
たまたま
すぐ手が届くところに置いてあったのです。
(誰も見ていない・・・。)
私は、
つい手が伸びて、
そのペタを取って、
ポッケに入れて走って帰りました。
でもその瞬間・・・
手に入ったという喜びよりも、
「悪いことをしてしまった~~~・・・!」
という後悔の方が10倍も強く
押し寄せてきたのです。
でも、返したくない。
走って帰りながら、
自分の心臓がドックンドックンと脈打つのが
自分で分かりました。
もう、
心臓が破裂して
死んでしまうんじゃないか?
と、恐怖に押しつぶされそうになった瞬間、
目が覚めたのです。
よかた~~~~~~
夢だった~~~~
この話、ほんとうの思い出話なんですが、
子供の教育に使いました。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。