雷子の武将解説。
蜀1回目。
解説上、一部ネタバレもアリ。
配慮はするけど、それでは説明しきれない人も多いので。
《劉備》
りゅうび。
父を亡くした貧しい豪族だったが、
有名な学者に師事し、また英雄の器と認められ、
商人たちの援助を受け~~
~~~最終的には、蜀の国の皇帝となる。
中略した部分はそのまま三国志のストーリーになる、
彼の波瀾万丈の人生がそのまま三国志の面白さにつながる。
特に脚色しなくてもすごい人生なのだが、
それを脚色したのが三国志演義。
義兄弟の関羽張飛との出会いから始まる、
義理人情に厚い劉備のサクセスストーリー。
史実でも、人徳がある人だったことは間違いないようなので、
こうした物語の主役にふさわしい人格だったようだ。
雷子では、
やはり主役級。
ただし、おっとりした女性化してる。
知力70
武力72と、特筆すべき高い能力ではない、
2回攻撃可能な剣兵だが、平凡である…が。
周りに影響を与える特技を持ち、
魅力あふれる人間だったということを表現してる。
3マス以内のクリティカル率10パーセントアップの、
【英雄】という特技は、
ぜひ存在を覚えておこう。10パーセントは結構大きい。
【女の意地】で敵の防御力10%ダウン。
【駿足】で移動力が2マス多い。
これは逃げ足が速いということをアピールしたものかな。
実際に前線に立つリーダーとして、
活躍するが、
蜀編ではだいたい史実と同じ流れで脱落していく。
張飛、関羽がいなくなって、
そのまま病死をするのは、
やっぱりせつない。
キョウという明確な主人公がいるので、
劉備はあくまでその上司としての存在だが、
他媒体の劉備の雰囲気を出しつつも女性化により、
目先が全然違う感じになってるかな。