お晩でございます~
北海道は苫小牧のATX840 でございます!
さて、函館から帰ってきて、月曜は特に予定なし。
ヨメを送り届けたあと、午前中はフリーになる。
暖かいし、お天気もいいので釣りに行こう!と決めた。
釣りといえば、僕のライフワークだったはずだが、今は自転車に夢中なのでちょっとお休み。
とは言っても、時にはロッドを振りたくなるのだ。
考えてみると、今年になって初めての釣行、数年前まではお正月から釣りに行っていたのに・・・
変われば変わるものだ(笑)
午前中限定なので、遠くには行けない。
なので、近所の渓流に向けて車を走らせる。
苫小牧は背後に樽前山があるので、流程の長い川が無い。その分、あまり走らなくても源流部に近いところで釣りができる。
家から約20分、ポイントに入り口に着いたのでウェイダーに着替える。ここからさらに15分程度歩けば川に到着だ。
幅が狭く、倒木があったりして、攻めどころが難しい。
まずは、オープンな水面にルアーを泳がすが反応はない。
初夏か、と思うほど暖かくなっているけど、水の中はまだ初春なのかもしれない。
そうなれば、魚は倒木やボサ下に隠れているはずだ。
なので、ルアーを上流から下流に流し込んで、思ったところでアクションをつけると一撃でイワナが食ってきた!
精悍な顔のイワナだ。
使用したルアーは50mm/4.5gのシンキングミノー、渓流ではよく使うサイズだ。
ロッドは源流用の4f 7inのスピニングロッド(アブガルシア/トラウティンマーキスnano)。短いので、狭い渓流でも取り回しが楽なのだ。
ルアーのことをちょっと話すと、このミノーは東欧のセルビアに住むGoranさんという方のハンドメイド。
ブランド名は「Rabas craft」という。
静岡に住む友人が、その可愛らしい姿にほれ込み、個人輸入したものを譲ってもらったのが数年前のことだ。
良く釣れるので、使いまくっていたら、2個購入した色違いのミノーをラインブレイクや根ガカリでロスト、意気消沈していた。ところが、昨年還暦を迎えた記念にと、セルビア-静岡経由で同じミノーが送られてきた!
べつに、何を使っても魚は釣れるのだけど、やっぱりお気に入りのタックル、ルアーを使って思い描いた通りに釣れる、というのが釣りの醍醐味だ。
さらにいえば「鱒を釣る」ということのみでつながった海外の友人が作ってくれたルアーで釣る・・・ ロマンである。
久々の釣りだったので、釣れるか心配だったけど、思い通りにできて満足である。
二匹目も同じパターン。
たぶん、倒木の下で餌を待っていたのだろう。 目の前に来たミノーをがっぷり咥えてくれた。テールでなく腹のフックを食っていることからもわかる。
ちなみに、僕はミノーにはトレブルフックを使うが、バーブレスにして、魚へのダメージが少なくなるようにしている。
岩魚が出たのは、写真の対角線上に見える倒木(水面下)の真ん中くらい。
上流にキャストして、上手いこと倒木沿いにミノーが泳ぐようにコントロールする必要があるので、結構難しい。
まあ、そこが面白いところなのだが・・・
このあと2匹ほど追加、数が目的ではないし、時間もそれほど余裕が無いので深追いせずに上った渓を戻ってきた。
で、帰り道に見つけたもの。
熊さんの爪とぎの跡だ。真新しくないので良かった・・・
北海道は、ちょっと山に入るとそこは野生動物の住処。
鹿や狐だと怖くないのだが、熊はヤバい。特に、北海道は羆なので人間が太刀打ちすることは無理。
一応、熊撃退用の激辛唐辛子スプレーを持って歩いているが、できることならお会いしたくない。
帰り際にキトビロ(行者ニンニク)を発見、1回分だけ採取して車にもどった。