旅人がくれた時間 | My Blog

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木曜に来たまことは火曜の深夜に発っていきました。


前回書いたように、連日観光もせずのんびり過ごしてました。



金曜日。


昼近くまで寝て、昼過ぎにカップラーメンを食べる。


午後スーパーでお買い物。カレーの食材とビールを買う。


夜はジャワカレー。おいしい。おいしすぎる。


深夜までしゃべって、寝落ち。


土曜日。


カレーの残りを食べてからバスターミナルに情報収集に行く。


帰りに中華食材店とロシア系スーパーと普通のスーパーにより食材調達。


夕ごはんはシーフードスパゲティ。ほとんどまことが作ってくれた。


ワインも開けた。冷え冷えの白ワイン。おいしい!


日曜日。


次の目的地への計画を立てるまこと。駅に行くも希望の便が取れず延泊決定。


夜はセロリとベーコンのペペロンチーノを食べ(まさかの2人で500g!)、わたしの友だちと飲みに出かける。


ヴェネツィアでのフラットメイトだったチャンドラも来てくれてにぎやかで楽しい夜だった。


0時過ぎに帰宅してから飲み直し、旅の写真を見せてもらったりとにかくいろーーんな話をして、気づいたら外が明るくなってた。


6時ごろ就寝。


月曜日。


やることなし。


やっぱりいつものスーパーで買い物をして家に帰るだけ。


最後の晩餐にまたもやパスタを作り、プロセッコを開けて飲んだ。


同居人パオロもいて、まことにイタリアのあれこれを得意げに教えていた。



いつもだったらイライラするわたしだけど、まことが笑って聞いてあげてるのを見て和やかに見守れた。


そして0時過ぎに荷物を抱えて駅へ。


向かうはローマ。

ホームで握手&ハグをしてさくっとお別れ。



いやー。送るのさみしい。でも同時に送り出すことに誇りも感じる。


こうしてまた次の目的地へ向かう姿を見るのはうれしい。


この人にはこれからどんな楽しいことや出会いが待ってるんだろうって思う。


旅に出たい衝動を大事にして、できるだけそれに従いたいと思う一方で、いつか自分が守りに入ったりその衝動を抑えてしまったり、そもそも湧いてこなくなるかもしれないって考えるとすごく悲しい。


旅人は素敵だ。


まことを送って家に帰ると、さっきまで部屋が荷物で溢れてたのにすごくひっそりしてた。


送った後ってこんな感じなんだよな。


まことが楽しんで旅を続けられますように。


日本かどこかで再会できますように。


楽しい時間をありがとねーー。