小町草紙-1,2,3 | コロリンの御伽草子-2

コロリンの御伽草子-2

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花や鳥の写真などをアップします
よろしくお願いします。

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小  町  草  帋

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(三弥井書店版影印ここから1頁)
かみをも。あはれと おも
はせ。おとこ をんなの中を
も。やはらげ
   たけき
    ものゝふの
  こゝろをも
    なぐさめぬるは
 うたなりとて
   この こまちは
  うたを
    よむこと
   すくれ
     たり

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いにしへの。そとをりひめ
の ながれとも申。くわん
をんの。けしん共申。かり
に 此世に むまれ給ひて。
うあく 無あく。しゆじやう
の まよひふかき。女人あま
りに こゝろも なきもの
の。あはれをもしらす。ほと
けをも らいせず。神を おか
まずして。いたづらに 月日
を をくり給ふことを。かなし
ひ。いろこのみの ゆふちよと
むまれ。ひくは らくようの

そとをりひめ=衣通姫、大変に美しい女性、その美しさが衣を通して輝くことから
  この名がある。そして和歌の上手。
くわんをんの。けしん=観音の化身
うあく 無あく。=有惑、無惑、煩悩の有る無し
ほとけをも らいせず。=仏をも礼せず
神を おかまずして。=神を拝まずして
ひくは らくよう=飛花落葉、花が散り、秋には葉が色づいて落ちること。
  絶えず移り変わる世の中のはかないことのたとえ。

私の持っている影印本は、
ここから1頁です。
古今仮名序で衣通姫の流れ、
小野小町とあります。
どんな人生になるのでしょうか?
コロリン師匠¥¤¥᡼¥¸ 4