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小 町 草 帋
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/09/yoshy1220526/7e/df/j/o0735054114526844072.jpg?caw=800)
(三弥井書店版影印ここから1頁)
かみをも。あはれと おもはせ。おとこ をんなの中をも。やはらげたけきものゝふのこゝろをもなぐさめぬるはうたなりとてこの こまちはうたをよむことすくれたり
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/09/yoshy1220526/54/71/j/o1481055014526844076.jpg?caw=800)
いにしへの。そとをりひめの ながれとも申。くわんをんの。けしん共申。かりに 此世に むまれ給ひて。うあく 無あく。しゆじやうの まよひふかき。女人あまりに こゝろも なきものの。あはれをもしらす。ほとけをも らいせず。神を おかまずして。いたづらに 月日を をくり給ふことを。かなしひ。いろこのみの ゆふちよとむまれ。ひくは らくようの
そとをりひめ=衣通姫、大変に美しい女性、その美しさが衣を通して輝くことから
この名がある。そして和歌の上手。
くわんをんの。けしん=観音の化身
うあく 無あく。=有惑、無惑、煩悩の有る無し
ほとけをも らいせず。=仏をも礼せず
神を おかまずして。=神を拝まずして
ひくは らくよう=飛花落葉、花が散り、秋には葉が色づいて落ちること。
絶えず移り変わる世の中のはかないことのたとえ。
私の持っている影印本は、
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古今仮名序で衣通姫の流れ、
小野小町とあります。
どんな人生になるのでしょうか?