さて,土曜日のノイミーに続いて,日曜日はニアジョイツアーファイナル。

2日続けて素晴らしいツアーのステージが見られるのと同時に,2日続けて素晴らしかったツアーが終わってしまうという,早く来てほしいような,ずっと来ないでほしいような,そんな不思議な気持ちを持った2日間。
ただ,残念なことに来るなと思っていてもその日はやってきてしまいます。


前日のノイミーよりは多少キャパの調整をした会場ではあるものの,間違いなくこのツアー最大の動員数。
昼も夜も私の目からはほぼほぼ埋まってたように思います。

さて,そんなジョイちゃんのステージですが,まずは何をおいても愛する推しの珠里依ちゃんのことについて書きたいと思います。


珠里依ちゃんって,とっても美人で,可愛くて,気遣いもできて,トークもできて,そして何と言っても歌が上手い。
本当にオールマイティなアイドルだと思っています。
いや,推し補正が入っているのかもしれませんが,この補正はもう取ることはできませんので。笑

土曜日の夜に放送されたVENUE101でも,ちょっと会話に間が空きそうなときにはスッと入ってくる。これって別にテレビで張り切ってるからではなく,ライブMCでも常にマイクは胸の前で臨戦態勢。
隙があれば,必要とあればいつでもいくよっていう体制を常にとっているのが珠里依ちゃんなんですよね。
まぁ,もしかしたら単におしゃべり好きなのかもしれませんが笑
でも,グループにとってはきっと助かる存在なんだと思います。

そんな私にとっては完璧ともいえる珠里依ちゃんを見ていて,唯一足りないものをあげるとすれば…それは「自信」なのかな?と思っています。
そんなに可愛くて,歌が上手くて,人が良くて…アイドルとしてだけではなく,1人の人間として素晴らしいのに,どうしてそんなに自信がなさそうな発言が出るんだろう?って思うことがたまにあります。
もちろん,その謙虚さがやっぱり珠里依ちゃんを形作るものだと思うので,それも含めて愛おしいところではあるのですが。


ただ,このツアーを通して,少なくともライブのパフォーマンスという点から見ていると,どんどんと自信をつけていってくれているように,少なくとも私はそう感じました。

ツアー初日の福岡公演。
ユニットブロックで葵ちゃんと愛実ちゃんと披露した「薄明光線」。
本当に素晴らしいパフォーマンスでした。
一瞬たりとも気が抜けない,瞬きすることが惜しいとはこういうことかと思うくらいのパフォーマンス。

続いての兵庫公演,「ハッピー探検隊」ではももきゅんパートを任され(多分そうだと思うのですが…),歌が上手いだけではない,アイドルとして観客を楽しませるパフォーマンスを見せてくれました。
さらには大阪公演ではラブロケで,憧れのひとみんの衣装を身に着け,兵庫公演と同様楽しさ万課のステージを届けてくれました。

ユニットだけでもこれくらいいろいろな曲を経験し,そして生モノであるライブステージを繰り返し,珠里依ちゃんの自信もどんどんついてきたのではないでしょうか?

そして迎えた幕張公演。
ユニットは「どこが好きか言って」。そしてパートはさなつんパート。
この曲の,そしてこのパートを任されたということは,これはもうそういうことです。
珠里依ちゃんはやっぱり歌姫なんですよ。

もちろん,さなつんは誰もが認める歌姫,DIVA。
その歌唱の引き出しはいくつあるんだろうか?と思うくらいに,曲ごとに,そしてライブごとに多彩な歌声を聞かせてくれます。
そんなさなつんのパートを,見事に歌い上げ,そしてなによりその歌が珠里依ちゃんのものになっていました。

私の主観ではありますが,珠里依ちゃんの歌声の魅力は,低音とその低音に裏付けられた高音,そして地声と裏声が滑らかにつながるところだと思うんです。
そう意味ではまさにこの「どこが好きと言って」は珠里依ちゃんの魅力が存分に発揮される曲。
そして美人と可愛いの両立する珠里依ちゃんにぴったりの世界観の曲だなと思いました。

あと,もう1点付言するなら,衣装が似合う!
甘さと色気が共存するこの衣装と珠里依ちゃんがとっても良く合うなと思ってみていました。


1つ思い残すことがあるとすれば,座席が遠かったこともあってその表情が見えなかったところでしょうか。
ビジョンで見ればよかったんでしょうが,ライブに参戦しているときはできる限り生の姿を見たいという気持ちが出てきてしまい,あまりビジョンを見られませんでした。
いつも表情の作り方が上手な珠里依ちゃんだから,きっととてもいい表情をしてるんだろうなぁって思います。
それを見るためだけでも配信チケットを買おうかなとも思うくらいです。

のちに珠里依ちゃん自身がこの曲を披露することに,めちゃめちゃ緊張したと言っていましたが,少なくとも私の目からはその姿から自信を感じ取りました。


同じく自信を感じるのが,神曲「初恋シンデレラ」のファストのフェイク。
ちょっと数えてみたら,このツアー期間中,大阪のスペライも合わせれば,18回も「初恋シンデレラ」を聞けているんです。
やはり初期の頃のフェイクは,どこかおっかなびっくりなところがあったのかな?と思っています。
でも,この18回を通じて,このフェイクの部分だけでもどんどんうまくなっている,というかどんどんと心に響くようになっているんです。
いや,これはこちらの心の問題もあるかもしれません。曲を聴きこんで,思い入れが大きくなっているからこそなのかもしれません。
でも,歌詞のないこの部分がここまで心に響くのか?と驚くくらい,グッとくるんです。
きっと,珠里依ちゃんが自信をもって,そして「初恋シンデレラ」の甘酸っぱく切ないその世界観を,フェイクという声だけの勝負で表現してくれているからこそだと思います。


さて,繰り返しますが,美人で,可愛くて,気遣いもできて,トークもできて,そして何と言っても歌が上手い,完璧アイドル珠里依ちゃん。
その珠里依ちゃんに「自信」という最後のピースがハマれば,本当に怖いものがないと思っています。

パフォーマンスでも,精神的にもきっとグループをそしてセンターを支えている珠里依ちゃん。
ファンとしては,そろそろ支える側ではなく,支えられる側に回る準備はできたんじゃないかな?なんて思っています。
もちろんそれが珠里依ちゃんの過度なプレッシャーになることは望むところではないですが。

が,そんな明るい未来を感じたこのツアーファイナルでした。

さて,もう少しノイミーツアーについて。

 

あくまで個人的な感想なのですが,このツアーで最も成長を感じたメンバーがいます。

いやすみません,なんか成長なんて言うと上から目線ですがツアー初日から横アリ,そして幕張と見てきて,凄く良くなったなぁって思ったメンバーがいたんです。

 

それはなつみんです。

 

 

思い返せば,ツアー初日を迎える1週間ほど前,それまで体調不良で休養していたなつみんのツアーからの復帰が発表されました。

凱旋ツアーとなった今ツアー,復帰の舞台となった初日はなつみんの凱旋となる東京公演。

なつみんの久々のステージを見ることができ,12人のノイミーを見られて本当に良かったなと思ったものです。

 

 

そして,残念ながらその後の5,6月の公演は参加できなかった私。

次に参加できたのはツアーファイナル横浜公演。

ここでの「君はスパークル」を聞いて,なつみんってこんな歌うまいんだって驚いたんです。

 

いや,もちろんなつみんはノイミーのいわゆる歌唱メンであることは知っていますし,これまでも上手いなとは思っていたんですよ。

でもあの日の横アリ。

特に凱旋メンバーのソロで,ももきゅんが圧巻のトリガーを披露した夜公演。

あの公演ではももきゅんに刺激を受けたのか,なんかちゃんも,なつみんも,とても気合いが入っているように感じました。

 

そして,ピアノ伴奏をバックにバックステージに一人立ち歌い始めたなつみん。

この「君はスパークル」を聞いた時,この歌にかける気持ちと,その感情がのった歌声に思わずペンライトを振ることすら忘れるくらい,それくらいの衝撃を受けました。

 

 

あくまで個人的な感覚なのですが,どうしてもノイミーと言えばなんかちゃんの歌唱が最初に思い浮かんでしまうんです。

私のノイミーの推しはみるてん(とはいえ杏ちゃんや珠里依ちゃんほどしっかりと推せているわけではありませんし,“推し”なんて言うことがはばかられるくらいなのですが,やっぱりノイミーのパフォーマンスを見るときついついみるてんを追ってしまういます)ではあるのですが,そんな中でもやはりノイミーのライブの屋台骨はなんかちゃんだよなって思っています。

なんかちゃんのあの歌声を浴びたい!

ノイミーのライブへ行くときにはいつもそう思いながら参戦しています。

 

が,あの横アリを境に,ノイミーの曲を聴くときについついなつみんの声を探してしまうんですよね。

包み込むような低音が強めに響くなつみんの歌声。

注目してきてみるととてもいいアクセントになっているんだなと改めて気付いている次第です。

 

 

そして今回の幕張公演。

様々な曲で印象的なパートを任されているなつみんの歌唱が,なんとも安定していること。

歌声に感情がのっても乱れることなく,そして自分の個性を存分に発揮した歌唱。

 

そういえばこのツアー期間の間にYoutubeチャンネルも開設しましたよね。

しかも顔出しをすることなく歌声だけで勝負するチャンネル。

 

何かこのツアー期間を通して大きな自信をつけ,ノイミーの最年少が確実に覚醒してきたなと感じました。

 

イコラブで秘密兵器と言われた樹愛羅ちゃんがラストノートでセンターを張り,イコラブの表現の幅を明らかに広げたのと同じように,なつみんの覚醒がノイミーへのさらなる好影響を与えていくことは間違いないでしょう。

(まぁなつみんはすでにノイミーの歌唱メンとしてのポジションは十分に確立しているとはいえるでしょうが。)

 

 

そして,最も印象に残ったのはなつみんではあったのですが,ノイミーちゃん全員が本当に歌が上手になっているなというのも感じました。

ちょっと変な言い方になるかもしれませんが,歌で“気になるところ”がなくなったなという印象です。

そういう意味では,なんかちゃんやももきゅんがいい意味で目立ちすぎないなとも感じられたこの幕張公演でした。

 

 

この幕張公演を迎えるまでは少し落ち気味だったノイミーに対するモチベーション。

でもやっぱりこの12人の夢に向かう姿を近くで見ていきたい。

もちろん,6周年コンサートにも参加させてもらおうと思っています。

 

大きいステージに連れていくと,約束をしてもらっているから。

さて,数日経ってしまいましたが,先週末のライブについて書いていきたいと思います。
まずはノイミーちゃんから。


4月29日。
GWの前半戦の最終日。前日まで家族とキャンプに行っていた翌日,いつも通り“出張”として迎えたノイミー全国ツアー2024初日@有明ガーデンシアター。

その2週間前にイコラブのツアーファイナルを,同じく有明の地で終え,いよいよ始まるノイミーのターン。
心の底から楽しみ…というわけではなかったんですよね。

ツアーを通してイコラブへの愛情がMaxに達していて,さらにはジョイの2周年コンサートで珠里依ちゃんという新たな推しができ,急速に自分の中でもプレゼンスを高めていっている中で,ノイミーに対する熱がそこまで高まらないことに自分でも少しもどかしさも感じつつ…。

ただ,ツアー初日に参戦し,度肝を抜かれたというか。
なんだこの楽しいライブは?という気持ち。
昼公演はスタンド席。でもそんなこと全く関係なし。場所なんてどうでもいい。
このセットリストで,演出で,ノイミーちゃんの歌を体に浴びていればもう勝手に体は動きだして,全力でコールをしてしまう。

当初は初日とファイナル(横アリ)に行ければそれでいいやという程度の気持ちだったんですが,何とかして他の公演にも行けないかと必死になって日程とにらめっこしたものでした(結局は日程の関係や,落選でその2つしか行けなかったんですが)。

グループに対する熱よりも,ライブ内容に対する熱でここまで入れ込んだのははじめてかもしれません。
いや,だからと言って,もちろん他のコンサートのライブ内容に問題があるということではないですよ!きっとコンサート内容よりも先にグループへの熱で沸点まで行ってしまっているというだけだとは思います笑
ただ,今回のノイミーツアーは,とにかくこのセットリストの公演をもっと見たいって思わせてくれる。そんなツアーだったと思います。

数年前に杏ちゃんがSHOWROOMで,コンサートの演出家さんに,昼夜公演をセットリストを変えて新鮮さを出して楽しんでもらうのではなく,同じセットリストでもセットリストに甘えるのではなく楽しんでもらうようにしなければいけないといったことを言われたと言っていた気がします。

まさにその通り。
同じものをもう一度見たい。
いや,もう一度ではなく何度でも見たい!

そしてこれで終わりかと残念に思いながら参戦したツアーファイナルの横アリでの追加公演発表。
まだこれが見られるんだという喜びに打ち震えたことを覚えています。


さて,迎えたツアー追加公演のファイナル@幕張メッセ。
昼公演も夜公演も決してステージやバックステージに近いというわけではない座席。
でもね,負け惜しみなんかではなく,やっぱりとてつもなく楽しかったんです。
セトリも,バラードアレンジされた「君はスパークル」と「虹がかかる瞬間」を加えたことと,ツアーでは凱旋メンバーのソロ曲だった所に9thのC/Wを入れただけでツアーとほとんど変化なし。
もう展開は分かってるんです。分かっていても術中にはまっちゃうんですよね。

「Overture」からの「偶然シンフォニー」で始まり,「インシデント」,「夏恋」などののやや懐かしい曲で構成された序盤でしっかりと気持ちを起こされ。
そして中盤は格好いい曲ゾーンで見入り,そしてもっと爆発したいという欲求を掻き立てられ。
終盤の怒涛の沸き曲ゾーンへ。
「夏が来たから」からの9th3曲で頂点に達したかと思いきや,私は次の曲でいつも矢田\られるんです。「ヒロインとオオカミ」。

これが始まった瞬間にもう完全にIQ0へ。
このあと何曲あるとか,夜公演が待ってるとか,なんなら次の日にジョイちゃんのライブが2本あるとか。そのあと夜行バスで帰らないといけないとか,週明けに今週末残した仕事が待っているとか。
そんなことは何もかも忘れて“チュルリラパピプ”って叫んでるんですよね。
もうこの瞬間は人間やめてます笑

そのIQ0の中で「す,好き」で“ねぇ 待って ねぇ これって絶対 ……”って叫ばされて(誰も強制してない笑),「はにショ」で“wow wow”言って,初恋カムバックでガチ恋口上打ったらもう終了。無事喉が死んで,MCでヘナヘナと座り込んでしまう。
そしてこの疲労をすべて,「ラスラス」が流していってくれる

結局毎回おんなじことやってるんですが最高に気持ちいいんです。


推しだとか,グループへの愛だとか,そんなことは問わない,楽曲の良さ,パフォーマンスの良さ。

結局は,ノイミーが夢に向かう姿を近くで見ていきたいと思わされたこの週末でした。