さて,もう少しノイミーツアーについて。
あくまで個人的な感想なのですが,このツアーで最も成長を感じたメンバーがいます。
いやすみません,なんか成長なんて言うと上から目線ですがツアー初日から横アリ,そして幕張と見てきて,凄く良くなったなぁって思ったメンバーがいたんです。
それはなつみんです。
思い返せば,ツアー初日を迎える1週間ほど前,それまで体調不良で休養していたなつみんのツアーからの復帰が発表されました。
凱旋ツアーとなった今ツアー,復帰の舞台となった初日はなつみんの凱旋となる東京公演。
なつみんの久々のステージを見ることができ,12人のノイミーを見られて本当に良かったなと思ったものです。
そして,残念ながらその後の5,6月の公演は参加できなかった私。
次に参加できたのはツアーファイナル横浜公演。
ここでの「君はスパークル」を聞いて,なつみんってこんな歌うまいんだって驚いたんです。
いや,もちろんなつみんはノイミーのいわゆる歌唱メンであることは知っていますし,これまでも上手いなとは思っていたんですよ。
でもあの日の横アリ。
特に凱旋メンバーのソロで,ももきゅんが圧巻のトリガーを披露した夜公演。
あの公演ではももきゅんに刺激を受けたのか,なんかちゃんも,なつみんも,とても気合いが入っているように感じました。
そして,ピアノ伴奏をバックにバックステージに一人立ち歌い始めたなつみん。
この「君はスパークル」を聞いた時,この歌にかける気持ちと,その感情がのった歌声に思わずペンライトを振ることすら忘れるくらい,それくらいの衝撃を受けました。
あくまで個人的な感覚なのですが,どうしてもノイミーと言えばなんかちゃんの歌唱が最初に思い浮かんでしまうんです。
私のノイミーの推しはみるてん(とはいえ杏ちゃんや珠里依ちゃんほどしっかりと推せているわけではありませんし,“推し”なんて言うことがはばかられるくらいなのですが,やっぱりノイミーのパフォーマンスを見るときついついみるてんを追ってしまういます)ではあるのですが,そんな中でもやはりノイミーのライブの屋台骨はなんかちゃんだよなって思っています。
なんかちゃんのあの歌声を浴びたい!
ノイミーのライブへ行くときにはいつもそう思いながら参戦しています。
が,あの横アリを境に,ノイミーの曲を聴くときについついなつみんの声を探してしまうんですよね。
包み込むような低音が強めに響くなつみんの歌声。
注目してきてみるととてもいいアクセントになっているんだなと改めて気付いている次第です。
そして今回の幕張公演。
様々な曲で印象的なパートを任されているなつみんの歌唱が,なんとも安定していること。
歌声に感情がのっても乱れることなく,そして自分の個性を存分に発揮した歌唱。
そういえばこのツアー期間の間にYoutubeチャンネルも開設しましたよね。
しかも顔出しをすることなく歌声だけで勝負するチャンネル。
何かこのツアー期間を通して大きな自信をつけ,ノイミーの最年少が確実に覚醒してきたなと感じました。
イコラブで秘密兵器と言われた樹愛羅ちゃんがラストノートでセンターを張り,イコラブの表現の幅を明らかに広げたのと同じように,なつみんの覚醒がノイミーへのさらなる好影響を与えていくことは間違いないでしょう。
(まぁなつみんはすでにノイミーの歌唱メンとしてのポジションは十分に確立しているとはいえるでしょうが。)
そして,最も印象に残ったのはなつみんではあったのですが,ノイミーちゃん全員が本当に歌が上手になっているなというのも感じました。
ちょっと変な言い方になるかもしれませんが,歌で“気になるところ”がなくなったなという印象です。
そういう意味では,なんかちゃんやももきゅんがいい意味で目立ちすぎないなとも感じられたこの幕張公演でした。
この幕張公演を迎えるまでは少し落ち気味だったノイミーに対するモチベーション。
でもやっぱりこの12人の夢に向かう姿を近くで見ていきたい。
もちろん,6周年コンサートにも参加させてもらおうと思っています。
大きいステージに連れていくと,約束をしてもらっているから。