最終話の感想の前に、ぼやぼやしていて書いてなかった先週配信の第70話～第74話分を
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最終話まで2話を残しながらも、艾勤CPに関してはこの週が最後の山場。
それだけに、見どころたくさんでした。
まずは前の週から引き続きの雨のシーン。
どうしても両親を亡くしたときのつらさを思い出してしまい、一緒にいてほしいという德華（唐禹哲）の願いに応えられない之勤（小薰）。
解放して、楽にさせてほしいと言う之勤に、無理に笑顔を作って別れを承諾する德華が悲しい…。
知道了 分手吧
我說過了 妳就算跟我在一起 妳還是自由的
妳就算跟我在一起 妳也不會被框住
如果跟我在一起 真的讓妳那麼不自由不快樂的話 分手吧
わかった 別れよう
前に言ったろ 俺と一緒にいても君は自由だ
一緒にいても束縛しない
俺と一緒にいても自由を感じられず、楽しくないなら、別れよう
その後、家に戻り、それぞれに出会ってからの出来事を思い返している二人。
幸好我們曾經相愛過
愛し合えてよかった
（以前アルバイトで撮ったブライダル写真を見ている德華…）
真希望當初沒遇見你
あなたになんて会わなければ…
（之勤の手には人魚モチーフのペンダントが…）
德華のほうが少し吹っ切れているように見えるのは、いつかこの日が来るのを覚悟していたから？
雨にぬれたことで、その晩高熱を出してしまった德華。
偉中（Darren／邱凱偉）から電話を受けた婉婷（李維維）が大騒ぎしたため、之勤もそのことを知るが、之勤はどうしても部屋から出ることができない。
結局、德華はただの風邪で、翌日には熱も下がる。
之勤と別れたことも、「もう平気だ」と偉中に話す德華だけど…。
退院して、偉中とアメリカから来た母とともに帰宅途中、ばったり之勤と出くわすとやはり動揺。
しかも、之勤は栄養学の参考書（德華がアメリカから取り寄せてあげた本も含む）を捨てようとしていて、そのことにもショックを受ける。
この德華のお母さんがまた強烈キャラ。
葛蕾という女優さん、ベテランだけあってやはり上手。
全76話中第71話以降の3～4話しか登場しませんが、存在感たっぷりです。
まるで初回から出てきているかのよう。
德華母は德華から之勤とは別れたと聞くと、德華を連れてアメリカに帰ることを勝手に決めてしまう。
德華は之勤の本心を玟琪（洪小鈴）から聞いていたけれど、「“一生”を約束できない自分にはどうすることもできない」と、母の決定に従うことに。
そんな中、偶然エレベーターで出くわしてしまった二人。
德華がいるのを見て、乗るのをためらった之勤だけど、引越し屋さんが乗り込んで来て押されて…。
気まずい沈黙…。
2階で降りるはずの之勤はボタンを押すのが間に合わず、一言も言葉を交わさないまま一緒に6階まで来てしまう。
立ち去り際に、德華は台湾を去ることを之勤に告げる。
希望妳可以趕快找到妳的下一盤美味料理
賞味期限久一點 最好是一輩子
還有好好照顧自己
讓自己快樂一點 知道嗎
早く次の料理を見つけろよ
賞味期限が“一生”のものを
それと自分自身を大切に
楽しく過ごせ いいな？
がんばって普通の調子で話した德華だけど、エレベーターの扉が閉まった後は…。
切ない…。
先日の記事にも書いたけど、「賞味期限」などのキーワードが重要な場面で何度も出てくるのがこのドラマのおもしろいところ。
この後、德華が海辺で言った言葉の意味に、之勤が気づいたところもよかった。
映華（尹馨）はこのために之勤たちの部屋に居候してたのねーと。
（そうだとわかっていても、やっぱり映華のKYすぎる発言には視聴者全員「誰かこいつを黙らせろ
」と憤ったよね）
アメリカ帰国の前夜、ベランダでの德華と德華母の会話も泣かせます。
德華の泣き顔が、ちょっと小さい子供みたいな感じなんだよね。
葛蕾さんが唐禹哲の涙（若干鼻水も？）を手で拭ってあげたのはナイスフォローだと思ったけど、その後にその手を唐禹哲のジャケットで拭いてたような？（笑）
翌日、玟琪にカツを入れられて、空港に向かった之勤。
そこでの德華母との会話は「ペット」ネタも含まれてて、これもまた秀逸。
そして、やっぱり最後は「秘密基地」に。
伯父伯母 我上次在這裡說
我會盡我最大的能力讓之勤幸福快樂
但是我沒有做到 反而讓她難過了 對不起
おじさん、おばさん 約束したよな
俺のできる限り之勤を幸せにすると…
でも、無理だった 逆に悲しませた ごめん
本来為了她好 我應該離她遠遠的
但畢竟我不是一個聖人
就算沒辦法給她一輩子承諾 還是想把她留在身邊
結果害你們最疼愛的女兒難過 真的對不起
本当なら彼女のために付き合わず、離れるべきだった
でも、俺は聖人じゃない
一生を約束できなくてもそばにいたかった
その結果、お二人の大事な娘を傷つけてしまった 申し訳ない
我想讓之勤成為我的家人
就算 就算有一天我不在了 我的家人也可以代替我 成為支持她的力量
可惜我不但沒有做到 還勾起她心裡最深的傷痛
更糟糕的是就算分手了 我都還是想待在她的身邊 還是不想離開她
只想毎天可以看著她 就算毎天看她吃生魚片 生菜沙拉 烤魚 拉麵什麼的
我都還是想在她身邊
之勤を家族にしたかった
もし、もしもある日俺が去っても俺の家族が彼女を支えてくれる
でも、残念だが叶わなかった 深く傷つけただけだ
最悪だよ 別れたのに俺は彼女といたい 離れたくない
刺身を食べる姿でも サラダ、焼き魚、ラーメンを食べる姿でもいい
そばで見ていたい
突然の之勤の登場に、しばらく状況が飲み込めない様子の德華。
對不起 讓你變成流浪犬
ごめんね 迷い犬にさせて
說什麼 我是人 我不是寵物
何言ってる 俺は人間だ ペットじゃないぞ
我 我可以領回我的小艾嗎
私は…私はまた德華の飼い主になれる？
說領就領 哪有那麼容易的事
そんな都合よくいくわけないだろ
那 換我當你美人魚好不好
じゃあ、あなたの人魚になる
所以妳不回大海裡了嗎 去自由自在的游
そうなると、海に戻って自由に泳ぎ回れないぞ
不要 海洋污染太嚴重了有礙身心健康
いいの 海洋汚染がひどくて体に悪いもの
那 妳不吃生菜沙拉 生魚片
サラダも刺身も食べないのか？
我想要減肥 可不可以
太りたくないから いいでしょ？
一番いいシーンで、「賞味期限」「ペット」「人魚」、各ネタが総登場。
ちょっとムードには欠けるかもしれないけど、この二人はこれでいいのです（最初からずっと観ているとそう思える）。
この後に出てくるプロポーズも全然ロマンチックじゃないしね～。
そして、人魚モチーフのペンダントをつけてあげて…。
（このシーンがあるから、最初にペンダントをあげたときは適当な感じだったのかな？）
真的不怕了嗎
怖くないのか？
我怕
可是就像你說的 只要我陪在你身邊 你就
怖いわ
でも、誓ったでしょ ただ私がそばにいれば…
就努力多活一天 對吧
謝謝妳 願意回來
1日でも多く生きる だろ？
ありがとう 戻ってくれて
あら、之勤の両親のいる前で（笑）
このシーンは間違いなくこのドラマの名シーンのうちのひとつだと思いますが、画像では伝わりにくいので、ファンの方が作ったダイジェスト動画を～↓
いいシーンの後にすぐ笑えるシーンを持ってくるのも、メリハリがあってこのドラマらしいところ。
メスライオンに襲われる獲物（笑）
寶寶が寶寶們になっちゃうところとか、超ウケた (≧▽≦)