お久しぶりのアップです。 | 北海道の中標津から

北海道の中標津から

北海道は中標津(なかしべつ)から楽器屋スタッフが
日常の呟きを「超」マイペースでお届けします。

また・・・

またもや・・・

またしても・・・

 

すっかり放置のこのブログゲッソリ

なんと前回は去年の9月!!

 

長期入院とかしている訳でも無いのにこの放置っぷり。

困ったもんだチーン

 

ではすっごく久しぶりにお仕事のお話を・・・

 

長期放置のフォークギターですが

①引っ張られてブリッジが剥がれ

②残るブリッジピンに力が加わり

③表板もブリッジ自体も斜めになり

④最終的に表板ピン穴周辺は変形、ブリッジは真っ二つ・・・

 

通常ここまで状態が悪いと本体価格と修理費用のバランスを考えるのですが

このギターはお客様にとって思い入れのある楽器で

「弾けなくても良いから形だけでも整えて欲しい」

とのオーダーで修理を引き受けました。

 

ピンに割られて真っ二つになったブリッジ・・・滝汗

お客様が修復しようとした接着跡をキレイに除去します。

(奥が作業後、手前が除去前)

キレイに除去しないと接着力が低く、弦の張力に耐えられないので

丁寧に除去します。

接着

ブリッジが一枚の板に戻りました

しかし、そのままでは変形した表板にはブリッジを接着出来ないし

弦高が天文学的な高さになってしまうので

変形修正しギター本体に固定ですウインク


ピンをガイドに接着位置を確認しているところ真顔

デデン!

仕上げましたウインク

今回も面白かったちゅー