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先月、ロッキングオンのライターでお馴みな
松村雄策師匠のトークイベントに行きました。
二年前に脳梗塞で倒れて心配していましたけど
呂律もハッキリしていて少し安心しました。
てか、医者に止められていると思われる
煙草を吸っていて、退院記者会見で止められた
煙草を吹かしていた立川談志を思い出しました。
松村雄策師匠のビートルズに関する書物は
ビートルズ関連ライターの中で一番好きです。
ジョンレノンが亡くなった時から３８年間も
ロッキングオンを購読しているのは ・・・
松村雄策師匠の文章を読みたいからです。
ビートルズ関連のライターは沢山居るけど、
松村雄策師匠の生活の中に溶け込んでる
ビートルズな展開が素晴らしいと思います。
そうです、ビートルズは我々の生活の中まで
深く溶け込んで来る音楽だと思うからのです。
でぇ、トークイベントの内容ですが ・・・
ビートルズ伝記とは違う話が聞けるのが
イベントの醍醐味だと思います。
当然、出版業界からは、今迄のビートルズ
ストーリーの出版物の修正が必要な書面は
出さないとの暗黙の了解は有りなのかと 
思いますね。
松村雄策師匠も今迄、書面メディア上では
お茶を濁して来ました ・・・
ジョンレノンが１９７５～１９８０年の長期の
ハウスハズバンドを行い、子育てと家事で
忙しく、ギターに全く触れなかったとの伝記。
しかし、私の様なジョンレノン大好きマニアは
公式盤では飽き足らず西新宿ブート街で物色
未発表音源を捜す捜す ・・・ 結果 ・・・
１９８０年に発表した、最後のアルバムである
「 ダブルファンタジー 」のデモ音源を手に入れ
１９７５年～１９８０年の間に曲作りをしていた
事実は知り、ジョンは５年間引きこもりかな
との空想はしていました。
そして、改めて今回の松村雄策師匠の発言
「 ジョンは５年間、疲れて休んでいた 」 との
ハウスハズバンドを、否定した話を聞けて
トークイベントに参加して良かったと確信です。
そもそも、息子のショーンレノンが父親と
過ごした５年間に関して未だにノーコメントを
貫いているのは、怪しすぎだと思います。
この大好きなジョンらしい適当な発言で 
世界中で妻が家計を支えて夫が家事する
今や死語のハウスハズバンドとの実態が
有りました。 しかし、しかし
この夫婦逆転な生活を行って来たカップル
結構、破綻しているかな と思います。
最初は「 愛は盲目 」ですけど ・・・ 
子供が欲しいので収入が高い男が良い ～
夫が先に亡くなった時に遺族年金が出る
厚生年金に加入した会社員の男が良い
芸術肌な夫の作品が、全く売れない 
妻は現実が見えて来て夫をキッパリ捨てる。
その様な、ハウスハズバンドの終焉って
現実に沢山沢山有るような気がしますね。 
今年の初めに行ったミュージックライフの
初代編集長である、星加ルミ子さんの
トークイベントでもビートルズストーリー
とは違う、レアな話が聞けました。
１９６８年末に、ビートルズに密着取材を
行なっていたミュージックライフ編集部が
「 ビートルズが解散する 」との情報を得て
ドル箱な、ビートルズの後釜探しを協議し
１９６９年１月のゲットバックセッションに
様子見で、ビートルズにも会いに行った。
との話には驚きました。 
ビートルズストーリーでは、１９６９年１月の
ゲットバックセッションでバンド関係が破綻し
解散を決意。
ビートルズ伝説を、有終の美で飾るために
１９６９年春に再度、ビートルズは集まり
アビーロードセッションに挑むな展開ですが
１９６９年１月のゲットバックセッションが
実質「 最後のアルバムセッション 」だった
この様な、
ビートルズストーリーとは異なる話が聞けて
トークイベントに参加して良かったと確信です。
それにしても、６０年代当時に日本で
ビートルズに一番近い記者と言われていた
星加ルミ子さん、その事実を納得する写真が
有るけど、これ何回見ても凄すぎです。
この時、１９６７年の「 神神なビートルズ 」が
フール・オン・ザ・ヒルのレコーディング最中 
星加ルミ子さんの 「 レーコーディングを見学 」
しましたとの気絶しそうな話には絶句です。
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