銭湯にて | Yoshitaka Blog. ~Dancer Life in Amsterdam~

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2005~2009 NY、2012~2014 London、
2016~ now in Amsterdam。
UK Jazz Dance x Japanese Folk Art

バイト6連勤がやっと終わった今日、
疲労と睡眠不足でぎすぎすのけちょんけちょんになってしまった腰を復活させる為、
何年かぶりにお風呂屋さんに行きました。

インターネットで検索して見つけた近所の銭湯。
家のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔ソープ、垢擦りタオル、バスタオルを
袋に詰め込み、直行です。

入って靴をロッカーに入れ、
番台で450円。

高いなー。と思ったらその理由は中に入ってみたらすぐ分かった。
隅のドアに露天風呂の文字が。。。
何ー!!!銭湯に露天風呂!!!!
うおお、、進化している。。。

そのドアを蹴破って露天風呂に突撃したいS的衝動を
ぐっとM的にこらえ、まずは冷静に体を洗います。

体を洗いながら、何故か江戸時代の事を考えてました。
基本的に変わらない日本人の日々の営み。
知らない男どうしが裸で集まってそれぞれもくもくと体を洗う。
銭湯は男の社交場。
もちろん女湯は女の社交場で。

そしてついに露天風呂。。。
住宅地の中だから8メートルくらいの竹の塀に囲まれて決して広くはない。
淡い光が灯っています。
まさか近所で露天風呂に入れるなんて。。

夜の冷気と温かいお風呂。
もうこうなったらただぼけーーーと夜空を見上げるしか出来ません。
はあーーー、日本って素晴らしい。

そしてまた江戸時代や2000年前へと思いを馳せます。
この石を組んだ風呂や、この照明、その8メートルの竹の塀も自分も
もちろん昔はそこにないし、桜台もないし、ただの原っぱだったりして。
でも唯一変わってないのはあの夜空なんだろうな。。
例えば卑弥呼もあんな夜空を見ていて、源頼朝も見ていたり。

どこへも辿り着かない僕の妄想はびゅんびゅんと時間を越えていきます。

よし、これから週に一度はここに来よう!
ここで全ての疲れを洗い流すと思えば1週間をもっと頑張ってやれるような気がする。。

内風呂に戻って他の人をなんとなく観ていると
結構おもしろい。

体を洗う所で風呂椅子に座って一心不乱にマンガを読んでいる人がいる。
湯気でふやけるとかなんぼのもんじゃい!
こっそり何を読んでいるのか見てみると、
ゴルゴ13。
そうか、そうだよな。
これでケロロ軍曹とかだったらどうしようかと思った。


うーーん、銭湯すごい!
こんなにおもしろい所だったんだ。。。
また来ます。


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