Londonで僕の住んでいる街の駅はCanning townという所で、
East sideのはじの方です。
なので移動時間がたっぷりあります。
こんな時、いつも僕は本を読んでいます。
僕はこの時間が結構好きです。
本のすごくおもしろい所を読んでいる時に自分の駅に着いてしまった時は、
とりあえず降りて、そのまま駅のベンチで気の済む所まで読んでから帰ります。
子供の頃、父親にマンガはだめだけど本ならいくらでもよんでいいとされていて(笑)、
小さい頃から本を読む事は大好きです。
今読んでいるのは養老孟司さんと宮崎駿さんの対談エッセイ本です。
題して、
『虫眼とアニ眼』
このお二人が色々なテーマでそれぞれの思う事を自由奔放に話しているのですが、
それがとてもおもしろい!!
退屈無し!
(2~3回読み返しても意味がどうもよく分からない所もありますが。。。笑)
視野が広いというか、視点が違うというか。。。
お二人の眼を通して見えている世界を少し覗く事ができます。
今日読んだ中で印象的だったのが、
宮崎駿さんの
情報とかインターネットっていうのは、基本的に相手を操作しようとする願望じゃないかと思うんですよ。
(中略)
だって映像とか、そんな手間隙のかかるものをただで流すはずないじゃないですか(笑)。
俗っぽい言い方ですけど、ぼくはやっぱり電気を入れたりスイッチを押すだけで入って来る情報は信用しちゃいけないと思っているんです。
の部分。
このインターネット等、色々な情報がどんどん簡単に手に入る様になってきている今、
常に頭に置いておきたい言葉です。
僕も昔から何でも自分の眼で見たものしか信用しない事にしていて、
とにかく実際に見に行く事、会いに行く事が大事だと思います。
写真や映像でいくらでも情報を得る事は出来ますが、自分の眼で実際に見たり、
会ったり、触ったりする事で得られる情報は、全く次元が違うものだからです。
それが僕がこの旅に出ている理由の一つでもあります。
あとこの本を読んでいると、とても勉強したくなります。笑
もうかれこれ学業から10年程離れているので。。。
やっぱり人間、知識は大事ですね。