術後41日目(退院後29日目:術後の振り返り②) | 46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

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〇術後4日目

術後4日目。

 

一週間くらいは、熱が出たりするとのことで体温の上下を繰り返してます。

 

実際、体調自体はあまり変わりなく、ちょっと身体が熱いなくらい。

 

血圧は正常値の範囲内。

 

前日、便秘薬を飲んでお通じは少しあり。

 

傷口の腫れ、浮腫みはまだまだ強く、膝裏も突っ張って曲げられない。

 

さっそく、前日教わったマッサージ。

 

しばらくすると緩んできて少し痛みは出ましたが、なんとか曲げられるように。

 

やはり、動けないので同じ体勢取っていると、固くなってしまうよう。

 

定期的にマッサージするしかない様子。

 

4日目のリハビリとしては、平行棒のおさらいから、手術した方とは逆の手だけで平行棒を掴み歩けるか確認。

 

ぎこちないですがなんとか歩けます。

 

そのあと、車輪つきの歩行器での歩行練習。

 

まだ足が上手く動かず、歩行器に頼りすぎているところがありますが、こちらもなんとか歩けます。

 

トイレの使い方、ベッドへの戻り方をレクチャーしてもらい終了。

 

歩行器での移動が可能になりました。

 

それと同時にフットポンプと点滴ルートが外れ、やっと自分で好きな時に動くことが可能になりました。

 

背中と腰の痛みからの解放でもありました。

 

ただ、まだ手術した左足の筋肉の衰えは顕著で、少し歩いただけでも釣りそうに。。。

 

傷口の腫れ、腿の浮腫みもまだまだ引かず、トイレに座るのもまだきつい状態。

 

ベッドの上での筋トレ、マッサージを続けながら、合間はずっとアイスノンでアイシングを続けていました。

 

〇術後5日目

術後5日目、自分で動けるようになったので背中、腰の痛みからも解放され、体調は概ね良好。

 

体温も安定してきており、血圧も正常値範囲内。

 

お通じはあまりない。

 

力を入れなければ傷の痛み、および股関節周りの痛みは出ません。

 

ベッドからの昇り降りは、まだちょっと大変ですが、立ち上がりからの歩きは歩行器を使ってですが、少しづつ歩行器に体重を預けることなく歩けるようになってきました。

 

多少痛みがありますが、股関節の痛みではなく、筋肉の突っ張りとか筋肉痛とかそんな感じです。

 

なんとなく歩けるイメージがわいてきました。

 

まだトイレに座ったりは、深く座るため股関節の可動域が出ておらず、痛みが出てキツイですが、徐々に足の腫れ自体も引いてきてはいる感じです。

 

傷口はガーゼと防水テープが貼られており見ることはできませんが、周囲はアザのように内出血してる。

 

アザは個人差がありますが、人によっては1,2カ月残る人もいるそうなので、あまり気にしなくても大丈夫なよう。

 

術後5日目のリハビリは2回。

 

午前中のリハビリでは、股関節周りから膝にかけてをマッサージでほぐしてもらいます。

 

そこから、可動域を拡げる運動。

 

足にクッション挟んでの横向き寝の練習。

 

ちょっと突っ張る感じはありますが、痛みはそれほど感じない。

 

それから膝立をした状態での膝を開いたり閉じたりする運動。

 

これは意外と力がちゃんと入りました。

 

それから歩行器での歩きの確認。

 

「杖でも歩けそうですね。」

 

とのことなので、杖での歩行も練習。

 

杖は手術した足と逆の手で持つのですね。

 

逆の手でもって手術した足と同時につくことで、術足への負担軽減と反対側の手と足を同時に出すことにより、歩行姿勢を正常にできるようにするとのこと。

 

恐る恐るやってみました。

 

まだ体重をかけると少し痛みがでて、ぎこちないですがなんとか歩けました。
 

自分の足で歩け、やっとスタートラインに立てた感じ。 

 

とりあえずまだ日常の動きは歩行器で、杖はもう少し練習してからにしましょうとのことで午前中のリハビリは終了。

 

歩行器で歩けるようになったということで、術後5日目にして初めてシャワーを浴びられることに。

 

それまで、看護師さんが身体を拭いてくれてはいたのですが、シャワーで身体を洗い流せて本当にスッキリ、生き返った気分でした。

 

その後、午後のリハビリ。

 

まずは左股関節から膝までとお尻の裏の筋肉をほぐしてもらい。

 

可動域の拡張、筋トレ。

 

だんだん、動かせるようになってました。

 

その後、杖での歩行訓練。

 

歩き姿勢を見てもらいながら、少しずつ矯正していき意外と歩けました。

 

でも、腫れもあるし傷口も塞がってない、筋肉も戻ってないので、歩行器卒業はお預け。

 

歩行器での歩行で意識する点と自分の歩行姿勢を意識して歩くように指導され今日のリハビリは終了。

 

現状ではまず、歩きすぎると荷重がかかりすぎるので、筋トレを優先して頑張るようにしたほうがいいとのこと。

 

移動するときはしっかり姿勢を意識することとのアドバイス。

 

リハビリ後は腫れが出るのでアイシング。

 

傷口はまだ塞がりきっておらず、血は出ませんが、少し体液の染み出しがあり。

 

傷口の腫れ、腿のむくみもまだまだあり、膝裏の突っ張る感じもまだなくなっておりません。

 

お通じがなくてお腹が張る感じなので、寝る前に便秘薬を飲みました。

 

〇術後6日目

術後6日目。

 

体温も安定して、体調も悪くありません。

 

左股関節の傷口はまだ完全には塞がっておりませんが、力を入れなければ痛みはありません。

 

傷口の腫れ、腿の浮腫み、膝の突っ張りは日毎に良くなってきてはいますが、まだまだ。

 

便秘薬を飲んだおかげでお通じはあり。

 

6日目のリハビリは初めから杖でリハビリ室まで向かいます。

 

ぎこちないですが、前日より足に力が戻って来ている感覚。

 

リハビリ室について、リハビリ台に仰向けになり、まずはマッサージ。

 

そこから、股間節の稼働域を拡げる動き、まだ腫れが強くでていて、引っ張られる感じが強くて痛みはありますが、前日よりは少し良くなっている感じ。

 

それから、股関節に力を入れる訓練。

 

膝を曲げた状態から支えてもらいながらの、腿を上げて腹のほうへ引き寄せる運動。

 

術後初めての自分で足を上げる感覚。

 

なんとかできましたが、傷周りが突っ張って痛みはあります。

 

それから、股の閉じたり開いたりの動き

 

少しづつ力が入るようにはなってきました。

 

そこから、両膝立ててのお尻周りの筋肉を動かす運動。

 

お尻を少し浮かせて、股関節とお尻の穴を締める感じで力をいれます。

 

股関節を安定させるには必要な筋肉ですね。

 

最後に病室まで杖で帰り、今日のリハビリは終了。

 

「杖歩行でも問題なさそうですね」と、杖歩行解禁です。

 

「夜など怖いときには使ってもいいですよ。」

 

と、歩行器は置いていってくれました。

 

やっと杖歩行で両の足で歩けるようになって、希望が見えてきました。

 

まだ、左足に力をかけすぎると痛みがでますが、股関節自体に痛みはなく、筋肉痛と傷口の痛みという感じ。

 

傷口周りの腫れと腿の浮腫みは良くはなっているものの、まだまだ解消されておらず、暇を見てはアイシングを続けています。

 

それでも、やっとトイレに座るのが苦ではなくなってきました。