術後41日目(退院後29日目:術後の振り返り③) | 46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節手術。
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〇術後7日目

体調は概ね良好。

 

お通じも元に戻ってきました。

 

傷口周りの腫れ、腿の浮腫み、膝裏のハリもだいぶ解消されてきました。

 

根気強くアイシングをしたおかげでしょうか?

 

傷口の染み出しは、まだ少しあり。

 

血は出ていないので、そんなに問題はないとのこと。

 

この日の予定は、採血、リハビリ、レントゲン撮影。

 

採血は、ちょっと調子のいい感じの看護さんが来たので不安でしたが、その思いとは裏腹に採血上手でした。

 

見た目で判断してしまい、申し訳ありません。

 

7日目のリハビリは杖歩行で、リハビリ室に向かいます。

 

左足が開いているとの指摘。

 

やはり術前の足の長さが違ったときの癖が出てしまっています。

 

ほぼ足の長さが揃ったのに、左足が長いと脳が誤認しているのでしょうね。

 

足が開いてしまうと、姿勢も悪くなるし余計なところに力が入って負荷がかかってしまうので、しっかり意識するようにと。

 

リハビリ台の上でいつものようにまずは、股関節周りから膝までのマッサージ。

 

膝の裏側が大分固くなってますよと。

 

やはり、足が開いて歩いてしまってるせいらしい。

 

その後、前の日にやった膝を身体の方に引き寄せる練習。

 

前日よりは力も入り、稼働域も出てきました。

 

足を開く運動をしたあと、クッションを足に挟んでの寝返りの練習。

 

ちょっと引っ張られる感じはありましたが、意外と痛みはなくうつ伏せになれました。

 

そこから、うつぶせ寝のまま膝下を持ち上げる運動。

 

膝の裏に若干の違和感がありましたが、張りのせいだということで問題なし。

 

それから、足を伸ばしての股関節の付け根から足を持ち上げる運動。

 

筋力なさがでて痛みもあるし、ちょっとしか上がりません。

 

良くなってきているので、と退院に向けた日常の動作の練習をしていきますとのこと。

 

まず浴層に入る動作。

 

浴槽の縁を手で掴み、足を後ろに反らせ術足から跨ぐように入る。

 

出るときは手術したほうと逆側の足からで、術足はやはり後ろに反らせて跨ぐ。

 

いつも風呂入るときあんまり意識してなかったですが、今後は気をつけねばなりません。

 

とりあえず、ここまでやってリハビリ終了。

 

段々動けるようになってきた反面、脱臼などのリスクもあるため、気をつけなければいけないことも増えてきました。

 

その後、レントゲン撮影があったのですが、杖歩行なら一人で歩けるねと言われ、ハイと言ったら置き去り。

 

一人で歩けるけど、レントゲン室への行き方がわからないのですが、、、

 

仕方ないので他の看護師さんに聞きながらレントゲン室まで。

 

まあ、だいぶ歩けるようになっていたのでなんとか、レントゲンも無事とれましたが。

 

夕食後、執刀医の先生が回診に来て、状態いいし週末には退院できそうだね。

 

と、この日は木曜日だったのですが、「日、月、火のどこがいい?」といきなりの退院日の相談。

 

日曜日だともうリハビリは2日しかないので、階段や床からの立ち上がりなど生活動作もまだやってないし、傷口の染み出しもおさまってなかったので不安だったため、一番長めの火曜日を選択。

 

術後12日目での退院が決まりました。

 

〇術後8日目

体調は概ね良好。

 

傷口周りの腫れはだいぶ治まってきましたが、染み出しはまだある様子で痣もまだまだ消えてはくれません。

 

だいぶ、足には力が戻ってきたのですが、まだまだ力を入れると痛みが出る感じ。

 

杖歩行もまだまだぎこちなく、痛みも出てくるので長い時間は歩けない。

 

8日目のリハビリでは階段の上り下り、床に座る動作からの床から立ち上がる動作の練習。

 

階段の上り下りは、上りは手術してないほうの足から杖を突きながら上り、手術した足を上げて揃えて一段一段上り、下りは手術したほうの足から杖を突きながら下ろし、手術したほうの足を下げて揃えて一段一段下りる。

 

これは難しくなく普通にできました。

 

床に座るときは手術した足を後ろに引き手術したのと逆の足を曲げ、両手を前につきクラウチングスタートのような体制から、手術してない方の足のほうにゆっくり回転しながら座ります。

 

立つときは手術してないほうの膝を立て手術した足のほうに回転クラウチングスタートの体制になってから、手術してないほうの足に力を入れて立ち上がります。

 

ちょっと分かりづらいですが、なんとかこれも問題なくできました。

 

一応、これで日常の基本的な動作は一通り説明してもらいました。

 

その後、シャワーに入れるということだったので、シャワーを浴びてさっぱり。

 

なんとか着替えから身体を洗うところまで、一人でできるようになりました。

 

足にも力が戻ってきたので、あとは傷口が塞がってくれることを祈るばかり。

 

〇術後9日目

体調自体は概ね良好。

 

腿の浮腫みはだいぶ治まってきましたが、傷口の腫れ、染み出しはまだ治まっていない感じ。

 

このままだと、退院するときにガーゼと防水テープ貼ったままで、一週間後にまた診察してもらいに来なければいけなくなる。

 

9日目のリハビリは外歩き。

 

病室から杖歩行で病院の玄関から外に出て、駐車場を抜け、ちょっとした庭みたいなところをぐるり。

 

10日ぶりの外の空気と景色に少し気分が上がりました。

 

途中、ちょっした坂道やデコボコ道もありましたが、割と普通に歩けました。

 

時間にして20分くらいの連続歩行。

 

久し振りに歩いたので多少の疲れはありましたが、外に出られてちょっと日常に戻るイメージができました。

 

その後、リハビリ室で、稼働域の確認と歩行姿勢の確認。

 

稼働域はまだ腫れと固さがあるので、術前よりちょいでていないが腫れが引いて、マッサージを続ければ、術前よりは確実によくなるとのこと。

 

歩行姿勢はまだぎこちなさはあるものの、杖を突いての歩行なら身体の揺れはなくなり、大分良くなっている。

 

少しずつではあるが確実に改善されつつある。

 

まだ、一日動くと傷口の腫れが出るので寝る前にはひたすらアイシングを続ける。