術後41日目(退院後29日目:術後の振り返り①) | 46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節

46歳で左変形性股関節症からの人工股関節手術。
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人工股関節手術後41日目。

 

現在、普通に歩く分には杖を使わなくても、いけるような感覚。

 

しかし、やはり長時間歩いているとだんだん姿勢が崩れてきて、腰と膝に負担が掛かる感じがあるので、杖はついています。

 

階段もほぼほぼ普通に上り下りができるようになってきたが、やはりまだ怖いので手すりを持って上り下りしている。

 

床からの立ち上がり等もあんまり考えないで普通にできるようになってきた。

 

正座も元々苦手なので、ほぼしないが普通に曲がるようになった。

 

股関節自体には痛みはないが、まだ傷周りの硬さが残っていて強い負荷がかかると痛みがでる。

 

靴下はなんとか履けて、爪切りもギリギリいける。

 

とだんだん、今までどおりの動きが戻ってきています。

 

思い返せば、手術後すぐは手術した左足はもう自分の足でないように動かなくて、本当にコレ歩けるようになるのか?

 

とものすごく不安な状態でした。

 

〇手術後当日

手術後、全身麻酔から覚めた時、顔には酸素マスク、点滴を右手の甲に刺され、血圧計る機械を右腕に付けられ、心拍数計測する機器を胸に貼り付けられ、尿道カテーテルを入れられ、両足は弾性ソックスした上に、足の裏を圧迫するタイプのフットポンプを付けられた状態。

 

意識はまだ、ぼんやりした状態で、痛みはないと聞いていましたが、傷口付近がズキズキ痛む。

 

酸素マスクは夕方くらいには外されましたがあとはそのまま。

 

手術の術式は後方アプローチ。

 

傷口はお尻から腿にかけて身体の側面より少し後ろ側にある感じ。

 

痛みはまだあり、手術した左足はほとんど力が入らない状態。

 

自分の足ではないような感覚。

 

点滴で痛み止めと感染症予防のために抗生物質をいれられる。

 

水は飲んでいいが、当日は食事はなし。

 

自己貯血の手術で使わなかった分を、左腕から輸血される。

 

とまあ、ほぼほぼ身動きが取れない状態で次の日の朝まで、ベッドの上で過ごしたので腰と背中がどうにもならないくらい痛かった。

 

〇手術後1日目

術後1日目の朝を迎え、バイタルはそのままに朝食を食べ、その後少しして、点滴のルートとフットポンプ、尿道カテーテル以外は外され少し解放。

 

フットポンプは付けっぱなしなので、ベッドの上から動くことができなかったので、電動ベッドを動かしながらなんとか背中と腰の痛みを和らげられないかと苦慮しましたね。。。

 

体温は少し高め37℃少し超えるくらい。

 

血圧は正常値範囲内。

 

昼食を食べた後、初めてのリハビリ。

 

そこで、車いすに乗る練習と車椅子からたって、ベッドに移る練習。

 

初めは本当に手術した左足が全然動かなくて、理学療法士さんに手伝ってもらいながら左足をずりずり動かし、ベッドに座り、ベッドの柵につかまりながらなんとか立ち上がり、靴を履いて左足をひきずりながら、車椅子に座れる位置まで動いて、車いすの手すりにつかまりながらゆっくり座る。

 

手術した左足は傷口周りの腫れと腿の浮腫みがすごく、突っ張る感じで股関節も思った以上に曲がらず、車いすに座るのもだいぶきつかった。

 

その後、車いすからトイレに座る練習もしたのですが、トイレに座るのも腫れ、浮腫みのせいで股関節を曲げるときに強い痛みがでて、想像以上にきつかったですがなんとかできました。

 

部屋に戻って、ベッドの上で足を曲げ伸ばしする機械を30分やって、初日のリハビリは終了。

 

予想以上に動かなくて、本当に歩けるようになるのか不安でした。

 

腫れと浮腫みがひどいのでずっとアイスノンでアイシングしてました。

 

点滴で痛み止めと抗生物質を朝と夜いれられる。

 

〇手術後2日目

術後2日目にして、車椅子でトイレに行けるのがOKとなり尿道カテーテルが抜けましたが、点滴のルートは右手の甲にささったまま、フットポンプも付けっぱなし。

 

トイレに行くにも看護師さん呼んでフットポンプを外してもらい、車椅子を押してもらわないといけない状態。

 

トイレとリハビリ以外、ほぼベッドの上できつかった。。。

 

体温はちょっと高め37℃超えてくるくらい。

 

血圧は正常値範囲内。

 

術後まだお通じはなし。

 

点滴で痛み止めと抗生物質を朝と夜に入れられる。

 

2日目のリハビリでは車椅子でリハビリ室に行き、リハビリ台の上で可動域の確認をし、手術した足のマッサージ、股を開いたり閉じたりする運動と膝立の運動を行う、まだ自力ではほぼ動かない状態。

 

その後、平行棒でつかまり歩きの練習。

 

平行棒につかまりまっすぐ立っているつもりが、術前のクセが残っていて、左足が長く感じる。

 

実際はほぼ同じ長さだったのだけれど、長く感じてしまい左足の膝が曲がってしまっていて、身体が傾いているのだけれど、それがまっすぐ立っている状態だと身体が認識してしまっていた。

 

なんとか、まっすぐ立ち平行棒につかまりながら、だいぶ腕に力は入ってしまいましたが、歩くことはできました。

 

だいぶ、不格好だったと思います。

 

そのあと、立ち上がり方、座り方を教わり、足首を良く動かすこと、膝の裏で丸めたタオルをつぶす運動をしてくださいと教わり、部屋に戻ってまた足の曲げ伸ばしの機械を30分行い2日目のリハビリは終了。

 

まだ、傷口の腫れと腿の浮腫みと膝裏当たりの突っ張りが強く、左足は力が上手く入りませんでした。

 

腫れが出てるうちは、アイスノンでしっかりアイシングをするのがいいそう。

 

トイレ行くにも看護師さん呼ばないといけないし、フットポンプつけてるので動けないし、点滴してるし、夜もなかなか眠れませんでした。

 

〇術後3日目

フットポンプはまだ付けたまま、点滴のルートはまだ刺さったまま。

 

左足は、股関節周りの腫れと膝裏の突っ張りでまだ思うように動かせないものの、動かさなければほぼ痛みはない。

 

立膝は何とか90度くらい、股関節も車椅子に座るくらいは何とか曲がる。

 

体温は相変わらず上がったり下がったり、高い時間帯は37.5℃くらい。

 

血圧は正常値範囲内。

 

お通じいまだなし。

 

点滴で痛み止めと抗生物質を朝と夜に入れられる。

 

術後3日目のリハビリは、まず理学療法士さんにマッサージをしてもらい、その後可動域の確認。

 

リハビリ初日と比べるとだいぶ可動域がでてきているそう。

 

その後マッサージの仕方を教わる。

 

★膝裏のマッサージ、あまり力を入れて揉みこむのではなくソフトに。

 

★腿の内側と外側を下から上に血流を促す感じでやさしくマッサージ。

 

★股関節の付け根部分をまた下から上にやさしくマッサージ。

 

それを1日に何回か継続すると張りと浮腫みによいそう。

 

あとは足首をよく動かすこと。

 

膝でタオルを潰すような運動。

 

これを自主的に続けてください、とのこと。

 

平行棒を使っての歩行訓練。

 

いままで通りとはいかないし、術足に体重をかけるとまだ痛いが、なんとか腕で支えながら歩ける。

 

その後、車輪なしの固定式の歩行器。

 

前についてから、足を進めて、また歩行器を前につく。

 

その繰り返で、リハビリ室を一周。

 

ぎこちないがなんとか歩けた。

 

病室に戻り、機械を使っての膝の曲げ伸ばし運動30分。

 

自分では思うように動けてないと思っていたが、理学療法士さん曰くわりと順調らしい。

 

リハビリ後は少し腫れが出る感じでアイスノンでアイシング。

 

まだフットポンプは外れておらず、車椅子なのでトイレに行くたびに看護師さんを呼ばなければならず、基本ベッドの上。

 

トイレに座るのも腫れがまだひどく、股関節を曲げるのが結構つらい感じ。

 

少しずつ、足首の運動、膝の裏で押しつぶす運動、膝立の運動をしていくが、まだまだ力を入れると傷口が痛む。

 

点滴ルートも定期的に痛み止めと、感染症予防のための抗生物質を入れるため、刺さったまま。

 

地味に気になる。

 

フットポンプを動かしていると、足を圧迫されている感じと、音がうるさくあまりよく眠れない。

 

お通じがないので、寝る前に便秘薬を飲む。