愛されたいという気持ちは、とても純粋で素晴らしいものです。
自分以外の人を大切にし、その人を想いながら、互いに気遣いながら、一緒に生きていきたい。
その意欲の表れだからです。
ただ、
「愛されたい」と願って本当に愛を手に入れられる方と、
「愛されたい」と願っているのに、いつまでも出会いがない、男性が遠ざかってしまう方…
結果が分かれてしまうことがあります。
なぜ、こんな差が出てしまうのでしょうか?
その理由は、「愛されたい」にも、「隠された潜在意識の秘密」があるからです。
今回は、「愛されたい」を実例に出しながら、「潜在意識とエネルギーの法則と現実化」について、解説していきますね。
いつもご覧いただきありがとうございます。
誰もがかけがえのない「唯一美と天才性」で、幸せな現実創造ができる。
何歳からでも潜在意識で愛と豊かさの奇跡は起こせる
「潜在意識心理学®︎/唯一美塾」主宰 斎藤芳乃です。
実は、「愛されたい」という言葉を厳密に分解していったときに、
愛されたいという言葉の裏側に、
「愛されたい、どうしても私は絶対にあなたに愛してほしい、あなたに私の思い通りに動いてほしい、私はあなたから与えてもらいたいから、こんなに待っている」
「どうしてこんなにやっているのに、あなたの良いように振る舞っているのに、あなたは私を愛さないの?なぜ、あなたは私のことを愛さないの?」
「いいから早く私のことを愛してよ!こんなにしているんだから、もういい加減大切にして。私だって愛されたい、1秒でも早く愛されたいの」
…というような「要求」が隠されていることがあります。
この場合、この「要求」が相手に伝わり、「重くなって」しまい、どんなに願っても愛されない現実ばかりを引き寄せてしまうことになるんですね。
一方で、「愛されたい」と願って「愛される人」は、
「わあ、素敵な人!こんな人から愛されたいなあ♡」
(でも実際には相手には相手の意思があるし、素敵だなと思うけれど、
絶対に相手が愛してくれるかなんてわからないよね、
だからちょっとはワクワクしながら愛されたらいいな♡とは思うけれど、憧れにとどめて、関わりを楽しみながらときめいておこう♡)
というように、
「相手を尊重している」
「重く期待して依存せずに、楽しい未来を思い描いているだけ」
「そうなったら嬉しいけれど、そうならなくても大丈夫という自尊心がある」
といった
「ライト(重苦しくなく、軽い感情)で、ポジティヴな潜在意識の状態」になっています。
こうした人たちは、「奪う」「絶対に」「あなたは私を愛すべき」「私を大切に扱うべき」「早くしろ」「なんでやってくれないんだ」というような要求が含まれないため、
相手も重さやプレッシャーを感じることなく楽しみながら付き合えるために、その純粋な願いは叶うことも多いのです。
一方で、「愛されたいと願っても一向に愛されない」という場合は、
「どうして愛されないの?私も愛されたい(誰か誰かと依存し、必死で楽しんでいない、早くしてと世界に要求する)」
「お願い、誰か私のことを愛して。私だって愛されたい!!!(と、怒りやフラストレーションをぶつけている)」
というように、
言葉としては同じ「愛されたい」でも、抱えている気持ちや感情がまったく異なるため、叶わなくなってしまっているのです。
支配やコントロール、相手から「愛する」という気持ちを奪おうとするような想い(要求)が強くなると、
それを相手は感じ取り、
奪おうとされているなあ、支配しようとしているな、そんなに詰め寄らないで、そんなに要求しないで、そんなに依存しないで、そんなに期待して寄りかからないで…
というような気持ちになってしまうんですね。
このように、現実化とは、
「目には見えない想いの部分=潜在意識の状態」
が、深く関係しています。
実は、私もこうした現象に苦しんだことがあります。
「なぜか、同じ言葉を言っていても、叶うひとと叶わないひとがいる」
そして私は、「叶わない側の人間」でした。
例えば、今回の「愛されたい、という言葉に隠された要求」も、過去にやっていました。
愛されたいから、相手に与える。
言い換えれば、「私はこれだけやってるんだから、あなたもこれだけ返すのが当然でしょう?」という奪うような、思い通りにしたい前提で、相手と関わっている。
とても良い女性のように振る舞っているけれど、
心の中では、「これだけあなたの言うことを聞いているのだから、もちろん、あなたも私の言うことを聞いてくれたり、願いを叶えてくれるんだよね?」という想いで、相手と関わっている。
そのため、良い人、良い女性、可愛らしい態度、女性らしい容姿を整えていたとしても、
心の中ではいつも
「ねえ、早く見返りを頂戴」
「ねえ、これだけやっているのだから、早く思い通りに動いて」
と、思っていました。
相手を動かすために、振る舞う。
相手に思い通りになってほしいがために、行動する。
要求ばかりだったのです。
「相手に、◯◯させたい」
そう思ってばかりだったので、やってくれない人を引き寄せたり、良い感じになっても相手が離れていってしまったり、
あるいは、相手も支配的な人を引き寄せたり、衝突することばかりでした。
「愛されたいと願い振る舞いながら、相手に言うことを聞かせようとするゲーム」をしていたのです。
こうしたパターンをしてしまう場合は、一度、勇気を出して自分の欲求を手放し、
「相手には相手の気持ちや意思がある」
「だから、思い通りに行動させようとしても、それが叶わないこともある」
と、他者尊重をしながら関わっていくことが大切です。
私自身も、何度も何度も心の中の支配…思いどおりにコントロールしたい気持ちを自覚し、その都度、「ああ、自分がされたら嫌なことをしているな」と自覚し、修正してきました。
自分がよく振る舞おうと、自分の思い通りに動いてくれる人ばかりではないし、
その反対に、
自分が相手の都合よく振る舞えなかったとしても、相手が自分に対して、よくしてくれることもある。
そうだよね、誰だって、別に私のために生きているんじゃないもの。
相手には、相手の気持ちや、相手の人生があるのだから。
「相手にさせようとするコミュニケーション」
を、やめたのです。
その後は、相手にさせようとするのではなく、ただ自然に、自分が接したいように接する。
できるだけ相手を尊重しながら、大切にしながら接していこう。そう心がけるようになりました。
すると、とても不思議なことですが、こうして「させようコミュニケーション」をやめて相手を尊重し始めた瞬間に、
自分を尊重してくれる男性ばかりを引き寄せられるようになったのです。
逆説的ですよね、
あんなに相手に要求していた時は叶わなかったのに、要求しなくなった瞬間に、世界からあらゆる助けと大切にされる、味方になってもらえる現実がやってきたのですから…。
目に見えなくても、見えない部分で人は反応する。潜在意識が伝わってしまう。
人は、ある意味、自分の鏡です。
そして、「言語化していないけれど、隠している本心や自分の状態」にピッタリ合う人を引き寄せます。
だからこそ、出会う人、現実を変えたい時は、他人を変えようとするのではなく、自分の在り方を変えていくことが、最速の近道になります。
あなたが思う以上に、あなたは愛される。
目に見えない心の奥深く=潜在意識に潜んだエネルギーやネガティヴな感情を、ほんの少しだけシフトしてあげることで…
あんなに苦しんでいた「愛されない現実」は、あっというまに変わっていくのです。
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