いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
結婚するということは、「今まで一人で生きてきた人生を、二人で生きるように変化する」ということです。
今、こういう時代だからこそ…とても辛く、眠れない夜もあるかと思います。
でも、そんな時ほど、
「私はこれからの人生を、もういい加減、一人で孤独に耐えながら生きなくていい」
という許可を、自分に出してあげて欲しいんですね。
私たちは、一人で(無意識に、何もかも)頑張ってしまって、疲れ切っているとき…
例えば、ビジネスで何かやらなければならないことがあるとき。
意を決して、これからの人生を変えなければならないとき。
上司や自分が苦手とする人との関係で悩んでいるとき。
家族との関係で悩んでいるとき。
今のように、社会がとても大変なとき。
どうしても、その悩みの中に囚われてしまい、「どうしよう、なんとかしなければ」と、限界を超えてまで、一人で頑張りすぎてしまうことがあります。
けれど、その裏側には
無意識に(潜在意識的なパターンとして)、「私は一人で何もかも頑張らなければならない」という、自分を苦しめる強迫観念に縛られているがほとんどなのです。
ではなぜ、そこまで一人で頑張らなければならないと、強迫的に思ってしまっているのでしょうか?
それは、例えば子供時代、親からしっかりしなさいと言われて育ったり…
社会の意見により、
「長女だから・長男だから」
「大人になったのだから」
「自立しているのが普通だから」
「女性でも経済的に自立するのが大切だから」
そんな、たくさんの「こうしなければならない」を何度もなんども伝えられ、見聞きし、「こういうのが素晴らしい考えなんだ」と、「一般的な正解」としてあげられてしまうと…
私たちはどうしても、
「それが正しいことなんだ。それ以外のことは、きっとしてはいけないこと。許されないことなんだ」
と考えてしまうんです。
そして、本当は誰かに助けてもらいたい。
しっかりしてなんていたくない。
誰かと二人で生きていたい。
助け合いながら、自分も誰かを助けるだけではなく、共に与えあいながら生きていたい。
そんな希望を、自ら「禁止」するようになってしまうんですね。
みんなが言っていることとは違うから。だから、私だけが求めてはいけない。
評価されることではないから。だから、きっと求めてはいけないことなんだ。
これが、潜在意識に焼きつく「禁止」のメカニズムです。
禁止されたあなたの思いは、やがて、「それを願うことは罪なのだ」という罪悪感に変わります。
その結果、「誰かと生きることを禁止された、それを願ってもいけないと思っている罪深い自分」は、「誰かと生きることを最初から排除しながら、一人でなんとかすることしか考えられなくなる」ようになってしまうのです。
だからこそ、こうして辛く、困難な時ほど、
自分がそうした想い…
誰かと助け合って、共に生きていきたい。
一人で孤独に耐えながら生きるのではなく、抱きしめあいながら、愛し合いながら、お互いを理解しあいながら、優しさと思いやりを互いに向けながら、
できることを補い合いながら、「完璧な人間ではないまま、支えあいながら生きる」ということを、「今すぐに」選択して欲しいんですね。
選択とは、「私はもう、今までの生き方がとても辛かった。だから、もうそれをやめて、誰かに助けを求めよう」と決断することであり…今までの苦しみを、「ああ、私は本当はとても孤独で、寂しくて、誰かに手を伸ばしたかったのだ」と、「本当はそんな生き方はとてもとても辛く、今すぐにでも捨ててしまいものだったんだ」と、涙のまま認めてあげることです。
潜在意識は、こうして…
「本当は、ずっとそう思いたかった。願いたかったのに、願ってはいけないと、ぎゅっと自分の中に押し込めていた願い」
を認めてあげることで、やっと
「私は思っていい。そして、願っていい。そして、その願いに手を伸ばしていい」
と、「可能性」を自分に許すことができます。
可能性とは、「新しい生き方をしてもいいという許し」です。
自分が自分に、その思いを、その願いを持っていることを、「それを持っていていいんだよ」と伝えてあげること。
それが、あなたのこれからの人生を変えてくれる、何よりもの許可になるのです。
こうして、自ら許可をし、認めることができた…
自分が誰かと愛し合うことも、愛されることも、大切にされることも、助けてもらうことも、認められることも、許可することができた。
その結果、美しい花嫁になることができましたM様の結婚式のお写真を、最後に皆様にもシェアさせていただきますね。
M様、本当に本当におめでとうございます…!
そして、こうして…愛を許す、二人で生きる選択をしてくださいましたこと…本当に嬉しく、胸がいっぱいです。
これから、お腹の中にいらっしゃる新しい命とともに…パートナー様と、末長くお幸せになってくださいね。
また夏に、M様とお話できますことを楽しみにしております…!
ぜひ、あなたも…こうしてM様のようになっていいと、「二人で支えあいながら、今この瞬間からは、誰かと生きていい」という許可をご自身に出してさしあげてくださいね。
人は、人生を変えることができます。
今までいかに辛い人生だったとしても。孤独に耐える人生であったとしても、もう「誰かの許し」は必要なく、あなたがあなたに、「誰かと生きていい」という許可を出してあげていいのです。
許しがあるところに、可能性があり、新しい人生がある。
あなたはもう、一人で生きる必要はないのです。