★「突然、丁寧に扱われ尊重されるようになりました」ー不幸癖から抜け、現実を変える自尊心の作り方 | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。



自分自身の心の成り立ちと向き合い、潜在意識を書き換えれば人生が変わる。それは、揺るぎない真実です。



今まで持てなかったような高い自己価値を感じられるようになった結果、以前なら望むことさえ禁止していたような出来事が自然に引き寄せられるようになります。



しかし、こうして根底から自分の人生を変えるためには、



○自分が過去の記憶に反応しながら生きていること…例えば、人への恐怖心や無意識の強迫観念を癒してあげる


○家族関係が影響する中で、自分自身がいつのまにか持たされてしまった「思考の癖」「自尊心のなさ」を丁寧に紐解いて、「正しい自己価値を感じていく」


という2つのことがどうしても必要になります。



なぜなら、こうして根底を変えないと、一時的に良かったとしても、昔のトラウマや昔の自己価値の低さが出てきてしまい、「また不幸になる」「また苦しみを背負う」ということを繰り返してしまうからなんですね。




言い換えれば、こうして過去のトラウマを癒し、新しい自己価値を感じられるようになれば、それだけで性格も変わり、まるで別人のように生きられるようになるんですね。





今回は、こうしたステップを順番に踏みながら、苦しかった過去を乗り越えられ、以前とは全く違う尊重される人生を歩み始められましたT様からの体験談をご紹介させていただきながら、

潜在意識を書き換えていくと、どのような心理的な変化・実際的な変化が起きるのか、そしてそれがどのように現実の変化につながっていくのかを、ひとつひとつ詳しい解説と共にお伝えしていきたいと思います。





*女性性開花プロセラピスト養成コースT様からの体験談*



斎藤芳乃様


寒い毎日が続いておりますが、お変わりないでしょうか。
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月に女性性開花プロセラピスト養成コースを修了させていただきました、Tと申します。


講義が終了してから2ヶ月程たちますが、この間に、自分が何を学ばせていただいたのかを再確認したいと思い、 テキストを初回から読み直し、気づきをもう一度書き出したり、 『恋愛レッスン』の特典動画のワークを繰り返し行なったりしていました。



以下、長文になり恐縮ですが、これまでの学びをまとめたものをメールさせていただきます。



*T様の気づき1.
過去に対する恐怖感が治まったこと



学ばせて頂いたことは本当に沢山あるのですが(メールでは書ききれないくらいあります)、 この半年間で自分にとって一番大きかった事は、過去に対する恐怖感がなくなったことです。



今のこの自分があるのは、過去に原因がある、とずっと思っていました。

しかし、これまで何度過去を振り返ろうとしても、過去を振り返った途端に、 奈落の底に落とされるかのような恐怖に突き落とされ、怖すぎて、どうやっても冷静に過去を振り返ることができませんでした。



6月の回の、感情は感じてあげることで完了する、恐怖感を感じて昇華し克服するというワークで、本当に怖かったのですが、でもどうしても私はここを乗り越えたいという思いで、目を閉じて、その目の前にある闇の中に頭から真っ逆さまに落ちていく感覚の中で、ただ芳乃さんの声だけ信じて、ひたすら自分の本心からの恐怖を泣きながら感じました。

 


そして次に目を開けたとき、心がとても静かで平らで、まるで心のなかの地平線か 水平線が見えるような、穏やかな夜の優しい海をながめている感覚がありました。

このワーク以来、今まで過去を振り返る時に感じていた恐怖感は治まっています。


私にとって、この過去に対する恐怖感が治まったことが、何よりの奇跡体験だと思っています。



*********


【斎藤解説】


まず、こちらでT様が書いてくださいましたように、実は過去に対するトラウマというのは、「現在も続いて起きている出来事」ではないんですね。



しかし、人間は記憶する生物です。


辛い体験を通して苦しんでしまうと、「またその苦しみや辛い出来事が起きるかもしれない」と、起きてもいない現実に恐怖するようになります。



そのため、現在は何か起きていなかったとしても、自分の中での「恐怖という感情」に囚われすぎてしまい、自由に生きることができなかったり、萎縮してしまうようになるんですね。



こうした場合は、「過去のトラウマに影響されている自分」を今の自分が救い出す…こうして「辛さや恐怖を感じたことを認め、その感情を一緒に感じてあげながら癒す」というプロセスが必要になります。



恐怖を感じているのは事実でも、「怖かった出来事は昔のことである」というように脳が認識できるように、続いている恐怖という感情を嫌うのではなく認め、感じ、終わらせて行くことで、思考パターンも恐怖から解放されるんですね。






*T様の気づき2
.なぜ今まで努力しても苦しかったのか



今まで生きることがとても苦しかったため、努力をよくしてきました。


周りからも、いつも一生懸命頑張っているねと言われることが多かったです。

でも、いくら努力をしても苦しくて、努力するほど苦しくなっていく。
なぜなのか。
過去に対する恐怖感が治まったあと、ある記憶を思い出しました。



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代の頃、とてもつらい環境にいました。



今思えば、そこから離れてよかったのに、当時の私には逃げることは負けることだという思い込みや 他者からの評価へのネガティブなプライドと完璧主義が強く、その場を離れるという選択肢を 想像することさえできませんでした。


ここしか居場所がない、でもこのつらさを感じてしまったら、私はここに居続けることができなくなる。



そう考えた私は、現実の「つらさ」を感じないようにするため、その「つらさ」以上の「苦しみ」を自分に与えようと決めてしまったのです。

「苦しみ」を感じている間は、この「つらさ」を感じなくてすむ。


そのための手段が、「自分にあえて苦しみを感じさせるための努力」だったのです。




この事を思い出したとき、なぜ今まで努力しても苦しかったのか、ようやく腑に落ちました。

努力をする目的が、そもそも、自分に苦しさを味合わせるためのものだったのです。
これでは努力するほど苦しくて当然でした。


死に物狂いに努力をした結果、死に物狂った結果にいつもなっていました。



つらかったら休んでいいんだよ、と本当に今まで自分に言ってあげることができませんでした。


今ようやくその言葉を自分に言ってあげることができます。

苦しむ為に努力しなくていい、幸せになるために、努力していいんだよ。
やっとやっと、その許可を自分に出せました。




***********


【斎藤解説】



「苦しみの上に、苦しみを重ねてしまう」。これは心理的な罠のひとつです。



幸せを許可し、楽に生きることを許可したり、苦しみの環境そのものから離れるのではなく、「もっと頑張れば結果が出る」という幻想に囚われてしまったパターンです。




本来、自尊心が育っている人は、はっきりと自分の中で「嫌だ」という感情を持つことができるため、苦しいことがあったときに必要以上に苦しみの環境や相手にしがみつかずにすむのです。




しかし、自尊心が育っておらず、何でも自分が悪い、努力していないからいけないと言われて育つと、「離れる」ということに屈辱を感じるようになったり、「苦しいのは私のせいだ」と、苦しみを正当化するようになってしまうのです。

その結果、「もっと頑張らなければ」と自分を駆り立て、より自分を罰する方向へと歩んでしまうんですね。



けれど、ここで気づくべきことは、「理由のある苦しみは努力によって改善する」こともありますが、同様に、「理不尽な苦しみは、離れるという選択をした瞬間に終わる」という自尊心のルールを採用することが重要なのです。






*T様の気づき3
.父との関係を好きな人との間でも再現していたこと



以前とても好きな男性がいました。相手の男性の方も私に好意を持っていて下さった ようなのですが、私は自分が幸せになりそうになると怖くなってしまい、私はこんなに 内面にドロドロしたものを抱えているのに、服のセンスだってダサいのに、それでも好きになってくれますか?と、相手を試し、傷つけるようなことばかりしていました。


 
人を好きになるより自分を好きになることの方が難しいくらい、こんな私なんてと 自己価値が低かったことも原因だったと思いますが、『恋愛レッスン』の特典動画のワークを 行いながら、気が付いたことがありました。



父がこれが愛だといって私に与えたものは、私にとっては威圧と支配でした。

私はそれがとても嫌で、怖くて、それが欲しかったんじゃない、そこから逃れたいとずっと思っていました。

私に自由を許さなかった父をずっと恨んでいました。



でも、父は父の制限のなかで生きざるをえず、そして父に愛がなかったわけではないことにも気が付きました。


愛の反対は憎しみではなく無関心だという言葉は、マザー・テレサの有名な言葉ですが、 ただ、愛がよじれて憎しみと恨みになってしまっていただけなんだな、と思えたら、 もう憎しみも恨みも、穏やかに治まっていきました。




父のせいで私は不幸、10代の時のトラウマの経験のせいで、私は不幸だとずっと思って生きてきました。



でも、もう苦しみに居続けなくていい、憎しみや恨みに執着、癒着、依存しなくていい。

自分で自分の不幸を、終わらせて、いい。




母性を持って身近な男性に触れるというワークの時に、好きだった男性に父が重なって思い浮かびました。



何度かそのワークを行いながら、私が愛情を感じていた父という男性との関係を、 私が愛情を感じた別の男性との間でも、再現してしまっていたのだと、気が付きました。


私にとって、父という男性から与えられる愛とは、威圧と支配だったため、 他の方であっても、男性からの愛を受け取ることが怖かったのです。




今なら、その男性が私に向けて下さった愛情は本当に私が望んでいた愛情だったとわかります。だからこそ、その人を好きになったのです。



私が本当に欲しかった愛情、望む愛情の形、それは、 あたたかく、穏やかで、優しい会話とその積み重ね互いの存在で互いの存在を認め、尊重し、肯定しあうことだということが、今ははっきりとわかります。



何年もかかりましたが、ようやく、好きな人からの愛を受け取れる準備が
できたのかなと、思っています。



**********


【斎藤解説】



これはまさに、潜在意識の刷り込みのせいで、愛を壊してしまっているパターンですね。


親からの支配や威圧を愛情だと捉え違えてしまい、「愛情とはこういうものなんだ」と誤解した結果、男性に対する無意識の恐怖や、愛情に対する無意識の嫌悪が出てきてしまう状態です。



これも、一種のトラウマです。



こうしたパターンを持っている場合にも、「親の行動が自分の求めている愛情とは違ったんだ」という自分の苦しみを肯定して上げながら、「本当はどういう愛が欲しかったんだろう」という、根底にある欲求と向き合ってあげることで、

「正しい愛情=自分が嬉しい愛情のパターン」を潜在意識が覚えることができます。




「知らないからこそ、それが愛だという誤解が生まれる」というところを超えて、「別の選択肢がある」ということを「知り」、親の生き方からの自立を心がけることで、「親の生き方に支配される苦しい愛のパターン」を終わらせることができるんですね。






*T様の気づき4
.経験と学び



『恋愛レッスン』の特典動画のワークを行いながら、もう一つ自分の中で変化したことが あります。



母性を持って、自分の中にいる10代の頃の自分に会いにいくワークを繰り返し行なっていたところ、 ある日、それまでずっと膝を抱えて泣いていたあの頃の自分が、自分の力で立ち上がり、 まだ涙は流していますが、それでも微笑みながら、「いい人生経験だったよ」と言ってくれたのです。


そのことに、自分で自分に驚きました。あれだけつらかった時期のことを、人生経験だと あれもまた学びだったのだと言える自分が自分の中にいることに。




暗闇の中、あてもなくただひたすらさまよい続けた時間。
キツかったけれど、でももうその時間が自分のこの感性を育んだことにも気が付いています。


その時間がそのまま自分の誇りとなる。
これからの人生を生きる糧、学び、力、光となる。
自分の人生に、誇りと希望をもって、生きていっていい。



苦しみも哀しみも息苦しさも、その全ての感情を、そのことを経験する、通過すること、 そのものが私にとって学びだったのだなと今は思えるようになりました。


だからこそ、何一つ自分の経験を否定しなくていいのだと思います。

今まで歩いてきた道のりを振り返り、自分自身の過去に対し、「ありがとうございました」と 凛とした強さをもって言える自分が今ここにいます。


いついかなる時であっても、私が、私を、私として、尊重すると決めること。



芳乃さんからの愛のこもった沢山の名言をいただいているのですが、その中でも、自分の全部の時間に対する誇り、人生に対する真剣さ、人生やり直さなくていい、一緒に始めていくという言葉が大好きです。



*********



【斎藤解説】



究極の自己肯定とは、「自分の好きな自分だけを肯定する」ということではなく、「あらゆる経験をさせられてきた自分と、あらゆる経験をさせられたことで成長できた自分を認める」ということです。




辛いことがあると、人はその辛い経験を消そうとすることが少なくありません。



しかし、その辛さは、「感受性が豊か」であったり、「愛情深い」という性格から生まれていたり、「正義感」だったり、あるいは「親に対する愛されたいという気持ち」から生まれることが多いのです。


つまり、苦しみを感じていた自分を無かったことにしてしまうと、こうした生まれ持った本来の「美しい資質」も否定することになってしまうんですね。



それよりも、辛いことを感じたことがあったけれど、でもそれは私が人一倍優しい気持ちを持っていたからなんだ、

私が親に対してずっと反発していたのは、私自身が「本当の愛情はこういうものではない」という、深い愛に対する理解があったからなんだといように、過去を学びと誇りに変えることで、苦しみは「それを乗り越えられた自尊心」へと変わっていきます。





*T様の気づき5.
生まれて初めて自分のことが大好きだと思えた瞬間




自信本を読みながら、私にとって自信があることとは何だろうと考えていました。

なにか役に立つ資格やすごい特技があるわけではない、でもこの自分にあるものとは。



苦しんだり、悩んだり、誰かを傷つけてしまったり、そのことに気付いて自分が傷ついたりしてきたけれど、 それでも今この瞬間まで、精一杯、一生懸命私は私の人生を生きてきた。

そのことだけは、誰かと比べる必要もなく、私は私に自信がある。


そう思えた瞬間、私は生まれて初めて自分で自分のことが大好きだと思えました。
本当に、生まれて初めてでした。




この地球上にある全てのお金を集めたって、私のこの人生に勝る価値のあるものはない。
そして、全ての人間がそうなのだと思えました。


今この世界に生きている人も、過去存在した人も、これから生まれてくる人も。


人生は悲しいものだとずっと思い込んできました。
それでもなぜ私は今まで生きてこれたのか。



悲しみも苦しみもあるけれど、喜びもあり美しくもあるこの世界を私は愛している。 そして私も私が愛しているこの世界の一部なのだ。

私は世界を愛していた、それ故の傷、悲しみ、憎しみだったのだ。 そしてまた私も、この世界から愛されていた存在だったのだ。



そう思えたとき、謎がとけたような気がしました。



********


【斎藤解説】




これは、T様ご自身の感性の肯定ですね。いわば、「自分だからこそ感じられること」というアイデンティティを見つけられた状態です。



実は、マリアージュスクールの講座では、こうして過去の苦しみを学びに変えて、それを人生の軸・自尊心にするというワークを行うことがあります。

単に「苦しかった」で終わってしまえば、ずっと被害者のまま、そこから抜けられない人生が続いてしまうでしょう。



けれども、ただ苦しんだで終えるのではなく、苦しみからこうして自分の在り方や大切にしていた信念を見いだせたとき、過去のすべては終わります。



トラウマはまだ過去が終わっておらず、苦しみ続けている状態ですが、そこに向き合うことができれば、それが今度は自分の強さとなって、人とは違う個性として輝くんですね。






*T様の気づき6
.実際の変化



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月と8月の講義中にテキストに書きだした、これから自分がやりたいことを見なおしてみました。



その中で、花を飾る、ジムへ通う、仕事について動き出す、素敵な落ちついたカフェでお茶をする、 アロマを焚く、と書き出していたのですが、気がつけばそのことを今実際にできている自分がいます。



また、自分の感性の変化を感じる出来事もありました。



今まで嫌いだと思っていた画家の絵がたまたま訪れた美術館に展示されており、その絵をみて 涙がでるほど感動してしまったり、今のこの季節、冬の夕暮れ時は寂しすぎてこれも嫌いだったのですが、 夏とも朝とも違うこの静かな時間の変化を美しいと感じ、好きになったり。


こんなにも感性は変わるものなのかなと驚いています。





お世話になった目上の方からのお誘いも、今はどうしても行けない、ということを自分なりに精一杯礼を尽くして お断りしたら、きちんと相手の方も私を尊重してくださったり。
(「きちんと断る」という自己表現をもっとしてよかったのだなと思いました。)




今までは芳乃さんのブログの他の方の体験談を読んでも、ふーん、そうなのか、という感じだったのですが、 最近は体験談を読みながら、本当によかったな、おめでたいな、と涙することが増えました。



そして、劇的に現実が変化したと実感した出来事がありました。


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月の回の講義のインナーチャイルドワークで、子供の頃に受けてしまった愛の傷にもう一度向きあい、 北極のような底冷えやつららの冷たさ、うちすてられた感覚や見捨てられた感覚を感じたあと、 その子供の頃の自分を身振り手振りを交えながら、イメージのなかでお風呂に入れてあげて、きれいなかわいい服を着せてあげて、ぎゅっと抱きしめてあげて、あたたかさを感じるワークを行いました。



その際に、芳乃さんが「これはぬいぐるみを抱きしめながらでもいいのでやってあげてください」とおっしゃって いたので、講義が終わったその足で、ぬいぐるみを買いに行きました。



かわいいくまのぬいぐるみが、ちょうどセールになっていたので、それを買い、お金を支払い、商品を受け取り、 ありがとうございましたと言ってお店を出ようとしたその時、店員さんが優しいまなざしで、 「お客様、今日はもう遅いので、お気をつけてお帰りください。」と言ってくれたのです。


とても驚いて、「ありがとうございます!」と言ったところ、その店員さんがさらに続けて、 「お客様、こちらのお店はなかなかぬいぐるみをセールにすることがないので、今日はとても良いお買い物を されましたよ。また新しいぬいぐるみを入れておくので、ぜひまたお越しください。」と言ってくださったのです。



今まで店員さんにセールストークすらされたことが無かったので (このときはすでに会計後だったので、セールストークではなく本心で言ってくださったのだと思います)、
本当に驚きました。



そして、これ以降、どこのどのお店にいっても、店員さんの対応が劇的に変わりました。



今まで私が3回呼んでも店員さんは来てくれないのに、友人が呼ぶと1発で来てくれたりしていたのですが、こちらが呼ぶ前にもう横にいてくれたり、セルフサービスのお店でも、トレイを返そうと3歩歩いたところで店員さんが来てくれて、私のトレイを預かってくださったり。


レジの長蛇の列に並んでいたら、なぜか他の店員さんが来てくれて、「奥のレジが空いているのでこちらにどうぞ」と私だけ案内してくださいました。




以前は試着した服を返そうものなら露骨に嫌な顔をされたのですが、最近はむしろ「ご試着ありがとうございました」と 丁寧に対応されるようになりました。



こういった変化も、昨日の勉強会に参加させていただくまで、客観的に見たらとても小さなことだと思っていました。


もちろん自分を健全に客観視することは必要だけれども、でも私は「客観的」と言いつつ、一体誰の視点で 自分を見ていたのだろうと思いました。


他者からの視点で自分を評価するのではなく、自分の制限になっていたものに向き合い、 在り方を整えることで、今までできなかったことができるようになった自分、今までの現実を変化させることのできた自分を、大切に誇りに思っていいのだと、勉強会で気が付かせて頂きました。


自分自身が乗り越えてきたものを思うとき、どれだけ自分が苦しかったかということも再確認します。でも、それがそのまま自分の誇りになるのだと思います。
私が私に生まれてきたこと、私として生きてきたことに誇りと愛を持っていい。これで良かったのだなと思います。


最後に、これだけの深く内容量のある講義を力強くよどみなく、時に共に優しく涙し、時にユーモアを交えながら語ってくださる芳乃さんの学びと準備、乗り越えて来られたものを真摯に伝え、分け与えてくださる姿勢を、心から尊敬し、心から感謝しております。 



芳乃さんから頂いたものは、一つひとつが宝物です。
本当にありがとうございました。




**********



T様、改めまして、こちらこそ本当に丁寧にご自身と向き合ってくださり、過去のトラウマに振り回されることのない、揺るぎない美しいご自身を築いてくださり、本当にありがとうございます。



まずここでは、T様ご自身の女性性が開花されていますね。

愛される条件になる女性性とは、美しさを感じ、慈悲深さを感じ、この世界の喜びを涙と共に感じられる「共感能力」のことです。



T様の場合、こちらの体験談の冒頭でも在りましたように、あまりにもお父様とのことが怖かったため、「喜びや美・感動を感じる感性」も、恐怖によって抑圧され、閉じられてしまっていたのです。



しかし、「怖かった過去はもう終わったんだ」と理解した結果、自分を守るために戦わなくて良くなり、その結果、本来T様が持っていた美に気づく感性や優しさがあふれだしてきたのです。


そしてさらに、こうして自分の女性的な感性を満たしながら、自分を大切に扱っていったことで、「店員さんから180度違う接し方をされるようになった」というのが、そのままT様の自己価値の変化を表しています。




これは、T様ご自身が、自分の存在や自分のこれまでの経験を肯定し、自尊心を持って「私という人間がこの世界に存在していいんだ」「私という人間はこうしてこの世界に在っていいんだ」という許可を出されたからこそ、

こうした自己肯定・自分が大切な存在だという意識に共鳴するかのように、「大切な人」として扱われる現実がやってきたのです。



このように、現実を変えるのも、「自分がいかに自分という存在のかけがえのなさを感じられるかどうか」という自己価値と、「苦しかった過去を終わらせる勇気」によって、その瞬間に起きるのです。




そして、多くのクライアント様が、恐怖の過去を終わらせ、こうした女性的な感性を開き、自己価値を感じられるようになった結果、見知らぬ人やあらゆる人から大切に扱われるようになり、その「見知らぬ優しい人」との出逢いが、やがて運命の男性との出逢いに変わっていったんですね。






いかがでしたか?




今回は、T様の心理的な変化・実際の詳しい体験談を元に、どんなことと向き合い、どんな状態に変わったからこそ、現実が変化していったのかというプロセスをお伝えさせていただきました。




一言で潜在意識の書き換えと言っても、過去と向き合うことはとても怖いことですよね。



しかし、こうしてT様のように、今でもあなたの頭・心の中で継続している「トラウマ=辛かった経験や苦しかった過去」を終わらせることができれば、そこからまったく違う自分が生まれ、その自分にふさわしい本当の尊重される幸せな人生を始めることができるのです。




それでは明日は、親子の関係・親から影響されたために苦しみが生まれたという因果関係を紐解きながら、「幸せになるための心の制限を外す」というテーマで、潜在意識のメカニズムについてお伝えしていきたいと思います。






9月26日(金)全国で発売になりました
「恋愛レッスンー永遠の絆のつくりかた」SBクリエイティブ
こちらの特設サイトから、レッスン1の途中までを試し読みしていただくことができます。こちらのリンクからダウンロードしてご覧ください。


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