昨日の「怒りを持つ」という記事に、さっそくご感想をいただきました。
ありがとうございます。
そこで、引き続き、DVやいじめからの脱出方法を書きたいと思います。
>はじめまして
>
>偶然、ブログ記事拝見しました。
>
>とても刺さる言葉でした。
>
>恋愛に限らず、人生同じように思います。
昨日、「怒りを持つことは自分を尊重することだ」とお伝えしました。
怒りを持ってはいけない、という風潮が、今世の中に増えています。
ある意味、それは正しく、「最終的には人を許すことが大切」です。
しかし本当は、それだけでは人生を変えることはできません。
まずは自分自身の中で「傷つけられたことに対する悲しみ」「理不尽な仕打ちをされたことに対する怒り」を感じることが大切なのです。
あなたが怒りを感じることで、あなたは自分を傷つける人物に対して、「嫌だ、やめてほしい!」という気持ちを自然に持つことができます。
しかし、DVやいじめを受けてしまう人というのは、怒りを感じないようにしてしまっているのです。
そこには、
「自分はいじめられても仕方がない人間だ」
「しょせん自分は大切にされない人間だ」
「私が我慢しなければいけない」
「仕方がないから、受け容れなければならない」
などの、自分に対する低い自己評価が存在しています。
自分を素晴らしい、価値ある人間だと思えていないことで、理不尽な暴力や言葉の暴力を、無理矢理受け容れてしまっているのです。
けれども、あなたの魂は素晴らしい存在です。
一人一人がたくさんの価値を持っています。
そして、すべての魂は対等です。
あなたの魂は、誰からも傷つけられる権利はありません。
他者に自分の魂をふみにじられることを許してはならないのです。
それが自分に誇りを持つということです。
怒りを感じるのが苦手という人は、まず、「自分自身はDVやいじめを受けていい人間ではないのだ」と、自分のことを大切に思ってあげることからはじめましょう。
そして、その想いを持つことができれば、あなたを踏みつける人物は、自然にあなたの人生からいなくなります。
実際に、多くのクライアント様が、そのようにして人生を変えていきました。
あなたの小さな想いが、あなたの未来を大きく変えていくのです。