どうも魚屋兼ファイナンシャルプランナー兼投資家の森田です
投資や資産形成の話を情報発信している人の中で投資信託を案内する人は非常に多いです。
そしてその情報発信の内容を見るとほとんど同じことを言っていることがあります。
大体の場合、それは間違っていないと思いますが
1つ気になることがあります。
それが投資信託の選択でインデックス投資かつS&P500またはオールカントリー(全世界株式)を推奨していることです。
投資の世界に絶対はほとんどありません。
そのためどの投資先がいいかはわからないのですが、このインデックスを推奨される方の理屈はよくわかります。
理由はインデックスを選択している理由があたかも合理的に考えているから
推奨として可もなく不可もなくって感じになり、叩かれることが減るからです。
インデックスを選択する理由は物凄く簡単で、経費が安いからです。
将来の利回りは誰もわかりませんが、投資のコストである経費は確定してます。
そのため比べられる材料として経費を見ます。
そしてそこに輪をかけて強調されているのが、この10数年のアメリカ株の上昇です。
それによってS&P500を買っておけば間違いない的な風潮もあります。
個人的には正直懐疑的な感想を持っています。
S&P500が悪いとかではなく、それだけでいいのかどうか。
それがその人にとっての最適解なのか。
その辺がまったく考慮されずに話がされていると感じます。
投資は何が正解かわかりませんし、将来のことは誰にもわからないので
当たり障りのない選択としてインデックスを推進する。
もちろん投資はしないよりもした方がいい人が多いです。
それでも多くの方にとって本当にインデックスが多数の回答になるのかどうか
その部分はしっかりと考えてリスク分散をした方が良いような気がします。