今日は朝からバタバタ。
朝一で東大へ。
同志と合流。 さまざまなアドバイスをいただいた。
今の政治の仕組みを変えるためには中長期プランが必要。
一度東大やハーバードを狙ってみてはというご助言もいただいた。 確かにお笑い芸人という肩書がつくと、政治のフィールドでは軽く見られるのかも。
でも芸人は相当レベル高いんやけどね。 時代も変わったわけで。
だいたいにして、東大やハーバードなんて超難関。
行けるんかな。
でも、確かに日本人は肩書に弱い。
大学生だった時代にだから大学院まで進んだのを覚えている。
受けるのはただやから受けてみるのも一つの手かも。 選択肢の一つとして要検討事項です。
東京を色々と走り回り、挨拶ラッシュ。
今日の最後の締めくくりは、国家ビジョン研究会の先生方。
今日は筑波大名誉教授の宍戸俊太郎先生の出版記念パーティーがあったので、そこに足を運び、国家ビジョン研究会の先生方にもご挨拶をした。 一言、挨拶もさせていただいた。
「落選した富山です。 これからも勉強させていただきます」と一言だけ。
そこには、そうそうたるメンバーが来ていて、日本の経済について見解を述べられていた。 特にアベノミクスについてだ。
共感した部分について以下にまとめてみる。
1.アベノミクスの金融、財政政策で上向き加減という経済の中、消費税導入が逆噴射効果が大きい。 ようやく離陸し始めた経済が墜落の危険性が大。 僕は消費税導入のお陰で自民党の公認を降りた。 正解だったと思う。
そもそも、消費税は民主党のマニフェストにも載っておらず、自民党の公約にも書いていなかった。 自民党が野党時代に合意し、そしてそのまま引き継いでいる。 これは民意を問うていない消費税の導入で、前代未聞である。 恐るべし財務省。 民主主義ではなく、官僚内閣制であるゆえんだ。 ここには反発しなければならない。
また、消費税導入は、経済白書によると経済に対する逆効果はないとしているが、これは本来白書にエビデンスをつけるのだが、財務省も根拠がないからだろうかエビデンスなしで載せている。
ヨーロッパ38か国で消費税が導入されると経済成長率が2%はダウンしてきた。 それを、「経済への影響はない」とホラを平気で吹いているのが、内閣府であり、財務省なのだ。 そして、それをチェックできないのが今の政治家である。
財務省のデータによると消費税1%をあげるとともに0.35%のマイナス経済成長としているが、0.5%は増収効果があり、財務出動するのでマイナス効果は埋められるとしている。
この数字が真っ赤な嘘なのだ!!
0.35%のマイナス効果というのが大きな問題。 本来はもっと大きいマイナス効果である。
2.羅針盤が狂っている。
日本の経済成長率は、今の政府は安倍政権になってから実質2%、名目3%と公表している。 おいおい! これは民主党政権下において、指標がなかったため「指標を出せ出せ」と言われて出てきた数字と同じなのだ。 民主党政権下においても実質2%、名目3%となっている。
おいおい。 デフレまっただ中の日本の政府発表の数字と、今の数字が同じか~い!!
ということは、数字が間違っているか、適当なのだ。
要は、現在の安倍政権下で経済が良くなっているかの如くの報道がされているが、基本的にはデフレを脱却していない!!!!
この中で、消費税増税である。
政府は、大型公共投資と大型投資減税で成長が交代を上回るとしているが、全然足りない数字なのは明白である。
3. 結局経済の成長には、規制の撤廃と既得権の打破による、強制ギプスをはめられた肉体を強制ギプスを外すという当たり前の体作り(経済基盤作り)をしなければならない。 普通の体の状態でプレーできるように、既得権益を徹底的に打破し、規制撤廃をしなければならない。
常日頃言っているが、これは自民党では絶対にできない。
なので、安倍政権はこのままの政策だと経済が逆噴射で落下してしまうことになる。
選んだのは国民だが。
選ばなかったのも国民だが。
4.最大の懸念は、日本の貯蓄率がアメリカを下回ったという事実。 海外の純資産もなし崩しに減ってくるだろう。 ますます借金が大きく未来の子供たちにのしかかる。 今の状態よりはるかにヘビーな状態でだ。
この状態で待ったなしの経済成長政策を実行しなければならないが、今の政権ではできない。 指加えて見ろと言うのか。 沈みゆく日本です。
さらに、過去二回アメリカに日本のお金をごっそりだまし取られているのに、もっかい取られそうな勢い。
外交も金融も財政もすべて、今の独立していない日本で、そして国際感覚のない人材で戦えるわけはない。
やばし。 やばしっすぎ!
僕ができることは限られているが、政治家を突き動かしていこうじゃあ~りませんか。
それならできる可能性がある。
先ず、政治家がもしこのブログを見たばあい、宍戸俊太郎著の「奇跡を起こせアベノミクス」を読んでみ~や。
アベノミクスの産みの親と言っても過言ではない人です。