埼玉県加須市騎西高校避難所 | 富山よしのぶオフィシャルブログ

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騎西高校避難所。

随分前にも、騎西高校避難所の事については訴えてきた。 原発の爆発により、双葉町から避難してきた方々が現在125名程度。

震災から2年2ヶ月経っても未だに避難所である。

仮設住宅でもない。 避難所である。

避難所。 皆さんのイメージではダンボールで仕切られ、プライバシーもないところ。

そう。

そのまんまです。

避難所では、今は弁当は有料ですが配給されています。 でも、温かい食べ物はありません。

平均年齢は役場の発表では68歳となっていますが、役場の若い人達もいれてなので、実質は70代後半と見て良いでしょう。

現在、この廃校になった騎西高校避難所で暮らしているかたがたは125名。

問題点を整理します。

1. 埼玉県加須市にある避難所はもともと1400名が収容されていたが、プライバシーの問題などで、外に出た方々が約1000名ほどいる。 埼玉県内で福島の双葉町の仮設住宅は作られず、外に出た方々は放射能の恐怖から退避するため、近隣の「借り上げ」住宅に住んでいる。 この借り上げ住宅の方々と避難所に住む方々のコミュニティーはしっかりしているので、みんなで住みたい。

が、みんなで住むには避難所を存続させるしか手だてがないのでずっと存続してきた。

2. 避難所に暮らしている方々はほとんどが後期高齢者。 自活もできず要介護、要支援の方々が35名程度いる。

3. 弁当は有料で支給されているが、健康状態の悪化の要因となる。 自分たちでキッチンは使えない状況。

更なる問題点

1. 6月に騎西高校にある町役場が福島に移転する。 町役場の機能のほとんどが福島に移転する。

2. 社会福祉協議会もどうなるのか不明。 よって介護関連のサービスがどうなるのか見えない。

3. 弁当の支給も存続になるかどうかが不明。

4. 決定づけられていることは、6月から役場機能の移転に伴い、ボランティアの受入ができなくなるとのことで、ボランティアの受入は6月から中止。

5. 住民は不安を持つ暮らしというよりかは、諦めの状態。

というのが現状だ。

何とか、ダイヤモンドオンラインでも、政治家にも訴えてきたが、事態は悪化の一途を辿っている。

そこでだ。

色々考えたが、本件、僕がのろしを上げようと思う。

7月の国政チャレンジに向け準備をしている最中だが、それも大事だが、動かないわけにはいかない。

3度目の夏を迎えられるおじいちゃんおばあちゃんがいる。

高校にクーラー設備はない。

埼玉県加須市の夏は日本屈指の猛暑となる。

水分不足で健康悪化は目に見えている。

特に食事もそうだ。

やろうと考えていること。

再度、団体を設立。 あくまでも任意団体。

志のあるボランティアを募集。 特に医療従事者。 全て申し訳ないがボランティアで。

そうでなければ福島と、埼玉と、市町村のややこしいやり取りだけで10年はかかるからだ。

有志で埼玉県加須市の騎西高校避難所の被災者の方々、おじいちゃんおばあちゃんのお役に立ちませんか?

具体的な目的: せっかく助かった命。 自活できない方々の健康を守り、笑顔を取り戻す。

長期的な目的: 地域の皆さんが一緒に住める介護機能付き高齢者住宅の建設。

必要なもの:

① 医療従事者のボランティア: 特にOT、PTのリハビリ関係者や看護師

② 食事や炊き出しを行える人材確保: 料理関係者と管理栄養士

③ 事務局の設置: 事務局員はコーディネートの役割なので、できる方は誰でも。

④ 物資支援募集: 野菜、お米、お肉などを中心とした物資の募集。 健康面は食事と運動から。 集積所を僕の王子の事務所にしようと考えています。

⑤ 定期ミーティングの開催: 月に2回程度はしっかりと定例ミーティングを行う。

まったなしの状況。

問題解決のためにお力添え何卒よろしくお願い申し上げます。

とにかく、第一回目の民間ボランティアミーティングを24日金曜日20時~オリンピックセンターで行いたいと思います。 会場はセンター棟で、部屋番号は1階の案内掲示板にLOTSという名前で掲示されます。

有志のボランティアの方々何卒よろしくお願い申し上げます。

心で動く日本人をこの騎西高校避難所救済から取り戻すことができれば幸いです。

富山よしのぶ