前回は124のクーラントを少し抜いて添加剤2種類を混ぜてみました。
その結果少し水温が下がったのですが、今度はクーラントの濃度が
気になり始め、さっそくアストロへ行って濃度計を買ってきてしまいました(^^ゞ
そもそもベンツのクーラント濃度は一般的に50~60%と言われてる
ようなんですが、50%だと-36℃まで対応できるので、これはもう・・・
寒冷地仕様だと思うんです。
ちなみに国産車の新車時には30%がデフォルトで寒冷地だともう少し
濃度を上げて対応するようです。
そして、ここで忘れてはならないのが、濃度が濃いと、凍結温度が下がって
寒い地域でも安心ではありますが、反面、冷却効果が落ちてしまうんです。
車屋さんに交換をお願いすると、50~60%の濃度でクーラントは
入れられますが、岡山とかの温暖な地域では濃すぎます・・・
車屋さんとしては、もしものことを考えてそうするのだと思いますが、
私みたいな車好き変態親父は、夏場の水温が気になるので、やはり・・・
35~40%が適切なんじゃないかと思ってしまうんですよね(^^;
30%以下の濃度にしてしまうと、クーラントの持つ防錆、防食、消泡機能
が薄れるのでこれはこれでまずいことなんですが、濃すぎるのもかなり
良くないように思えてなりません。
そこで、クーラントの濃度を計測して、濃度調整の作業をやってみました。
ちなみにクーラントの濃度は30~60%の間で地域に合わせて調整する
ように言われています。
アストロへ行ってクーラントの濃度計を買ってきました。
539円でした。安いですね♪
さっそく124のクーラント濃度を測定してみました。
赤いラインと針が交わる箇所を見ると・・・-38℃ぐらいです
やはり濃いですね。52%ぐらいの濃度かと思います。
先月ラジエター交換でクーラントを交換する際に、40%ぐらいの薄めでお
願いしますと言い忘れた私が悪いです
3回計測してほぼ同じだったので、安価な濃度計ですが、正しいと
思われます。
なので、これからクーラントを2ℓぐらい抜いて、薄めて行こうと思います。
もう何回目だろう・・・
また抜いてます。今回は2ℓのボトルに一杯抜きます。
続いて純水を入れていきます。
こんな時、この純水器を持っていてよかったな~と思いました。
そしてまたまたまウォーターウェッターを入れます。
前回と合わせて2本約700mlの投入です。
このウォーターウェッターには水温を下げると同時に防錆と防食機能
もあるので、安心です。これを入れれば少々薄くても錆びないでしょうから。
純水とウォーターウェッターでサブタンクがこんな感じになりました。
この後、エア抜きと水温の具合を確かめるために走ってきましたが、
色は元のブルーに戻ってました(^^;
そして肝心の水温ですが、下がりました!!
約1℃ぐらいでしょうか
アンダーカバーの細工だとか添加剤、クーラントの濃度を下げるなど
やった結果、2~2.5℃ぐらい下がったように思います。
イメージとしては針1本分ぐらいは下がった感じですね。
最後に水温が下がってから薄めたクーラントの濃度を計測してみました。
-27℃ぐらいでしょうか。クーラント濃度43%ぐらいになりました。
なんだか思ったより濃度が下がらなかったですが、今年はこんな感じで
行くことにします。来年は37%ぐらいにして、ウォーターウェッターを
もう少し多く入れて見ようと思います。
そろそろ水温対策もやることが無くなってきましたが、夏本番前に
もう少し実験してみたいと思います。今まで諸先輩方がいろいろ試行錯誤
されてきていて、参考にさせていただこうとは思ったのですが、ネットの
記事だけではなんだか良くわからないこともあったり、個体によって水温
の具合が違うので、やはり自分の車でやってみて、何が効果的なのかを
調べてみようと思います。
それでは~