W124 夏の水温対策にチャレンジ 6 クーラント濃度調整編 | 車好きおやじのスローライフ・・・

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岡山県に暮らす車好きおやじが、愛車のベンツW124やJA11ジムニー、それからRX-8に関することなど、書き連ねています。

前回は124のクーラントを少し抜いて添加剤2種類を混ぜてみました。

その結果少し水温が下がったのですが、今度はクーラントの濃度が

気になり始め、さっそくアストロへ行って濃度計を買ってきてしまいました(^^ゞ

そもそもベンツのクーラント濃度は一般的に50~60%と言われてる

ようなんですが、50%だと-36℃まで対応できるので、これはもう・・・

寒冷地仕様だと思うんです。

ちなみに国産車の新車時には30%がデフォルトで寒冷地だともう少し

濃度を上げて対応するようです。

そして、ここで忘れてはならないのが、濃度が濃いと、凍結温度が下がって

寒い地域でも安心ではありますが、反面、冷却効果が落ちてしまうんです。

車屋さんに交換をお願いすると、50~60%の濃度でクーラントは

入れられますが、岡山とかの温暖な地域では濃すぎます・・・

車屋さんとしては、もしものことを考えてそうするのだと思いますが、

私みたいな車好き変態親父は、夏場の水温が気になるので、やはり・・・

35~40%が適切なんじゃないかと思ってしまうんですよね(^^;

30%以下の濃度にしてしまうと、クーラントの持つ防錆、防食、消泡機能

が薄れるのでこれはこれでまずいことなんですが、濃すぎるのもかなり

良くないように思えてなりません。

そこで、クーラントの濃度を計測して、濃度調整の作業をやってみました。

ちなみにクーラントの濃度は30~60%の間で地域に合わせて調整する

ように言われています。

 

 

アストロへ行ってクーラントの濃度計を買ってきました。

539円でした。安いですね♪

 

 

さっそく124のクーラント濃度を測定してみました。

赤いラインと針が交わる箇所を見ると・・・-38℃ぐらいですガーン

やはり濃いですね。52%ぐらいの濃度かと思います。

先月ラジエター交換でクーラントを交換する際に、40%ぐらいの薄めでお

願いしますと言い忘れた私が悪いです滝汗

3回計測してほぼ同じだったので、安価な濃度計ですが、正しいと

思われます。

なので、これからクーラントを2ℓぐらい抜いて、薄めて行こうと思います。

 

 

もう何回目だろう・・・

また抜いてます。今回は2ℓのボトルに一杯抜きます。

 

 

続いて純水を入れていきます。

 

 

こんな時、この純水器を持っていてよかったな~と思いました。

 

 

そしてまたまたまウォーターウェッターを入れます。

前回と合わせて2本約700mlの投入です。

このウォーターウェッターには水温を下げると同時に防錆と防食機能

もあるので、安心です。これを入れれば少々薄くても錆びないでしょうから。

 

 

純水とウォーターウェッターでサブタンクがこんな感じになりました。

この後、エア抜きと水温の具合を確かめるために走ってきましたが、

色は元のブルーに戻ってました(^^;

そして肝心の水温ですが、下がりました!!

約1℃ぐらいでしょうか滝汗

アンダーカバーの細工だとか添加剤、クーラントの濃度を下げるなど

やった結果、2~2.5℃ぐらい下がったように思います。

イメージとしては針1本分ぐらいは下がった感じですね。

 

 

最後に水温が下がってから薄めたクーラントの濃度を計測してみました。

-27℃ぐらいでしょうか。クーラント濃度43%ぐらいになりました。

なんだか思ったより濃度が下がらなかったですが、今年はこんな感じで

行くことにします。来年は37%ぐらいにして、ウォーターウェッターを

もう少し多く入れて見ようと思います。

そろそろ水温対策もやることが無くなってきましたが、夏本番前に

もう少し実験してみたいと思います。今まで諸先輩方がいろいろ試行錯誤

されてきていて、参考にさせていただこうとは思ったのですが、ネットの

記事だけではなんだか良くわからないこともあったり、個体によって水温

の具合が違うので、やはり自分の車でやってみて、何が効果的なのかを

調べてみようと思います。

 

それでは~