TE27レビンの思い出 ③ | 車好きおやじのスローライフ・・・

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岡山県に暮らす車好きおやじが、愛車のベンツW124やJA11ジムニー、それからベンツゲレンデに関することなど、書き連ねています。

2005年は私にとって大きな変化がありました。それは東京への転勤です。実際に2005年10月に転勤しました。勤務場所は港区芝公園です。
勤めていた会社は港区浜松町に事務所を持っていたのですが、子会社と同居しており、手狭になっていました。それから東京でビジネスをする機会が急増していたこともあって以前から東京に大掛かりな本部を作ろうとしていました・・・
そんな中での東京転勤です。かなり迷いましたが単身赴任することにしました。
家族も田舎育ちですので、都会に馴染めるかどうか不安でしたし、夫婦どちらの実家も近隣にあり、両親のことも少し心配でしたのでそう決めました。その決心を固めることもあって実家の近くに家を新築することにしました。完成は2006年秋の予定です。
そして、その新築の家の敷地に2台駐車のガレージを作ることにしました。
もちろんTE27レビンのためです。簡素なガレージではなくて内装は木を貼って断熱も施した鉄骨造りの物です。しかし、費用が・・・高いです・・・旧車を維持していくためにはガレージは必須なのだと自分に言い聞かせて発注しました。奥さんにガレージの金額は内緒です・・・ばれたらひと悶着あります。

そんな中で2005年第二回目の整備です。
この時は大掛かりな重整備を行いました。もっと良くしたい病のせいです・・・内容はエンジンのオーバーホールとバルブ、バルブガイド、ピストン、カムシャフトの交換、それからキャブレターの交換、クラッチディスクの交換です。ピストンはトモエ製の物が入っていたのですが、亀有製の物を取り寄せてもらいました。カムシャフトについてはIN、EXともにTRD製の320Rが装着されており、かなりの高回転仕様で扱いが難しく、低速トルクが薄いため乗りづらいなと感じていました。そこでヤフオクで探してHKS製のIN、EXともに288°を落札しました。新品です。価格は4〜5万だったと思います。キャブレターについてはウェーバーの45パイが装着されていて、使えなくはなかったのですが、不具合が見つかったため、これもヤフオクで探しました。なんとか新品のウェーバーの45パイを落札することができました。価格は7〜8万だったように思います。今では考えられない価格です・・・
部品も揃ったので、オーバーホール、交換作業をスタートしました。作業をやっていく中でショップから何度か連絡があり、バルブとバルブガイドもこの際だから交換した方が良いとかクラッチディスクも摩耗しているので交換した方が良いとかアドバイスを受けたので両方とも新品をショップに取り寄せてもらい、交換しました。整備期間は2か月弱かかったように思います。完成は10月でした。整備代は部品もあわせて100万弱ぐらいかかったように記憶しています。高いです・・・それでも出来上がった時はとても嬉しくて仕方なかったです。早速乗ってみたのですが、オーバーホールのかいがあってエンジン絶好調です。低速トルクもあって低速でも乗りやすい車に変身していました。慣らしが終わって7000回転まで引っ張ると素晴らしい音質でエンジンが吹き上がります。ようやく最高の状態にまで持ってくることができました。これからのドライブが楽しみです(笑)

しかしながら、単身赴任の身の上ですから乗れる機会は限られます。それでも頑張って
毎週のように帰省してTE27レビンに乗っていました。交通費はとてもつらいですが、このTE27レビンに乗ることによってOFFモードになることができ、ONOFFの切り替え作用にはとても役立ちました。その当時仕事はとてもハードで厳しいものでしたが、なんとか持ちこたえられたのはTE27レビンのおかげでもありました。

今回もまた長くなってしまったので、次回にまた書きます。続く

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2005年10月撮影です。
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エンジンルームです。エンジンオーバーホール済で中身が違います。
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ウェーバー製キャブレターも新品です。
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2008年撮影、ガレージの前です。