TE27レビンの思い出 ④ | 車好きおやじのスローライフ・・・

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岡山県に暮らす車好きおやじが、愛車のベンツW124やJA11ジムニー、それからベンツゲレンデに関することなど、書き連ねています。

2006年~2011年までは大規模な整備をすることなく、週末に帰省しては走らせて満足するという日々が続いていました。そんな中で一度だけトラブルがありました。燃料ポンプの故障のため路上でエンストしてしまいました。ミツバの電磁ポンプを使用していたのですが、燃料を送る独特な音がしなくなり、エンジンストップです・・・衝撃を与えるとまた動き出すのてすが、しばらくするとエンストしてしまいます。これについては燃料ポンプを新品と交換して事なきを得ました。
この時期は仕事の方がとても忙しく、また、東京生活も楽しくなってきていた時期で徐々にレビンへの愛情も薄れて行っていたように思います・・・

東京生活では最初に住んだのが月島でした。ここはもんじゃ焼きを食べすぎたので約一年で恵比寿に引っ越しました・・・この街はとても気に入っていて約4年間住みました。美味しいお店も多くてよく飲み歩いていたものです!(^^)!
最後に住んだのが、下目黒でした。引っ越した理由が新築マンションを買ってしまったからでした・・・恵比寿という街は良い街なんですが、家賃が高く、ここのところがマイナス点でした。まぁ良い街は家賃が高いのは当たり前なのですが・・・
そんな中でリーマンショックが起こり、マンションも売れなくなり、その結果、新築マンションの価格が良い具合に下落していたのです。そこで目黒駅と不動前駅が使える新築マンションを買うことができました。広さは40㎡の1LDKですが、単身者には十分です
。価格は約3800万でした。角部屋で広いバルコニーが付いている物件で抽選キャンセル分を運よく買うことができました。もちろんローンなのですが、月々の支払いが恵比寿のマンションの家賃と同額になるように設定したので自分的には十分満足でした。
当時の感覚を思い出してみると不思議とこのマンションを買うことは全く怖くありませんでした。なぜかここならいざとなれば簡単に売れるだろうと思ってました。
地元の家と東京のマンション・・・住宅ローンを2軒も抱えてしまってました。今になって冷静に考えるとちょっと怖いです・・・
このマンションには2010年~2014まで住んで、2014年に売却しました。
理由は東京生活が終了したからでした・・・売却価格は驚きの価格です!(^^)!4000万円以上で売却できてしまいました。やはりあの時の判断は正しかったのだと奥さんに自慢すると「あっそう!」みたいな感じで言われてしまいましたが、十分満足です。

脱線してしまったので、TE27レビンに話しを戻します。
2012年にまたもや結構な整備を2回行いました。愛情は少し薄れてはいましたがやはり
OFF生活を満喫させてくれる貴重な存在でしたので、また手をかけてあげることにしました。1回目の内容はオルタネーターをICの付いた国産車の物に流用交換したのと、シートベルトがオリジナルの古い物だったので安全性を考えて、これも国産車の物を流用交換、点火系のリフレッシュ、それから冷却系の強化です。それなりに費用はかかりましたが、完璧な状態になりました。2回目はなんと自損事故の修復です・・・これはショックでした・・・
一般道を気持ちよく走行していた際に起こしてしまった事故なのですが、その時対向車線が渋滞していて車と車の間からバイクが飛び出してきたのです。それを避けようとして急ハンドルとフルブレーキング!!その結果、後輪がロックしてしまい、なんとか対向車との衝突は避けられたのですが、左側の縁石に激突してしまいました。幸いにもボディーを損傷することはなかったのですが、かなりの勢いでぶつかったのでタイヤとホイール、車高調がだめになってしまい、結構な修復となってしまいました。飛び出してきたバイクはそそくさと走り去ってしまいなんともやりきれない感じでした。

そんなことがあってから2013年の3月にこの車とお別れすることになるのですが、お別れすることにした理由は二点でした。一つ目は自損事故を起こし、なんだか熱意が冷めてしまったことです。二つ目は2013年のある日の日曜日、近所の人に警察を呼ばれてしまったことです。世の中には変わった人がいます・・・いつものようにレビンに乗ろうと思い暖気をしていました。回転を3000回転ぐらいまで上げたり下げたりを繰り返して暖気していたのですが、これが「うるさい、暴走族がいる!!」と警察に通報されてしまいました・・・警察は暴走族と聞いて急いで来たのですが、普通のおじさんが古い車に乗っているだけで???という感じで間の抜けたような感じになっていました。パトカーに乗って二人組でやって来たのですが、年配の警官は状況を理解したようで「通報があったので急いで来たのですが・・・我々は通報があると出動しないとならんのです・・どうも通報したのは変わった人だったようですね~変な人もいるので気を付けてください」と言われてしまいました。私からは「法的に何か問題があるのであれば警察に通報されても仕方ないけどなにか問題あります?トラクターの方がよほどうるさいでしょ!今度トラクターがうるさいって通報しますよ!」と言ってやりました。そうしたら若い方の警官にすごまれてしまい「そんなこと言ってたらトラブルになるんでいい加減にしてください!」とおじさんは説教されてしまいました。結局年配の警官がぺこぺこしながら若い警官を連れて帰るという図式でこの件は終わりました。それでもなんだか嫌な気分は抜けなくて結局この二点の理由で10年間所有したTE27レビンと最高の状態にもかかわらずお別れしてしまいました。

2013年3月24日、買取店に引き取られて行ったのですが、なんだか悲しかったのを覚えています。この当時はまだ旧車バブルにはなっていなくて買い取り価格は70万円でした
(泣) 結果、苦労して集めたパーツだけが手元に残ってしまい、ガレージに放置していたのですが・・・昨年、片付けの意味もあってオークションでコツコツと売却した結果、車本体の買取価格よりも高い金額で売却できました!(^^)!

~TE27レビン~
手間と愛情とお金を注ぎこんだかいもあって、状態も走りも音もとてもいい車でした。
以上、自己満足のブログでした。

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2010年撮影 いい感じです。
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2013年3月撮影 劣化は感じられません。
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2013年3月撮影 この角度もいいですね。
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2013年3月撮影 エンジンルームです。次のオーナーはラッキーな人です。
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2013年3月撮影 点火系、冷却系、直近リフレッシュしてあります。
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2013年3月撮影 エアファンネルを取り付けてみました。