昨日,結構遠方の裁判所の離婚事件の電話会議があり,その際,裁判官から,「今後の進行として和解をするということになった場合は,先生もご本人も来て下さい」という話がありました。
そこで,試しに聞いてみたシリーズで,裁判官に,「ちなみに,東京家裁だと弁護士が使者という立場ということで,本人が必ずしも来なくてもいいという運用のようなんですが,こちらではだめですかね?」と聞いてみました。
そうしたところ,「色々考え方があるところですが,私は消極的です」とのこと。
一昨日も書きましたが,以前某県某支部の裁判官に聞いたときも,「僕は,ちょっとそれには消極的で・・・」という答えでした。
東京家裁では・・・という問いに対して,地域ゆえではなく,その裁判官自身の考えとして「消極的」という言葉を使って否定しているところが全く同じ(笑)
そういえば,去年東京高裁の控訴審で和解になったケースも,本人も来て下さいといってたなあ。
このトレンドが全国に広まっていくのか,東京家裁にとどまるのか,東京家裁でも廃れるのか?
個人的には,条件が詰まっていれば,わざわざご本人が来なくてもいいんじゃないかと思うんですが・・・

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