弁護士吉成安友のブログ

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荒川区西日暮里に事務所を構える弁護士。
大分県豊後高田市の若宮八幡神社の宮司を900年務める家に生まれ,神職資格を持つ。
Rockな魂と仕事への情熱であらゆる分野で最強を目指し日々研鑽しています!

最近,とある事件で,裁判官が異動になるので,次に担当になる裁判官のために,争点を簡単にまとめた書面を,メモ書き的な簡単ものでいいので出して下さいといわれたことがありました。

弁護士を10年以上やっていますが,そのような要請は初めてでした。

初めてゆえに困惑した面もあったのですが,やってみました。

この要請では,相手の主張も載せることになるのですが,そのまま全て載せると冗長になるので,要約する必要があります。

それで,相手方の主張を要約しようとすると,普段は叩くためにみているというのとは別の視点,いわばかなりニュートラルな視点から,みることになります。

これをしてみたら,色々と気付きがありました。

見えてなかった新たな手筋が見えたりとか。

従前もニュートラルな視点で見ることの重要性は認識してたつもりでしたが,言語化するとより一層見える面がありました。






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今月まだ一度も更新してませんでした。

私はなぜか同種のタスクが重なることが多いのですが,今は4日間で人証申請をしなければならない案件が3件重なって,てんやわんや。

本人尋問とか証人尋問の申請するだけで大変なの?と思われるかもですが,人証申請では,陳述書を出さなければなりません。

陳述書だから本人任せとはいかないですし(以前,依頼している弁護士が陳述書を丸投げしてきて,何もしてくれないというセカンドオピニオンの相談を受けたこともあります),これは事件の全体像を語る大がかりなものになるので,なかなか大変なのです。

ただ,そういう状況でも,今週はちょっとハイになることもありました。

それは,配偶者の不貞相手への慰謝料請求で330万円の認容判決を得たことです。

弁護士費用部分が30万円(認容額の1割が相場)なので,慰謝料額としては300万円。

これはこの種の案件としてはかなり高く,私の担当案件の最高額はこれまでタイ記録ですが200万円だったので,最高記録を大幅更新です。

そうなったことには,種々の要因があるのですが,不貞慰謝料請求の訴訟では,被告の態度についての印象の点も影響がありそうな気がします。

これまでの最高の200万円のうちの1つは,尋問時点でも被告の態度があまりに悪かったです。

そしたら,私が攻める前に,被告の代理人が,キレてしまったようで,自分の依頼者を責めまくる反対尋問のような主尋問に。

もしかしたら,本気で自分の依頼者にキレたわけではなく,責めて反省を引き出すという戦略だったのかもしれませんが,そうだとするとその本人には全く響いていませんでした(笑)

で,今回は,尋問時の裁判所の前での相手方の供述を弾劾証拠で覆したところも大きいように思われます(最終的には,弾劾証拠ではなく,通常の証拠という扱いになりましたが)

覆せるだけの証拠を取っておいて,事実に反することを好きなだけ言わせてもはや引っ込みが付かなくなったところで,証拠を突きつけたということです。

裁判所としては証拠は早く全部出してくださいというスタンスですが,不利な証拠は早めに出して,有利な証拠はギリギリまでとっておくというのは,相手が嘘をついてくるものだという性悪説による限りは,鉄則だと思います。

ただ,最近は,奥の手をとっておいたら,その前に和解になったりして,結局カードを使い切らずに終わったというのも結構あります。

結果はオーライなのですが,あれを出したときの相手の反応見たかったなあと思ったりします(笑)


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相変わらず,締切りに追われ,追い越される生活。

それでも私は裁判の期日前にはなんとか書面を提出できています。

ただ,昨日は,相手方代理人が書面を出さないまま期日を迎え,すみません,間に合いませんでした,あと一週間で出しますと。

しかし,裁判所も,そうですか,じゃあ連休明けに期日いれますかと,わりと普通に進みました。

私も,この訴訟で,本来の提出期限に間に合わなかったことがありますし,何か言ったところで・・・ということもあるので,何も言いませんでした。

この業界,よかれ悪しかれ,期限についてはほんとゆるいんですよね。

独立してからしばらく期限に遅れたことがなく,このブログでも遅れるってどうなのって上から目線で記事を書いたことあったのですが,今にして思えば,それはまだそこまで依頼が多くなかったからでした。

独立して年数を重ねると,意図的に絞らない限り依頼は増えていきますので,土日も深夜も働いても,なかなか思うようにはいかないものです。

さて,今日もテーマは,法律知識です。

不正競争防止法は,品質などについて,需要者に誤認を生じさせる表示をすることを禁止しています。

早速話が少しそれますが,なんか近時は,法律事務所のホームページなどでも,それは品質を誤認させない?と思う表示を見ることもあります。

話を戻して,ただ,何が「品質」についての表示なのか自体が必ずしも明確ではないこともあります。

そして,裁判例上問題なったものとして,「元祖」が品質についての表示なのかが問題になったケースがあります。

「大阪みたらし元祖だんご」という表示を使ってた業者に,競業の業者が,内容又は品質について誤認させるような表示だから不正競争防止法違反だと主張したのです(ただし,他にもいくつか争点があります)

競業の業者は,「元祖」について,

「物事を初めてしだした人」の意味において需要者の商品選択の重要な要素になる

特にアイデア商品については,今まで誰も思い付かなかったアイデアを思い付いた点に重要な価値があり,これが需要者の商品選定の重要な考慮要素となる

「元祖」表示を見た需要者において,かかる表示を付する者が最初に当該商品を思い付いた者であるところに希少価値を求めて誘引されることは社会通念上明らかである


などと主張しました。

しかし,大阪高裁は,

一番最初に当該商品についての着想を得る等した者が製造した商品であるからといって,必ずしもその品質が優れているとは限らないから,「元祖」を上記のように解したとしてもかかる表示が直ちに商品の特定の品質に結びついて商品選定に影響するとは認められない

などとして,「元祖」は品質についての表示ではないとしました。

最初に始めた「元祖」だからって品質が優れてるとは限らないってのは,確かにそういえそうですね。




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