昨日,事務員から年賀状のリストに追加等あれば言って下さいとの話がありましたが,今年ももうすぐ終わりです。
9月は,神職の階位検定があったり,後半締切りラッシュがあったりで,怒濤の忙しさでしたが,ここにきて少し落ち着き,先週末は久しぶりにのんびりというかだらだら過ごしました。
さて,週刊東洋経済の10月7日号に,ビジネス国語7レッスンという特集があったのですが,その中で,接続詞は,多用は禁物で,ないのが普通,あるのが特別という話がありました。
記事の中には,6つの文からなる例文に使われる5つの接続詞のうち3つをとっても問題ないことが示されていました。
この記事では,なぜ接続詞が少ない方がいいのかについて,多いと一つ一つの役割があいまいになる,なくてよい,書き手の主観が入るなどの記載がありましたが,少ない方が,文章としてすっきりとして,美しく,読みやすいということも挙げられると思います。
私は,弁護士になる前,塾講師や予備校講師で生計を立てていた期間が比較的長かったのですが,その時,小論文や大学院の研究計画書の指導等もしていました。
そうした指導の際に生徒さんの文章を見ていて気付いたのは,接続詞って,結構ガンガン削れて,極限まで削った方が流れがいいよなということ。
自分で書く文章だと,接続詞がないと無意識に不安になるのか,結構使ってたんですが,傍目八目で,他人の文章を客観的に見ることにより,まさにないのが普通ということに気付きました。
生徒さんにも,接続詞って,意外となくて大丈夫だよと言っていました。
とはいえ,この記事を見るまでちょっとそのことを忘れていて,近時,弁護士として仕事上作成する書面にはやや接続詞が過剰になってた感もあります。
今回の記事で,社会科学系の論文と新聞のコラムの比較調査では,前者には約4文に1つ,後者には約10文に1つの接続詞が使われており,この違いは論文では論理で相手を説得しよう,納得させようとするあまりつい多くなるものという旨の記載がありました。
まさに裁判の書面ではそういう気持が余って多くなるんだと思われます。
そんなわけで,今日の文章では極力接続詞を減らしてみました(笑)
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