嚥下の話。
高齢になると嚥下(えんげ)機能が低下してゆきます。
嚥下とは飲み込むことをいいます。
40歳代から嚥下機能は下がるそうです。
嚥下機能が下がると、飲み込む力が弱くなって行き、食べ物や水や汁物でむせたりします。
ご高齢の方に多いかと思います。
また、痰を出す力や咳込む力も低下したりします。
食べ物がのどの途中に残ってしまい、痰と一緒に気道や肺に入ってしまう場合もあります。
そしてこれが原因で起こる肺炎を「誤嚥性肺炎」といいます。
肺炎は大変です。
むせたりしてくれれば良いのですが、時には、むせるなどの「反射」がなく、誤嚥してしまう場合もあります。
それは気づきにくいので注意が必要です。
のどぼとけの上下が少なくなる。
のどの途中で食べ物が残ってしまうと誤嚥性肺炎のリスクが出てきます。
痰が詰まりやすくなったり、せき込んだり、むせたりする「反射」が少なくなって、自分で痰を出しにくくなったりします。
しかし、嚥下の低下も回復が出来る可能性があるそうです。
のども筋肉なので、筋トレが有効のようです。
座っている姿勢を保つことも嚥下機能の回復に役立つようですね。
病院での嚥下の検査もあります。
リハビリのやり方もいろいろあります。
気になったら、医師に相談されてください。