農業生産法人(株)ヨシムラファームの 農業日記

農業生産法人(株)ヨシムラファームの 農業日記

農業王国和歌山県で、資源循環農法による安心安全で美味しい野菜果物を作る、農業生産法人株式会社ヨシムラファームのスタッフブログです。

ご訪問ありがとうございます。


自社で栽培している、野菜と桃の生産日記を中心に、和歌山にまつわることや、畑に現れる動物のことなどを書かせていただいています。

時折、関西人の悲しい性?、真面目に書かなきゃと思いながら笑いに走りがちです。


もし、よろしかったら、お気軽にコメントいただけたら、とても嬉しいです♪

どうぞ、よろしくお願いいたします。




農業生産法人株式会社ヨシムラファーム

住所 〒649-6112 和歌山県紀の川市調月2826

電話 0736-66-3229   

FAX  0736-66-9557

ホームページ   http://yoshimurafarm.com

メールお問合せ  yfarm@vioce.jp

ツイッター    https://twitter.com/#!/yoshimura_farm

Amebaでブログを始めよう!
初めまして!
今月からこのブログを担当することになりました(^。^)
よろしくお願いします。
3月に入って忙しく、
更新が遅くなってしまいました~_~;

3月に入ってもなかなか気温は上がらず、
寒い日が続いています。

最近はほうれん草、トマト、パセリなどを
出荷しています‼︎
3月8日に国華園の本店で
にんにく醤油漬けの試食販売を
させていただきました‼︎
予想以上に好評でした(^。^)

3月15日には、国華園二色浜店で
試食販売をさせていただきます(^^)

お時間がありましたら
是非お越し下さい‼︎

ブログの担当がかわっても、
今までどおりよろしくお願いします。
歌って踊れるお百姓を目指していた、“篠山紀信”&私の最後のブログネタは何にしようか。

考えた結果、これにしました。
パソコンを使われる方なら大抵は使用するであろう、マイクロソフトのエクセル。
これを利用して、農業の資料を作られる方は多いのではないでしょうか?

実は、来月からこのブログを担当するN君に(ちなみに、N君は本当に歌って踊れます。ダンサーです
)先日エクセルで“-1度”を入力する方法を聞かれたことがあります。

全国的に大雪になった今月のある日、温暖なここ和歌山県でも雪が降りました。
毎日業務日誌に気温をエクセルで記録しています。

エクセルに直接マイナス1度(-1°)と入力しようとすると、下のようなメッセージが出てお困りになったことはありませんか?


「入力した数式は、正しくありません」





これは、エクセルは表計算のソフトで、セルに-(マイナス)を入力すると数式として認識され、次は数字がきて、数字の次は、四則演算(+-×÷)がくるものとして処理されます。

試しに、-1+3と入力して、エンターキーを押すと、自動的に数式を表す=(イコール)が付いて、2となるはずです。

ですので、数式以外の文字が来てしまうと、上のような「入力した数式は正しくありません」と、出るわけです。

いやいや、自分は数式を入力したつもりはない、氷点下のマイナス1度と打ちたいんだ、と言ってもエクセルは頑なに「OK」を押すまで動いてくれません。

では、どうすれば良いのか?

方法は3通りあります。

マイナスを入力する前に、「’」(シフトを押しながら数字の7の所のキーボードを押します。シングルコーテーションといいます)を付けると文字列として認識され、打った通り表示されます。

先に、入力したいセルの表示形式を「文字列」に変えておきます。
やり方は、変えたいセルを範囲選択しておいて上で右クリック→セルの書式設定→表示形式の分類のところで「文字列」を選びます。そうすると数値も文字列として扱い、セルには入力した値がそのまま表示されます。

上のふたつのやり方だと、数字も文字列として扱うので、足し算引き算ができません。

では、数値として認識させたい場合、どうしたらいいか?
そこで、3番目の方法の登場です。

先ほどと同じ、セルの書式設定→表示形式の分類のところで、一番下の「ユーザー定義」を選びます。


①セルを範囲選択して



②セルの上で右クリックでショートカットメニューを出します
→セルの書式設定をクリック




③表示形式の分類で「ユーザー定義」をクリック


④「種類」と書いてあるところの下に、「#℃」と入力してOKします。
あとは、温度のそれぞれのセルで-1、-2、-3、-4、-5と入力してエンターキーを押すと自動的に「℃」が付きます。
最後に合計のセルで「オートサムΣ」を押してエンターキーを押すと合計がでます。






Σオートサムは、これです。



ちなみに、「℃」でなくても「度」に変えてもできます。#の次にくるのが文字の場合、”(ダブルコーテーション→シフトキーを押しながら数字の2です)で囲みます。





上記の設定で、このように表示されます。合計もできます。





農業を行う上で温度は非常に大切です。

日々の平均の気温(最低と最高の平均気温)を足していった温度を積算温度といいます。
トマトであれば、開花から800~1000度で成熟するといわれています。
こういったものの管理にエクセルはとても有効です。

エクセルには色々便利な機能があって、新しいことを知る度に感動の連続です。
エクセルを使い始めたころには、セルの概念がなかなかつかめなくて、あれ?画面では見えているのに印刷したら消えているとか、
ワードだとエンターキーで改行できますが、エクセルでは次のセルに飛んでいってしまいます。セルの中で改行をしたくていっぱいスペースキーで無理やり改行したり。

このセル内改行は、「Alt」キーを押しながらエンターキーでできます。
これを知ったときの感動ったら


このブログを書かせていただいて、いい加減なことを書くといけないとの思いから色々本を読んだり、他の方のホームページで教えていただいたりたくさんの事を学ばせていただきました。

今までは、野菜はスーパーに行ったらあるものと当たり前に思っていました。
しかし、1袋百円ほどの野菜を作るのにどれほどの苦労があるか、このブログを通して身にしみて気付きました。

野菜や果樹も生き物でちゃんと息をしています。土曜も日曜も祝日も関係なく手入れが必要です。

感情だってあります。子供の頃、見たテレビの番組で、キャベツに電極をつけて、その前で別のキャベツを丸ごと鍋の中で釜茹でする実験がありました。そうしたら仲間のキャベツがピンチ!とばかり周波が乱れたのです。

よく植物に「綺麗だね」と声をかけてあげると本当に綺麗に咲く、と聞きますが、野菜や果樹にも感情があると私は信じています


話が脱線しましたが、消費者の立場からは、安い方が良いことは良いのですが、物には適正価格というのがあります。

以前読んだ本で、日本は人件費の安い国で物を作らせて、中国の人件費が高くなってくると、次は東南アジアの諸国に工場を移して.....「安い賃金の国を求め放浪の旅を続けていたら、しまいには南極のペンギンに作ってもらうしかないぞ」、と言った方がいらっしゃいましたが、なるほどその通りだと思います(^_^;)

長雨や低温が続いて、「野菜価格高騰中」と言われても農家の方のご苦労を思うとそれは決して高いものではないと感じます。


最後になりましたが、私の好きな言葉に
「人のために火をともせば我が前明らかなるがごとし」
という言葉があります。

これは、人のために明かりを灯してあげたら、自分の前も明るくなり、結局は人のためにすることが我が身を助けることになる、という意味です。


これまで読んでいただいて、ペタをつけていただいて、コメントを残していただいて、いいねをしていただいて、全ての方に感謝申し上げます。

今後とも株式会社ヨシムラファーム並びにこのブログをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

本当にありがとうございました。


昨日はハードル上げすぎました。
笑いのネタは全然浮かびません。
最後は、ニガ笑いしか出ない(^_^.)


でも、やっぱり最後はいつもの笑顔で失礼します(*^_^*)

春雨とは、音もなく降り続く春の雨のことだそうです。


株式会社ヨシムラファームのほ場から約6キロほどのところに、日本で初めて誕生した猫の駅長さん「たま駅長」がいる貴志駅があります。

猫好きの私としては、
このブログを始めさせていただいた時から、いつか話題にしたいと思っていました。

今日は春雨と呼ぶには強すぎる、あいにくのお天気でしたが、会社はお休みをいただいて、たま駅長の取材に行って参りました(^_^ゞ
たま駅長は、毎週火・水・木・金曜日に出勤です。

貴志駅のある貴志川線は、もともとは南海電鉄の路線でしたが、利用者減少と累積赤字を理由に、2004年8月に廃止が表明されました。

しかし、沿線の住民たちが熱心に存続運動を行った結果、事業を引き継いでくれる先を一般公募することになり、岡山県にある岡山電気軌道が選ばれ、2006年4月から和歌山電鐵として運営されるようになりました。(鐵という漢字は鉄の旧字体で、会社立ち上げの際に金を失うと書く鉄では縁起が悪いからと、旧字体が使われたとの事です)

小嶋光信社長は、「日本一心豊かなローカル線になる」ことを目標と掲げ、「いちご電車」や、電車の中でのいちご狩りなど様々なイベントを企画します。

たま駅長は、もともと貴志駅の隣の売店の女性の方の飼い猫で、売店と倉庫の間に作られた猫小屋で飼われていて、2006年4月1日の和歌山電鐵グランドオープンの日に立ち退きが命じられていました。

朝のセレモニーが終わったあと、売店の女性から「社長さん、社長さん」と追いかけてこられて、
「うちのたまは男の子なら300万円する三毛猫で、女の子だけれど100万はするのよ」と、猫たちを駅の中に住まわせてもらえないか相談されました。

この時、小嶋社長は、「動物を公共の場におくとお客様や社員の中に嫌がる方々が出る」という思いと、和歌山電鐵の属する両備グループの経営理念である「忠恕(ちゅうにょ)」(真心からの思いやり)の精神がクルクルと脳内を回って、とっさに
「この子は貴志駅の駅長だ」
と、ひらめいたそうです。


2006年8月6日の和歌山電鐵グランドオープンのごあいさつでは、

「このいちご電車で、ビアパーティなどの催しや、コンサート、貸切りでの結婚式などもしてみたいと思っています。またこの秋には、貴志駅に「いちご神社」を造り、おみくじなども引けるようにしたいと思っています。いちご神社は、伊太祈曽神社の末社にでも加えていただければと思います。また、先日貴志駅で、三毛猫さんと目が合って、何か手伝うかと声掛けしましたら、何でも手伝うというので、いずれ三毛猫の駅長さんが登場すると思います。

と思わずフフって
なってしまうステキな言葉を述べられています。

そして、2007年1月5日、ついに日本で初の猫の駅長さんが誕生します。

その後の活躍は、スーパー駅長に昇進するわ、和歌山県からナイトの称号はもらうわ、フランス映画に出演するわ、で、現在は和歌山電鐵の“社長代理ウルトラ駅長たま”として名を連ねています。

ただ、忘れてならないのは、和歌山電鐵が見事に再建した背景にはたま駅長の活躍ももちろんですが、小嶋社長の手腕に依るところが大きいです。
一例をあげますと、コストダウンの要は人件費削減になりますが、それでは安全とサービスに悪影響が出ます。
初代常務になられた方は50歳を超えて新入社員とともに電車の甲種免許を取り、ラッシュ時などは実際に電車の運転をされました。

当の小嶋社長はご自身の著書で、
「南海電鉄さんが、親身になって運転手教育や保線や電気系統のメンテナンスにご協力してくださったことも大きな後押しになりました。普通は、止める鉄道の再建に快く協力してくれる鉄道事業者は少ないのです。このことはぜひ地域の皆さんもしっかり心に留めておいてほしいのです。」
と、おっしゃられています。



さて、それでは本日の取材
で撮ってきた写真をご紹介します。



まず、和歌山駅~たまの足跡にいざなわれ
あしあと

たま足跡1


たま足跡2

おもちゃ電車でGO

おもちゃ電車


おもちゃ電車



30分ほどで貴志駅に着くと、たま駅長のお出迎え

たま着ぐるみ


イチゴマークの制帽をかぶって記念撮影していただけます。
シャイ
な私はダメです

駅帽


おっ、足元にもたまが




お待たせいたしました。たま駅長です。了解を得て写真を撮らせていただきました。たま駅長のストレスになりますので、くれぐれもフラッシュはたかないように、、です。ガラスを叩いても絶対ダメです。

たま駅長

こんなところにも、たま駅長がいます。




貴志駅駅舎です。木造の駅舎で外観が猫の顔の形をしています。

貴志駅駅舎


たま駅長。ん向きが変わりました。


たまカフェです。





寝ていても大丈夫たくさんのたま駅長がいます。














最後まで、寝ていました。また会いに来ますね




弊社がトマトやにんにくを納品させていただいている、産直市場よってって様の看板です。ここから徒歩14分とあります。
下の3枚の写真はリサイズしていませんので、クリックすると大きな画像で見られます。興味のある方はご覧になってみてください。



ウルトラ駅長 たまヒストリー



経歴






さて、今日は長くなりましたが、もうしばらくおつきあいください。
以前にも書いたことがありましたが、このブログは“篠山紀信”が写真を撮って、事務員である私がその説明を受けて文章にしています。
ですので、農業のことを何も知らない自分が書くことでありますので、内容的に薄いものになってはいないか、ちゃんと正確にお伝えできているかと常々憂慮しておりました。

この度、趣向を変えて、来月からは弊社の若い社員がこのブログを引き継いでくれることになりました。

和歌山電鐵の小嶋社長のように

「アメブロやるか?」と声掛けしましたら、
「やります


と言うので、目をキラキラさせた夢多き若い彼にバトンを渡すことにいたしました
実際に農作業を行っている者が書きますので、ホットな情報がより正確にお伝えできると思います。ご期待ください



私は明日もう一日また何か書きます。
最後に、関西人らしく笑いを取れれば嬉しいのですが(*^_^*)


*参考文献
小嶋光信『日本一のローカル線をつくる』
(株式会社学芸出版社 2012年)