変だな?と気がついたのは土曜日の朝ごはん。いつも通りに元気でお散歩も済ませ、朝ごはんを食べて少ししたらドッグランに行こうと思ったので、ペネロペのハーネスはつけたままにしておきました。このくらいのズボラは許されるでしょう。
それが、いつも通り喜んでご飯を食べるケージにすぽっと入ったのに、いざ食べるときになると、クンクン匂いを嗅いだだけで食が進まない。ハーネス付けたままなので気になって食べれない?と思ったくらい他に思い当たる節があるはありませんでした。
シャーロットも成長期にそんな時があった。その時はふやかしたフードからふやかさずにドライのままにしたらまたガツガツ食べ出したので、大人になったんだぁ〜〜とか言ってましたが、それが本当の理由だったかは定かではありません。
騙し騙しなんとか朝ごはんは完食したので、それほど気も止めず、成長期の気まぐれくらいに思っていました。その後ドッグランでも楽しく遊んだし、具合が悪そうな様子は一切なし。
それが今度は、お昼ご飯を完全拒否。これも一粒づつ半分くらい食べましたが、それ以上は無理。食べたく無いのには理由があるのだろうから、無理強いせず様子を見ることに。
晩御飯も食べない。それに、あさ7時ごろうんちをしたきり、出ていない。え?便秘?と思ったけれど、そういえば、夜中にお腹が異常にごろごろきゅるきゅるいってたなぁ。これは腸の調子が悪いんだとやっと気がつきました。
元気なので一過性の腸炎でしょう。雪も降ったしお腹が冷えたのかもしれない。悪いモノを食べた記憶はない。水分もしっかり取れているので、ビオフェルミンで様子見。
全然うんちが出ないので、いつもなら「またうんちか!」とうんざりしてるのに、この時ほどペネロペのうんちが待ち遠しかったことはありません。
翌日、日曜日になってやってうんちが出ました。やったぁ〜〜!とよろこんでいるのも束の間、うんちをするたびにゆるくなっていきます。夜には完全下痢。その日はワインテイスティングでたくさんのお客様がきていたのに、ちょっと大変でした。
それでもペネロペはとっても元気だったので、悪いものさえ出てしまえば大丈夫だろうとそれほど心配していませんでした。うんちに粘液状のものと血が混じっていましたが、これも典型的な腸炎でよくあること。
もうだめだ、病院に行こうと思ったのは、早急に下痢止めのお薬を飲ませる必要に駆られたから。というのは、ペネロペはふさふさぼうぼうの毛で、特にお尻周りは未知の世界なくらいぎっしり毛が生えていて、その毛がうんちで汚れて大変なことになってしまったのです。それに気がついのが火曜日の夜中。夜な夜な1時間ほどかけて丁寧にお尻の毛を洗いました。めちゃくちゃ臭かったです💦
老犬を抱えていた時は、常備薬で下痢止めを持っていたのですが、もう切らしていました。下痢止めの威力はよく知っています。翌日水曜日はお仕事を半日休んで、病院に行きました。かかりつけの病院が定休日だったので、家から一番近い駒沢動物病院に行きました。
シャーロットの折れた歯のところでも書きましたが、ここの先生はとても丁寧に説明し、診察してくださいました。
しっかりヒヤリングして、病状を確認。嘔吐がないことから明らかに腸炎なのですが、腸炎には2種類って、小腸腸炎と大腸腸炎があるそうです。小腸腸炎の場合は元気がなくなることが多く、ペネロペは大腸だろうと診断。下痢止めと処方食をいただきました。
帰宅してお薬を飲み、夜まで絶食。実はもう朝ごはんを食べてしまっていたのですが、病院から帰宅する途中に下痢したのを最後に、お薬が効いたのか調子はどんどんよくなり、翌日にはすっかり回復しました。お薬すごい!ってその効果はよく知っているので、常備していたのですが、常備しなければならないほど体調崩すことないようにしたい。
ところで・・・・
ペネロペの診察は、便も検査したけれど悪い菌も出ず、とってもシンプルでした。方や、シャーロットの方は折れた歯の治療説明を詳しく聞くことになりました。
そして診療が終わって部屋を出ようとしたら、なんと!!!
はい、お腹壊しても変わらず元気なペネロペでした💦










