人間観察で本当に厄介だなと思うのは
「自分は正しい相手が間違えている」
と心底考えてる人。
心底、相手が間違えてると
思っているので、自分の意向を
押し付けるのが当たり前。
前回書いてるDVの話も
善意の押し付けの話も
両方「自分は正しい相手は間違えてる」
という思考から生まれたもの。
人との付き合いにおいて
正しいコミュニケーションを
やりたいなら
「自分も正しい、相手も正しい」
という姿勢をとること。
そうすれば相手に何かアドバイスを
するにしても、押し付けではなく
提案という形になるよね。
何より、まずは相手の話を聞いて
背景や根拠を探りながら
最適解を相手と一緒に探すはず。
そして
「自分はこう思うけど
あなたはどう思うのか？」
と、話し合うのが
普通にやるべきことだ。
「自分が正しい」
と思い込むと優越感を感じられて
どんどん過剰になっていく。
自分の正しさが正当に見えるように
相手の間違いを指摘して
ダメ出しを繰り返すと
目の前の相手は弱々しくなり
自分の意見を聞くようになる。
そうなるともうダメだ
自分は相手を支配したように感じ
脳内に快楽物質が出てくるから
やめられない。
自分が強く出れば
相手は自分の言うことを聞く
そんな成功体験を積めば
中毒のように繰り返すしかない。
いじめと脳内ホルモンの関係性は
脳科学でも論じられてる
自分が正しい、お前が間違えてる
という前提で生きてる人に出会うと、
否定されるようになるから
自己価値が落ちやすい。
劣等感を刺激されたり
ダメ出しを続けられると
疲弊して思考停止になり
自己価値が低くなり
自尊心も失われる。
そうなると相手の思う壺で
相手は快楽を得ようと
さらに自尊心を傷つけようとする。
こういう人に出会ったら
まず、自分が悪いのではなく
相手は快楽のためにそうしてる
という認識を持つこと。
自分が悪いから相手がそうなる
と思い込んでると、
どんどん悪い方向に
行くから気をつけて。
出来るなら抵抗するか
逃げるようにしてほしい。
相手の言いなりにならない
という意思が何より大事だから。
足かいて自分の自尊心を
失わないでほしい。
言われっぱなしも悔しいじゃない
一矢報わないとｗ
人生、正しさよりも大事なことは
たくさんあって、何より自分の
幸せが一番大事。
自分は正しい相手が間違えている
という前提で生きている人で
幸せな人を私は知らない。
それなりの人数を見てきたけど
彼らはいつも誰かと揉め
誰かに怒り
自分だけが正しいと言い募り
恐怖や不安で相手を縛る。
金銭的、社会的な成功を
手に入れる人もいるけど
他人との信頼関係は作れず
いずれ孤立する。
私は彼らを見るといつも思う。
人生、金や成功よりも
人との信頼関係が何よりも
大事なんだなと。
孤独な老後を私は送りたくない。
だから彼らは反面教師としては
とても優秀だなと私は思う。
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