「鉄腕アトム」の世界が近づいてきた III | 知財業界で仕事スル

知財業界で仕事スル

知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…

ロボットがどんどん進化する!


http://jp.youtube.com/watch?v=W1czBcnX1Ww
人間がはいっているんではないの?っと思えるような動き。横から蹴られても、自分で体制を整える。高山ヤギなんかは、これと同じようにして高い崖の上を走り回っているということなんだろう。

http://jp.youtube.com/watch?v=9vwZ5FQEUFg&feature=related
人間みたいにうまいというか、人間よりうまいというか。視線のもっていきようなんか、心憎いばかりだ。


進化を続けて、人間と変わらないようになったら、ロボットに「人権」を認めないといけなくなるのではないかと思える。

こういうことを考えると、思い出すのが、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」(2001: A Space Odyssey (1968)。
宇宙船に備え付けられていたHALという名のコンピュータが暴走し(そのように密かに意図的にプログラムされていた)、船長(Dave)がHALを停止させにいくシーン。
船長に対して、HALは乞うようにさまざまなことを言う。(もちろんセリフは覚えていないので、以下は映画の説明サイトからコピーしました。)

I know everything hasn't been quite right with me, but I can assure you now, very confidently, that it's going to be all right again. I feel much better now. I really do.


Look, Dave, I can see you're really upset about this. I honestly think you ought to sit down calmly, take a stress pill, and think things over. I know I've made some very poor decisions recently, but I can give you my complete assurance that my work will be back to normal. I've still got the greatest enthusiasm and confidence in the mission and I want to help you.


Dave, stop. Stop, will you? Stop, Dave. Will you stop, Dave? Stop, Dave. I'm afraid. I'm afraid, Dave. Dave, my mind is going. I can feel it.

こんな風に言いながら、HALは“淋しく”停止していく。


「2001年宇宙の旅」の場合、HALは巨大なパネルを前面にもつ機械そのものだ。
しかし…
http://jp.youtube.com/watch?v=WbFFs4DHWys&feature=related
こんな形のロボットが上のHALのように説明したら、躊躇してしまうのでは?


ロボットが進化し続けたら、どういうことになるのだろう??