「今夜、知財の片隅で」さん、
トラックバックをありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/ysmatsud/20080112
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>正論なんだけど、あまりにも正し過ぎる。
弁理士急増政策が始まるまでは、みんなそう思っていました。
しかし、07年11月に採用された面接ガイドラインは「もう、世の中は『正し過ぎる』から『正しい』に変わったんですよ」と宣言したようなもの。これからは、不起訴になった看護師みたいなわけにはいかないと思います。
ただし、当面は面接審査に関してだけね。明細書作成部分は、少なくとも当分は「不起訴」でいけるでしょう。
看護師の内診業務は、白黒がはっきりしているという意味で、明細書作成業務より面接審査に近いと思います。
医療業界と特許業界とで根本的に違うのは、医師をサポートする業務を行う看護師その他の資格に相当する資格が特許業界には無い点。ということは、サポート業務は「無資格」でやるのが特許業界では正しい状態です。どこまでがサポートといえるのかは、なやましいです。到底サポートとはいえない「丸投げ」状態になっていて、白黒はっきりしているケースもたくさんあるでしょうけどね。
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>私は、明細書かく修行もきっちりして、資格もきっちりとろうと思います。
「資格をもっているので当たり前」の時代になっていきますから、それが良いと思います。
「今夜、知財の片隅で」さんの文章を読ませてもらって、「この人は合格しやすい人」と思いました。合格するための作業は“くだらん”ものが多いですが、しばらく我慢していただくしかないですね。がんばってください。
もちろん、合格しても、無資格の技術者をこき使って儲けることはできませんョ。それができた人は、そんなことができることが知られていなかった古の時代に偶然に資格をとって事務所を始めたラッキーな人だけ。株価と同じようなもので、わかってから買ったのではもう遅い。