①サクちゃんは不思議な子 | 宮 好子 _拡大する意識

宮 好子 _拡大する意識

夫婦や結婚と聞いて連想するイメージは…本当はみんな違うんです。でも皆んな自分の連想したイメージが“ふつう”だと思っている。
自分の中の“ふつう”を疑い、そしてもっと自由にもっと笑顔にもっと多様な夫婦や結婚スタイルを叶えていく生き方のお手伝いしています。

サクちゃんはまだ1歳ですが
もうすぐ2歳になります。


サクちゃんは赤ちゃんの頃から
まん丸のぽっちゃりで
平安時代の麿のような太眉で
おばちゃんみたいな笑い方をし
ふしぎと
他人からやけに可愛がられます。




ある時は、夫とサクちゃんで
駅のホームにいたら
知らないおば様がかわいいわねぇ
と話しかけてきて
サクちゃんに
ジュースを奢ってくれたそうです。




親の贔屓目に見てもけして
美人ではないサクちゃんですが、、


ペットのパグを可愛いと思う感覚に近いような
ブサかわ路線まっしぐらで
みんなから愛されています。





保育園でも他のクラスの先生達
みんなに名前を覚えられて
廊下を歩けばみんなに
“サクちゃ〜ん!”と声をかけられ
先生達の顔は緩みっぱなし。
サクちゃんまるでアイドルのよう…


何故かひとを魅了して歩くサクちゃんです。






サクちゃんはまん丸なので
もちろん食べるのが
大好きです。


家では歩くようになった頃から
自分で冷蔵庫の前まで椅子を運び
よじ登ってから
扉を観音開きにして
バナナを漁ってました…。



お陰でわたしの口癖は

「も〜〜〜お!」





でも
サクちゃんの食べたい!
おいしい!
うれしい!


という素直な感情表現を見ていると
ついつい許してしまうのです。


  



サクちゃんはまだ殆ど喋れない頃から
とても物分かりのいい子でした。



お風呂いくよー
と、言えば

遊んでいたおもちゃを片付けて
スタスタ〜とひとりで
お風呂まで歩いていってしまいます。


なんなら
リビングまで戻ってきて
テレビに夢中のお兄ちゃんに


『いーくーよーーーー!』


と、世話焼きもします。




そのほか
お鼻チーンしてと言えば
ひとりでティッシュを取りに行って
フンッと鼻をかむし


それはゴミだからポイしてー
と言えば
ゴミ箱までいって
蓋を開けてきちんと
ポイッとします。



このくらいの事は出来る1歳児は
沢山いるかもしれません。

でも当時のお兄ちゃんと比べると
断然理解力のあるサクちゃんに
日々驚かされるれい子ママでした。




最近では、
サクちゃんはもしかしたら
視えない存在がみえているのでは
と思うことが何度かありました。






それはまた次のお話で。