2023年10月27日金曜日、為替は150円台で円高方向に振れる気配はなかなかない。
年足チャートを見ると、なお円安方向は強い。
このまま、円安が続くと物価高は収束しずらく、10月1日からゆうパック料金が大幅に上がったようになおも生活場面のそこここでが値上げラッシュが続きそうだ。
すると生活者の可処分所得は少々の賃上げでは増えず、岸田首相の示した期限付き減税でも焼け石。
物価は連続値上げなのに減税は期限ありき。
そして賃上げも小幅では、消費はインバウンド頼みに。
ただ、インバウンド効果に過剰な期待は禁物だ。今、円安に乗じて日本に来ているのは普通の生活者が多い。
爆買いはかつてほどではない。
100均を楽しんでいる人たちも多い。
彼らが押し寄せることでオーバーツーリズムの悪影響のほうが深刻だ。例えばホテル代の高騰。
国内出張族の経費増加という弊害が会社利益を圧迫する。
まわりまわって日経平均採用銘柄のEPSも低迷気味。
現在の円水準は亡国レート。
日本のインフレを加速させるために利用されるインバウンド。彼らの来日による経済効果は大して期待できず、インフレを引き起こす装置として利用されているだけ。
そんなやばい状況に外国人投資家の一部の投資行動の足跡が。
10月13日のこの高値は用心したい。
さらに株価はFOMCと日銀金融政策決定会合持ちもあり、重たい動き。
よって、下げや株価低迷時には焦らず、高配当優良株の追加買いでしのぎたい。
PBRと配当利回りを軸に銘柄を選んでみた。
●4188三菱ケミカルグループ
PBR1倍以下
※買い目標 理想的には700円台か
●3151バイタルKS 薬品卸
こちらもPBR1倍以下。
配当利回りたかめ
※配当利回りが魅力的。買い下がり方針で。
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