6月3日正午公開の「木村佳子の気になる銘柄」。
ソフトバンくGの業績次第で日経平均株価の割安感、割高感に影響があり、結果、
「割安感が増したから買う」という考え方も一転、仇になる可能性もあり、
「割高だから売る」と行動してもソフトバンクGの業績次第で「まだまだ上値があったのに・・・」という
ことにもなりかねない、ということで、今日の動画を作りました。
動画が長くなると「正午公開だから昼休み、ちょっとみとこう」という視聴者には「長すぎ」となる可能性もあるので今日は資料を補填し、ここでも解説します。
まず、ソフトバンクGの2021年3月末の一株純利益が空前の4.9兆円になり、日経平均株価採用の225銘柄の他の銘柄との比率では
こんなふうな比率になりました。すなわちソフバンGが全体の純利益の二割相当を稼ぎ出してしまったのです。横グラフでも見てみましょう。
他の225(ソフバンGのぞくと224社)もソフトバンクGも稼ぎ続けると日経平均株価はもっと伸びしろがあっても不思議ではなく心理的、経験則的PER16倍がおおむね高値圏というハードルもらくらく超えてしまえることになります。
その値をニッセイ基礎研究所の井上さんは34400円水準であっても不思議ではないとされています。6月2日の終値ベースで日経平均株価に寄与率の高かった銘柄ランキングては以下のようになっています。
ソフトバンクGは寄与率の点で常連ですが、日経平均株価の今後については
寄与率が高い7銘柄を定点観測しておく手があるでしょう。
ゴールデンチャート日足では
急ピッチで上がり過ぎの反動消化期間を必要としているように思います。
さて、今日の動画と合わせてこの先の検討をしたいものですね。