ご訪問ありがとうございます!心理カウンセラーの赤羽佳子(あかばねよしこ)です。
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私がカウンセリングを勉強した心屋塾の創設者である心屋仁之助さんが見つけた考え方に、『前者・後者』という分類があります。

 

 

人は大きく、マルチに複数の仕事を同時にこなせるタイプ(前者)と、何か一点に集中できるタイプ(前者)に分けられるという考え方です。

 

 

世間一般でいわれる有能なタイプは前者で、天才や天然なタイプは後者です。

 

 

明確な一つの基準としては、「怒られたり、失敗したり、あせったりしたときに、すぐにパニック(頭が真っ白)になってしまうかどうか」です。(引用:心屋仁之助のそれもすべて、神さまからのはからい。)

 

 

そして、ここまででピンとこない人は後者と断言できるそうです。

 

 

 

 

ここからが本題なんですが、世の中は前者の人が認めらることが多いです。学校では全ての科目で高得点を取れる人が優秀な人になります。会社でもなんでも卒なくこなせる人が出世できる仕組みになっています。

 

 

もちろん、後者も力を発揮できる場ではものすごく評価されます。(芸能人でいえば、出川さんとか、平野紫耀くんとか、藤井風さんとか)

 

 

ただ後者は怒られることもすごく多いと思います。前者の人が当たり前にできることができなかったり、全部説明されても理解できなかったり、マルチにこなせないと簡単に出来る前者にとってはやる気がないと見なされることだってあります。

 

 

そんなダメな自分から脱却するために、頑張り過ぎてエネルギー切れ(うつ病など)になりやすいのも後者が多いような気がしています。

 

 

それでも後者の人が頑張ってマルチに色々なことができるようになれば、全てうまくいくのかとそうでもないんです。不得意なことを無理してやったら心と身体に支障が出ます。

 

 

無理なもんはどうしたって無理なんです。夏野菜を冬に育てたらすぐだめになるようなもんです。冬に夏服で外を歩くようなもんです。風邪ひいちゃいます。

 

 

じゃあ頑張ったら身体を壊しちゃうし認められにくい後者はどうすればいいかというと、前者のようにちゃんとできない自分を認めて、出来る人にサポートをお願いすることが大事だと思っています。

 

 

できないことを開き直ってワガママになるんじゃなくて、「これは私にとって不得意なことなんだ」と認めて自分が無理をすることで解決せずに、できる人にお願いするという感じです。ニュアンスが伝わるといいのですが…。

 

 

ここでお願いしたら迷惑を掛けてしまうと不安になる方がいるかと思うのですが、前者の人はすごいから安心してください。

 

 

びっくりするくらい簡単にできちゃうこともあるし、出来ない場合は言葉にして説明してくれるはずです。(「後でやる」とか「いまはできない」とか「他の人にお願いして」とか)

 

 

そして、サポートしてもらった時に「迷惑をかけてしまって申し訳ない」と反省するのではなくて、「あの人を活躍させてあげた!」くらいに思ってみてください。

 

 

きっと気持ち良く、ありがとう!と言えると思います。そしてサポートしてくれた人も喜んでくれるはずです。

 

 

またできないことを認めると、自分が得意とする分野、才能を発揮できることがなんとなく分かってきます。(これは後者だと自分ではピンとこないもので、人から褒められて始めて気付くかもしれません。)

 

 

私自身は後者なので、いまだにマルチに活躍できる前者の人がうらやましいしカッコいいなと思うし、そうなったらいいなと憧れます。

 

 

でもやっぱり前者にはなれないので、無理なく過ごせる場所で自分らしくいることで、周りを幸せにしているのかもしれないと思って過ごしています。

 

 

以前は「もっとちゃんとしなきゃ!!!」とガチガチに頑張っていたんですよ。でもちゃんとできないことを認めていたら、前者の旦那さんとの関係性も良くなりました。

 

 

ちゃんとできない自分を受け入れるって悔しいし、情けないような感じがすると思います。でも、受け入れちゃった方が全てのことがスムーズになっていくものなんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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