先日、三者面談でした。
うちの中2が、今、どういう状況なのかは分かりました。
行きたい学校に、点数があと○点足りないか、よーくわかりました。
で、ですね。
学校って、学ぶところなんですよね。
授業がメインですからね。
しかし、すでに授業についていけていない
という子が
敗者復活、というか、崖っぷちで救済、というか…
そういう環境は、
学校には整備されていない(と言っても過言ではない)わけですよ。
例えば、理科の問題を解いていて
1年で履修ずみのはずの
質量パーセント濃度が思い出せない
現象が発生したとして。。。
質量パーセント濃度だけを忘れてるだけなら
中1まで遡る
小5の割合が理解出来てない場合は
そこまで遡る必要があるし
小数や分数の掛け算が出来ない子は
さらに遡る必要があります。
もはや理科ではなく
算数のつまづきが影響しているのです。
というように
地頭はあってテストで平均点は取れるけど
授業態度めちゃくちゃ悪いとか
提出物を完全無視して
2がつくケースを除いては
評定で2がつくケースは
基本的に
過去の学年での履修すべきことを
取りこぼしている可能性大、です。
その状況で、その学年の勉強をしても
理解出来ないのは当たり前。
で、そういう子が独学で
どこが分からないのか見極めて
そこまで遡って勉強する
ということをするのが難しいので
大人のサポートが必要になるのです。
とはいえ、学校の先生は
それはおそらく管轄外(そんな暇ないでしょう)
何もやってない、というわけにいかないから
たまに補習があるくらい。
先生が何もしてないわけじゃないですよ。
でも、その補習で「2」が「3」になるんだったら
その子は「2」を取っていない、と思うわけ。
だから、そういう子は
この時点で塾に行った方がいい、と
私は思う。
塾も、ただ行かせればいいわけではなく
子に合ったところを探す必要が。。。
でもって
遡って学び直すのは
ある程度の時間を必要とするので
気づいた時点で
早めに取り組むのが吉なのです。
知的に問題なければ
基本的には遡って
本人に合ったやり方を
誰か大人に伴走してもらえれば
ある程度のレベルまで
行くことは出来るみたいなので。。。
(知的に問題あるかどうかは
自己判断せず
WISC受けるなりして
客観的に見た方がいいかと)
本当は
子どもがやる気になるのを待つ方が
良いんでしょうけど
それは、一切勉強しなくてもオール3が
取れるくらいの地頭があれば、の
話かと思います。
もしくは
子の実力相応の高校に入る
内申点を関係なく入れる高校に入る
ということを子ども自身が納得できるかどうかで
決めるといいのではないかと思います。