先月の話なんですが
寝室からベッドを撤去しましてね。。。
撤去と処分を便利屋さんにお願いしたんです。
というのも
我が家の寝室からマットレスを
自力で玄関に運び出すことが出来なくて…
(搬入はクレーンを使ったんだったｗ)
で、その時のお支払方法が
「その場で現金払い」のみ。
請求書払いで後日お振込み、かと思ったら…
事前にお見積りはいただいているので、その金額を当日
用意してくださいとのことでした。
それを夫に言ったら
「そりゃそうでしょ。便利屋さんって何依頼されるか分からないし
部屋片づけて、そのまま夜逃げされたら代金回収できないじゃん！」
という話になったんですね。
そんなことを思い出しながら
本題に入りますね。
よくあるお悩みなんですけど
「お客様が代金を支払ってくれない」というもの。
サービス内容に応じて金額が変わるとか
実際に作業してみないと価格設定が出来ないとか
いろいろ事情があったうえでの
後払いを選択している方からよく聞きます。
そうじゃなくても
講座の無断キャンセル(当然、受講料も支払わず)ってのは
私も経験済みです。
で、この件、ご相談があったので調べてみたんです。
自分でネットでも調べましたが、士業の方にも確認したので書いておきますね。
何度か催促のご連絡(電話なりメールなり)すると思います。
それでもお支払いしてくれない場合は
「内容証明」という郵便を郵便局経由で送ることになります。
私は、フリーランスになってからは経験していないのですが
前職(自動車販売店の事務職)の時に、郵便局へ
内容証明郵便を持って行ったことがあります。
同じ内容の文章を2通作成し
郵便局員さんに2つの文章を比べて
「一字一句相違がないか」確認してもらいます。
一通は相手に送付し、一通は自分の控えになります。
これを郵便局を通すことで、「この内容の郵便を確かに相手に届けた」
という第三者を通して証明できるわけですね。
ただ、内容証明は訴訟の前段階としては有効だけど
法的に何かを出来るというところまでは行かないらしく
この段階で確実にお支払いしてもらえる、というわけにもいかないみたいで…
それでもお支払いしてくれない場合は
訴訟になるんだそうです。
弁護士を依頼して、費用もン十万円かかるとか…。
精神的にも金銭的にもダメージがあるので
なるべくならそこまで行かずに
スムーズにお支払いしてほしいですよね。
SNSでは「お申込みまでの導線が命」と
何度も言い続けていますが
お申し込みをいただいてから
代金をお支払いいただくまでの導線も
きちんとしたほうがよさそうです。
なので
・基本的に前払い出来るものは前払いにする
・初めてのお客様の場合だけでも前払いにしてもらう
訪問サービスの場合は
・現金だと帳簿つけるのめんどくさい、という場合はクレジットカードでその場で決済してもらう
(クレカが使えなくても、今はキャッシュカードにデビットついてるよね？)
・PayPay(などのキャッシュレスサービス)の加盟店になる
通販の場合は
・決済はECサイト(BASEなど)を使う
高額の場合は、ペイパルだと分割払いの設定も可能
など、どうにかしてサービス提供後の
後払いでの催促を減らす工夫は
した方がよさそうです。
ちなみに、PayPayの事業者決済はバーコード決済が基本だから
通販だとPayPay使えないんですよ。
PayPayの個人間送金を事業で使うのはNGです。
最近は、InstagramなどのSNSだけで
商品やサービスの売買をする人も増えてきて
トラブルもあるみたいなので、書いてみました。
どなたかのお役に立てれば幸いです。