SNSで発信したい、という人から
よくこんな質問を受けます。
「どうやったら分かりやすい文章が書けますか？」
これは練習あるのみ、なんですよね…
なんですけど…
そもそも
自分の思っていること
自分が感じていること
自分が「いいな」と思っているもの
「これを見たら無条件でキュンキュンしちゃう❤」というポイント
そこに気がついて
それを手帳やノートに書き留めておいたり
SNSで呟いたりしてる？
自分の中から言葉が出てくる実感を持てないで
文章が書けるのかな？って私は思うのよ。
だから、最初にやることは
「拙い文章でいいから、自分が心動いたことを言葉にして」
って言うわね。
そこをすっ飛ばして
いきなり
自分のちょっと感じたことを
上手いこと言語化出来るわけないじゃん。
ちなみにここは落とし穴、なんだけどさ。
この「キュンキュンしちゃう」萌えポイントは
誰かに分かってもらおうと思わない方がいい！
自分だけの「萌えポイント」をひたすら探して欲しいの。
「自分探しの旅」なんて行かなくていいから
(どうせ見つからないしw)
「自分だけがピンポイントでエモいと感じられるところ」を
出来るだけたくさんリストアップしてほしいの。
例えば
私は2005年夏に行った
岩手県宮古市の民宿で食べた魚の味が
忘れられないのね。
夫と2人で歩いた「スーパー堤防」が今でも脳裏に焼き付いているのね。
「万里の長城」とも呼ばれた2433メートルの巨大な防潮堤。
「さすがに、こんなところまで津波が来るわけないよね～」
なんて夫と笑いながら、防潮堤を登ってみたりしてね。
…なんだけどね。
その場所は、2011年の東日本大震災で
「スーパー堤防」も突き抜ける大津波がやってきて
街ごと津波に飲み込まれてしまったのね…。
また行きたいと思っても、もうあの場所は(あの形では)存在しないんだな
と思うと、思い出すたびに泣けてくるのです。
こういう「エモいポイント」もあれば
2018年だったかな。
意を決して
リッツカールトン大阪に1人で行ったとき。
知り合いの何人かが
リッツカールトン大阪に行った様子を
SNSでアップしてて
「うらやましいと思うくらいなら自分も行けよ」
って思って
思い切って行ったんですよね。。。
夫に頼み込んで子供を見てもらって
新幹線に乗って一泊一人旅。
その後も
ハイクラスなホテルに行く機会は
ちょいちょいあって
ハイアットリージェンシー東京
(あああ、このフレンチトーストも
忘れられない味！)
目黒雅叙園
カヌチャリゾート
お世話になった方に
椿山荘でお礼をしたこともありました。
あとは去年行った
ソラノホテル。
他にもあるはず…(写真が出てこないｗ)
それぞれに思い出はあるけれど
やっぱり、印象深くて私の心に響いたのは
リッツカールトン大阪だったのね。
他がどうとかそういう問題じゃなくて
拗れていた自分を解き放ったという意味で
あそこに行った意義は(私にとって)大きかったｗ
そう。こんな感じで
「自分だけの心が動いたポイント」を
なるべく詳細に書く、ということを
してほしいの。
最初から
誰かに分かってもらおうと
思わなくていいの。
「誰かに分かってもらいたい」が最初にあるから
分かってもらえないことを恐れているから
そりゃ、言葉に出来ないよね。
つい、SNSで発信をするとなると
「どうやって見られたいか」という
ブランディングばかり気にする人もいるけど
(もちろんそれも大事だけど)
もしかしたら、それ以前に
自分の気持ちや
自分の考えていることを
適切な言葉に乗せて発信する
そっちの練習が必要なのかもしれないね。
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