番場よしこ、です。
新型コロナウイルスって
感染力が強いとか
罹患している人が触ったものを触ると感染する
とか言われていますよね。
これを聞いた時、これは大変だ、と思ったわけです。
というのも
私は15年以上前に
「流行性角結膜炎(はやり目)」に罹った時のことを
思い出すのです。
当時、会社勤めだった私。
ある日、朝起きたら目やにで目が開かないほどで
次から次へと目やにが出てきて目が充血して…
眼科に行ったら
はやり目専用の待合席に座らされて
「待っている間はそこから動かないでください」と言われて
治療と会計が終わった後
私が触ったり座ったりした箇所は
スタッフの方が
全部アルコールで拭いてます。
これ…地味にメンタルがやられるんですよ。
(頭では仕方がないものだと分かっていても)
ものすごい勢いで、
みんなの前で自分だけ「ばい菌」のような扱いされますからね。
で、会社に報告したら。
「お願いだからお医者さんに『完治してる』と言われるまでこないで」
と言われるのです。
その間、仕事に穴をあけてしまうことになるのですが
それ以前に
「会社で感染させたら絶対にマズいので来ないでね」
って言われるのです。
はやり目の症状自体は
目やにと充血と軽い微熱くらいで
身体的には辛くなかったのですが
家族にうつしてはいけないと思うので
(すでに結婚していて夫と暮らしていました)
目は触らない
(どうしても触りたい時は
ティッシュで拭ってゴミ袋に入れて密閉する)
タオルは別々にする
お風呂は最後に入る
ドアノブなど、私が触ったところはみんな
アルコールで拭いてました。
こんな生活が
完治するまで2週間続きました。
…っていう体験を
新型コロナウイルスが武漢で流行って
「感染した人が触ったものから移る」と報道が出た時点で
思い出してしまったので
マスコミに騒がれる前から
恐怖でしたｗ
これは顔(目や鼻や口)を
外出先で触ったら感染するのか…
って知ってからは
外出先でマスクをつけてました。
感染防止っていうよりも
自分が不用意に鼻や口を触らない
ということを
徹底したかったからなのです。
(結局、はやり目が
どこか感染したのか心当たりがなくて
通勤電車のつり革や手すりなのか
社内外とやりとりしている書類なのか
エスカレーターや階段の手すりなのか
全く分からなくて
しばらく、不特定多数の人が触るものを
自分が触るのが怖かったです)
というのと
免疫力を下げたら発症するから
睡眠時間の確保と適度な休息を
いつも以上に心がけております。
はやり目も全員が全員発症することは無くて
主に子どもと免疫力が下がった大人が罹るんだそう。
当時、私は八王子に引っ越してきたばかりで
慣れないルートでの通勤(八王子～田町まで通勤してました)もあって
疲労がたまっていました。
そして…何よりも
症状が出ている期間に開催される
B'zのライブチケットを持っていて
泣く泣く参戦を断念した
という苦すぎる記憶が
私の中にフラッシュバックされるのですｗｗｗ
なので
新型コロナウイルスの感染の方法が分かって
それでも普通に行動できる人を見ると
流行性の病気に罹ったことが無いのかなぁ
ばい菌扱いされてメンタル折れたことないのかなぁ
と
半ば羨ましい心境で見ていたりもします。
私はコロナの何が怖いって
重症化するかも、ということや
高熱が続くかも…という恐怖もありますが
しばらく
人間扱いされないのが
メッチャ嫌だったので
感染しないように最大限の努力をしているのです。