人生は人体実験
ばんばんよしこ、です。
先日の話ですが。
夫がジャガイモを大量にもらってきて、ですね。
ついにコロッケを作る決心をしたのですよ。
なぜ「ついに」なのか。
それは私が
「いつかコロッケを自分で作ってみたい」と思いながら
今まで1度も作ったことがないから。
その理由は
かなり前に母から聞いた話が起因なのです。
母が(おそらく私が生まれる前に)
コロッケを自作したら
揚げたときに破裂したんだそうです。
で、それ以来
コロッケを作りたくない、とのことで。
私が子供のころに
手づくりのコロッケが食べたくても
作ってもらえることは無く。
大人になってからも
「コロッケを自作する=破裂する」という図式が
私の頭の中にしっかりインプットされており
コロッケを自ら進んで
自作しようとは思わなかったのです。
もともと私の両親は
失敗する→悲しい→次に失敗するのが嫌だからもうやらない
という傾向があるのです。
親の傾向(価値観、判断基準)は
知らず知らずのうちに
子どもに受け継がれることが多いのです。
(モンテッソーリ教育の話を聞いた時に知ったのですが)
0~3歳の時の生育環境にあるものは
言葉に限らず、その場所にある文化とか雰囲気も含めて
何でも(無意識のうちに)吸収してしまうんだそうで…
まあ、そうですよね、7歳までに起きた出来事は
潜在意識にダイレクトに刺さるって
奥田珠紀さんも言ってたなーって思い出したり。
(別に今更親のせいにすることは無いけど)
私の価値観は親から受け継いでいること
それを全部持ち続けなければいけない、ということは無く
自分に不要なものはどんどん自分で捨てていけばいいんだ、ということ
が、自分の中で分かってきました。
そして、その過程の中で
失敗はダメなことなんだ
という概念が私の中で成立している
というのは、ここ数年でうすうす感じていました。
という
クッソ長い前置きを書きましたが
とにかく
私はコロッケが大好きで
どうしてもおいしいコロッケが食べたいので
私はコロッケを作るのだ
ということで
自宅に超絶美味しい牛スジがあった
ということもあり
クックパッドで作り方を検索して
作ってみましたよ、コロッケ。
いやー
見事に大成功、ですね。笑
今まで持っていた概念
「コロッケを自作する=破裂する」
は、見事になくなりましたwww
これは笑い話かもしれませんが
皆さんにも無意識(潜在意識)の中に
こういうのがいーっぱいあって
今、成功しているあの人も
これを一つ一つ
何らかの形で
自分と向き合って
取り除いてきたのですよ。
手法はいろいろあるだろうけどさ、
やっていることはみんな同じだよね。
やるかやらないか。
こんな小さなことからでも
やってみると、何かが変わるでしょう。
それでは。。