人生は人体実験
ばんばんよしこ、です。
先日、息子が通う小学校で
スクールカウンセラーによる
講演会がありまして、ですね。
そこで
親の言葉よりも
その中にある感情を子どもは感じ取っている
っていうお話があって
すごく納得したんですよ。
例えば
静かにして欲しいのに
「静かにして!
静かにして!!
静かにして!!!」
って
親が興奮気味にしていたら
子どもは
親が興奮気味にしているところに
反応して
静かになるどころか
さらに興奮してしまう、ということだそうで。
そういえば
「身口意(しんくい)」という言葉があって
それは
仏教用語なのですが
身…やっていること、立ち振る舞い(行動)
口…喋ったこと(言葉・思考)
意…思ったこと、考えたこと(感情・心)
これらが一致していると
思ったこと、望んでいることが実現する
そして
これらが一致せずズレがあると
現実で思ったようにいかないことがたくさん出てくる
のだそうです。
だから
自分が本当に伝えたいことを伝えるには
「言葉=感情」である必要があるわけなのです。
もしも、
「自分が言いたいことがいつも伝わらない」
って思うことがあれば
自分が発している言葉の表現と
自分が抱いている感情に
ズレが無いか
丁寧に見ていく必要がありますね。
そう。
まさに昨日、それを実感することがありました。
小学校の読み聞かせがあって
「めぐろのさんま」を読みました。
そのときたまたま
朝、バタバタしていて
朝食を食べるのを忘れてしまって
学校に行って
「お腹空いたなー」
「読み聞かせ終わったらご飯食べようっと」
なーんてことを
心の中で思いながら
「めぐろのさんま」を読み終わった時・・・
子どもたちが一斉に…
「秋刀魚が食べたい!!!!!」
って…爆
え?そこ?
思わず笑いが止まりませんでしたよw
ああ…落語のオチ、よりも
私の
「お腹空いた、サンマ食べたい」
が伝わってしまった…のですかね…爆
例え読み聞かせでも
出来るだけ朝食を抜かずに
体調も感情も整えて
臨まないとな…と
反省しきり、の私でした…。