ばんばんよしこ、です。
個人事業主3年目。
手帳講座や起業女子向けSNS講座などで
たくさんの受講者さんに来ていただいています。
本当にありがとうございます。
そういえば、講座でもあまり話してこなかったのですが、
昨日、SNS講座でお話したので
ブログにも書いておきたいことがあります。
それは
「キャンセルポリシー」
はい。
SNS講座の受講生からも
たまに相談を受けます。
子育て中のママをターゲットにした
商品展開をしている人は、特に
キャンセルポリシーを設定しにくい
キャンセル料金の設定に悩む
キャンセル料金を設定したらお客様が減るのでは
という悩みを抱えているようです。
そもそも日本人は
払って無形のサービスを受けるのに
お金をお支払いすることに抵抗がある人も
いらっしゃるようです。
お金を払う＝物質を受け取る、みたいな
感覚の人が結構いて
ついでに言うと経費が掛かっているという感覚も乏しくて
経費と原価の区別もつかないひともいらっしゃって…
手帳講座も、「何で1000円じゃ開催出来ないの？」
みたいなことを言われたことも
ありましたっけ…(遠い目
ごほごほ…
話を戻しましてｗ
お客さま側の心境とすれば
申し込んでいたのに
参加したいという気持ちはあるのに
参加できなくて
(自分は)サービスを受け取れないのに
何でお金を払わなければならないのか
みたいに思う人が多くて、ですね。
直前キャンセルの方が出ると
たまーに、ですが、
やりとりに工夫を要することがあるのです。
まあ、分かりますよ。
その理由が「子供が熱を出した」というのであれば、なおさら。
ただ、ですね。
気持ちはわかるんですけど
売り手側からすれば
損失、なわけですよ。
これ、時給や月給で雇用されて
仕事をしている人は気が付かないかもしれないのですが
フリーでお仕事をしている場合は
お客様のキャンセル＝売上に直結＝収入の減少
なわけなのです。
まあ、多少のキャンセルや空席を考慮した
価格設定や場所の選定も
もちろんしていますがね。
それを加味したとしても
サービスを提供している側は
お客様の為に時間と場所を用意しているのです。
サービスを開始する前に
既に経費や原価(材料費など)が発生していることも多々あるのです。
そういう意味での
お金の循環とか
売り手側の背景に想いを馳せることが出来ない人は
そもそもお客さんじゃなくてもいいのかもしれない
とさえ、私は思います。
で、実は、ここだけの話…
複数回キャンセルする人は決まってるんです。
キャンセルポリシーの本意は
「複数回キャンセルする人に対する予防線を張る」
ということなのです。
1回はあります。
お子さんの体調不良だったり
ご自身の体調不良だったり
家族の急なご入院や冠婚葬祭
どうしても抜けられない会議が入った
電車の遅延、などなど…
それは仕方ないことですよね。
(個人的には、それであっても
最低限の経費分くらいは
キャンセル料としていただいて
良いと思いますけど)
しかし…
なぜか
それが何度も繰り返される人が一定数いるのです。
子育て講座の主催者を3年ほど担当してから
今、起業して自分で講座を開催していますが
正直なところ
連続でキャンセルする人は決まってました。
無断キャンセルする人も決まってました。
そう、キャンセルポリシーの本当の狙いは
「決まった人」に対して自分を守るため、なのです。
あとは
「キャンセルポリシーを設定していると
それだけビジネスとして真剣に向き合っている、
ちゃんとしているように見える」
のだそうです。
(実際に何度か言われました)
ママ起業って
「ままごと起業」と揶揄する人もいますからね。
ちゃんとビジネスとして扱っているんだというということを
対外的にお知らせするために
キャンセルポリシーの設定を勧めています。
その代わり
売り手側からのキャンセルの場合は
時間を多めにサービスするなどの対応は忘れずに。
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