よく、親子や夫婦などで言い争いになるとき
「さっき言ったでしょ、どうしてやってないの?」
っていうの、ありません?
これって
「言う」=「(相手が)やる」
っていう構造が前提になっているから起きる
壮大な思い込み
だと、私は思っています♪
まあ、世の中、「壮大な思い込み」は掃いて捨てるほど存在していると思うのですが。
(ホント、このブログに「思い込み」ってカテゴリ作って書き連ねたいくらいだよwww)
まあ、それは置いといて(爆)
そうそう。
そんな私も、ちょっと前まではそう思っていました。
だから、自分が言ったことを相手がしてくれなかったときに
「何でやってくれないの?さっき言ったのに」
って何の疑問も持たずに思っていたのです…
なぜ、それが「壮大な思い込み」だと思えるようになったのか。
それは、息子君の存在でした。
うちの息子の大きな特徴は
「言葉の意味を自分で理解しないと動けない」
というのがあることに気付きました💦💦💦
その言葉のもつ意味をきちんと理解できないと、頭の中をスルーして抜けていく(選択理論的に言うと「知識フィルターを通らない状態」です)のですね😅
だから、彼に「聞いてる?」って聞いて、「聞いてるよ」って答えが返ってきても
それは確かに聞こえてはいるんだけど
理解できているとは限らない
ということに、彼が小さかった頃に気付いてあげていませんでした😭
だから、何で「聞こえてる」って言っているのに行動に移せないのか、ホントに分からなくてずいぶん悩みました。
最近、やらかしてくれたことがあって(笑)
うちの息子、来年小学生です。
来年小学生ってことは、おそらくどこの自治体でも「就学前検診」ってのを受けると思います。
内容は、もしかしたら自治体によって違うと思うのですが、うちの自治体は子どもと先生が1:1で受ける「面談」ってのがあります。
他の身体検査が終わって、面談の子ども控えの列に行ったのを確認して、私は父母の控え室に戻って、しばらくして息子は戻ってきたので、てっきり面談を受けたと思っていたら…
数日後に小学校から電話があって「面談をうけていない」と
もう、それこそ、言葉の意味が分かりませんでした(笑)
後で息子に聞いたら
「めんだんって何?意味がわからない!」と…
ああ、「めんだん」が何をするか、意味が分からなくて不安になってバックれちゃったのね(苦笑)
「ああもう、いろいろ分かった。そういう時はね、困ったらママか先生に言ってくれないと、キミが困っているということがわからないとサポートが出来ないから」と言ったら…
「こまるってなに?いみがわからない」
ああ、そうか、そこからか…w
そこで私は初めて理解しました(←遅い?w
「聞いた」→聞こえたということ、理解しているかは別
「分かった」→理解はしたということ、行動に移すかどうかは別
「行動する」→聞いて、理解して初めて起こりうる行為であること
ああ、そうなのね
お母ちゃん、もうちょっと早く分かって工夫できていたら、キミの「意味が分からずフリーズ」を減らせたね…
それからは、息子に
「分からないと思ったら、とにかく周りの大人に言う」
という行動の練習につきあいました…w
私の出来るサポートは
「私の言いたいことを、どうやったら相手の知識や価値観のレベルによって調節して、相手が理解できて話が伝わるようなお手伝いをする」
ということ。
あとは
分からないことや困ったことを臆さず言える関係になること
を心がけました❤️
やはり、関係性はいいに越したことはないですからね(笑)
ホント、どうやったら伝わるんだ?って創意工夫、試行錯誤のオンパレードでしたwww
伝わったことが分かったら、あとは見守るだけです(行動するかどうかを決めるのは相手なので)。
いやー、ホントに。
この件に関しては、息子に教わったという感じです。
この件に気付かせてくれた息子には、本当に感謝してます。。。